見出し画像

熊本市中央区の古い建物巡り

先ずは早川倉庫(TOP写真)からスタート!
こちらは岡崎酒類醸造所として明治10年に建設された木造建築物で、山鹿の履物問屋を経て昭和29年には現在の貸し倉庫業・早川倉庫となりました。
様々な催し事をやられていますので、興味あるイベントがあったら行ってみたい。

画像1

画像2

早川倉庫に隣接する川上酒店さんも素敵!
築100年以上経つ古民家をリノベーションしたお店なんですって。
普段は殆どお酒飲まないけど町歩きしていると気になる酒屋さんが沢山あるので、軽く飲めそうなのを1本くらい買ってもいいかなぁと最近思ったりしてます。

画像3

画像4

そして子供の頃から気になっていた塀・・・吉田松花堂さん。

画像5

画像6

初代・吉田順碩氏は鍋島藩の御典医で、鎖国時代の出島で蘭学を教えていたシーボルト氏に入門。
しかし文政11年9月、シーボルト氏が帰国する際の所持品に国禁の日本地図などが見付かった所謂“シーボルト事件”が発生した為、それを贈った高橋景保氏を始めとする関係者、そして門人だった順碩氏も処罰の対象となり、出島を追われる事となりました。
鍋島藩を辞して熊本に逃れた順碩氏はこの地で蘭法医となり、現在まで製造されている吉田松花堂の看板商品・諸毒消丸も腹痛に効く薬として順碩氏が創成しました。
安政5年にコレラなどの疫病に熊本が見舞われた時には諸毒消丸が効果を発揮した事でその名が広まり、後の日清・日露・太平洋戦争など戦地へ出兵する熊本の人々が買い求めたそう。
明治10年の西南戦争で焼失した後、現存する建物は翌年に再建したものと言われています。
残念ながら内部見学は受け付けてらっしゃらないので外観を眺めるのみですが、昔から気になっていた建物を間近で拝見する事が出来て良かった。

画像7

画像8

町屋をリノベーションしたようなお洒落なお店が建ち並ぶ。
もうランチタイムが終わっている時間なのでどこにも寄れないなぁ~と思いながら撮ってたけど、後日ちゃんと調べたらカフェがあったみたいで・・・と言うか行きたいと思っていたお店でしたよ!
外観をちゃんと覚えていなかったという・・・(笑)

画像9

画像10

画像11

市電沿いの商店なども中々の味わい。

画像12

目的の一つだった建物、大正6年に建築された西村邸。
現在はリノベーションして器季家カフェさんになっており、熊本地震で被災した後は修復工事に3年の歳月をかけて昨年6月に再開されました。

画像13

画像14

西村家は油屋を営んでいた為、両側には重厚な防火壁が聳えています。
熊本市の景観重要建造物に指定されており、店舗の奥には立派なお屋敷も現存しています。

画像15

画像16

ランチタイムは終わっていたので、5色いきなり団子をお持ち帰りしました!
(いきなり団子は帰宅後、自宅で撮影してます)
プレーン・むらさき・さくら・よもぎ・黒糖の5色で、いもあんは冷めても柔らかい舌ざわりで美味でした(*´ω`*)
やっぱりいきなり団子はうまか!!


最後まで読んで頂き、有難うございます。


【撮影機材】
Canon EOS-1V
Canon EF17-40mm F4L USM
Canon EF24-105mm F4L IS USM
Canon EF100mm F2.8 MACRO USM
FUJIFILM SUPERIA PREMIUM 400

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?