画家さんに会ってきました🍀
忘れないうちに書きます!(笑)
そして、ダラダラと長い文章です!
昨日、額縁の工房さんから電話があり、画家さんが来るから遊びに来ないか、と誘われ、いそいそと行ってきました!
画家の仕事を生業にされてる方で、もう、本当に色々と、感じるものがありました。
『本当に絵で生きていきたいと思っている人間と、ただ名刺に〝画家”と書きたいだけの人間は違う』
うーん•••
『命を賭して絵を描くんだ、という画家の絵は、やっぱり何か、訴えるものが違うよ。
そういう画家には、なかなか会えない。』
うーん•••
言葉が出ません。
『もう、本当にお金がなくてね。絵が売れたお金を、全部次の作品に回しちゃうもんだから。絵描きなんてそんなもんだよ。自分の絵を買ってくれるお客さんは、それこそ値段も見ずに(一点160万ほどで売ってる方です)買っちゃうお客さんたちだけど、自分は貧乏だよ、笑』
個展やるたび、NHKで紹介されるような方です•••
『足で営業しまくったよ。それこそ、寝ずに考えた。どうやったら自分の絵を見てもらえるだろうって。どうやって話せば聞く耳を持ってもらえるだろうって。』
そうか•••
『イイ絵のアングル探すのに、歩き回って場所を探してる。知らない人の家の庭から見る景色に惹かれて、ピンポン押して庭に入れてもらったこともある』
もう、何もかも、こだわりとか一言じゃ言えないくらい、絵に対する情熱が違います。
ただただ絵を描きたいから、絵を売っている。
それが心底伝わってきました。
「絵を教えてお金を稼ごうとは思わなかったんですか??」
『一度だけ頼まれて、一年ほど教室を開いたことがあるけど、一年でやめちゃった。人に教えると、自分の絵にさく時間が圧倒的になくなるし、習いに来てる人たちの、お菓子食べながらおしゃべりに夢中なってる姿見てると、これは自分のやることじゃないって思っちゃってね。』
この方が個展を開く時や画集を出す時の、スポンサーの企業名の華やかなこと!(笑)
名だたる企業名が、さも当たり前のように連なってました😳
今日は、額縁の工房さんで、絵にどの額縁が合うかを試行錯誤されてましたが、その一部始終に立ち合えたことが、もう、有り難すぎます!!!✨
『画家なんてね、額縁屋にツケで額縁もらって、数年後にやっとその額縁代を返せる。そんなもんだよ。未だに額縁高いなぁって頭抱えちゃうよ。』
額縁の工房さんと、画家さんのやり取りを見ていると、それぞれにこだわりやプライドがあって、意見がぶつかり合って、あぁでもない、こうでもないと言いながら、1つ1つの絵に額縁をあてがっていました。
『額縁で絵が生きるからね。最後の大仕事。本当は額縁屋に「この絵の額縁は任せた!」って言いたいんだけど、やっぱりオレにも好みがあるからさぁ。』
えぇ、今にもケンカが始まるかとハラハラしましたよ•••(笑)
お互いに遠慮せずに言い合えるパートナーがいる。
少しでもイイものを作ろうととする、同志がいる。
むっっちゃくちゃ羨ましかったです。
情熱のある人のところには、情熱のある人がそばにいるんですね。
なんかもう、感無量です。
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