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iti #6|ライフスタイルを変えるのに必要なのは情報じゃなくて、一歩踏み出すきっかけと仲間の存在。

本日8月1日(土)ニュージーランドライフスタイルブランド「 iti」の新サービスがスタートしました。

【Small is Beautiful -より小さく、よりスローに-】をコンセプトに、ニュージーランドに学ぶ人にも地球にも優しいライフスタイルを届けたいと、帰国後2ヶ月経たないうちに、itiを5月に立ち上げた私たち。

まずはインスタグラムでの情報発信、メディア活動からスタートしたんですが、8月1日からはECブランド、コミュニティという2つの顔が新たに加わりました。


①オンラインショップ


②会員制コミュニティ(オンラインサロン )


会員制コミュニティについては、共同代表のトミマツタクヤが、先週、渾身の記事を書き上げて熱く想いを語っているので、ぜひこちらを読んでください。
1人で始めることや続けることが難しい、「エコやサステイナブルな暮らし」をitiのメンバーと会員のみんなと一緒に実践していくプラットフォーム。毎月テーマに沿って<学び→実践→共有>を続けることで、いつか、ではなく今この瞬間から、日々の暮らしをアップデートしていける場所を育んでいきたいと思っています。


ということで、今日は続編としてオンラインショップの裏側を私が綴ります。

オンラインショップをはじめた本当のわけ。

梅雨明け宣言とともに迎えた8月。

気づけば、ニュージーランドから帰国して丸4ヶ月が経ちました。

今日感じたことは、こんなにも目まぐるしく世の中が変化する中で、今わたしはたくさんの草鞋を毎日履き替えながら、心が喜ぶものだけを選択して生きているなぁということ。

こんな暮らしをしているなんて、1年前の私は想像もしていなかった。
思い返せば、去年の今頃は精神的にも肉体的にもギリギリで。

「頑張らなきゃ生きてる意味がない」「常に走っていないと不安」「忙しいことがいいこと」「必死にやらなきゃ偉大なことは成せない」
そんな思考の根底には実は、できない自分への恐れや不安があって、手を抜かずに必死に努力を積み重ねてきた日々。

「上へ、上へ」「もっともっと」
それが自分をつくってくれたことには間違いない。心にも体にも無理をしたこともあったし、周りにも常に「高い基準」と「ストイックに追い込むこと」を求める人でした。
でも、責任感で動くことでも、命を削って頑張ることとも違う。自分が真に心が満たされるものだけを。ゆとりある気持ちで、未来への軌道を整える時間が必要だ。

「ずっとやりたかったことを、今やろう。」
そう決めて、2020年に入ってすぐに向かったのがニュージーランド。

35歳を目前にこれまでのやり方を捨てて「新しい人生をはじめよう」という気持ちだった。
そしてまさにニュージーランドでの暮らしは、私の価値観とライフスタイルを大きく変えてくれた。

向こうに行って2週間が経った頃、日本にいる同僚とビデオ電話をした時に「顔つきが全然違う!!」と全員が口を揃えて驚いたほど。それくらい私は、自分がその地で身も心も浄化されていくのを感じていた。

ニュージーランドの豊かな自然とスローな暮らし、環境保全に対する先進的な取り組み。たくさんのコトやものに触れながら、地球の未来とカラダのために「なんとなくで選択しない」と決めて、なめらかに日常の当たり前を変えていったことが大きかった。

そして帰国後、自身のInstagramなどでニュージーランドでの暮らしや、現地のエシカルブランド、エコアイテムを紹介しながら感じていたのは、「ニュージーランドって素敵だよ!」って伝えてるだけじゃ意味ないなーというもどかしさ。

暮らしを変えるには、情報だけじゃなくて、きっかけと仲間が必要だ

今すぐ住む場所や環境を大きく変えるのは難しい。でも日本にいながら毎日の暮らしを見直すきっかけが見つかれば。

そう思い立って、帰国から2ヶ月経たないうちにたった18日間で立ち上げたのが、itiです。

そしてインスタグラムを通じての情報発信に加えて、私が心からいいと思ったニュージーランドのローカルブランドをたくさんの人に知ってほしいし、使って欲しい。ニュージーランドを身近に感じられるものを暮らしに取り入れてもらえたら。そう想いから、オンラインショップをスタートしました。


でも届けたいのは、「商品」よりも暮らしを見つめなおす「きっかけ」

itiのオンラインショップでは、ニュージーランド現地で私たちが心からいいと思ったエコ&サステナブルなアイテムやオーガニック食品、iti オリジナルグッズを販売。
毎日の暮らしに「彩」と「豊かさ」をもたらしてくれる、人にも地球にも優しいこだわりの商品を取り扱っています。

例えば、オリジナル商品のiphoneケース。

ニュージーランド写真家のトミマツタクヤが、思いがけず自宅時間が多くなった今、毎日の暮らしの中で「ニュージーランドを身近に感じられる "何か" ができないかな?」と、ふと思ったことからはじまりました。

そしてどうせ作るなら人にも地球にも優しい "コンポスト素材" にこだわった。年々世界規模で増えていく地球環境汚染問題。iti では、ニュージーランドのような「人にも地球にも優しいライフスタイル」をたくさんの人に届けたいという思いから、プラスチックではなく、地球環境に優しい【コンポスト素材】のエコスマホケースを使用。原材料は「小麦」から作られ、使用後は有機性廃棄物として分解され自然に戻ります。印刷には大手ショップでも使用されている高精細プリンター(UVインクジェット印刷)を使用。ニュージーランドの優しい繊細さを美しく表現しています。

例えば、私が絶対最初にインポートしたかったミツロウラップ。

すべて天然素材でできており、繰り返し何度でも使えて、使命を終えた後は自然に還ります。天然の抗菌成分であるミツロウとホホバオイルを使用し、素材の鮮度と美味しさを保ちます。器にかけるラップとしての機能はもちろん、子供に与えるお菓子やサンドイッチを包めます。

ニュージーランドの人気ローカルブランドhoneywrapを日本で初めて直輸入したんだけど、ニュージーランドに住む、3人のお母さんたちによって生まれたこのブランドは、1つ1つ丁寧に手作りされており、カラフルでポップなデザインはニュージーランドのアーティストが手がけています。

ニュージーランドの小さなショップで見かけて、帰国してからもずっと愛用していた私は、「あなたのミツロウラップを日本で取り扱いたい!」とメッセージを送ったら、とっても喜んでくれて。

実際、ニュージーランドの人はのんびりしていてレスが返ってこないブランドも結構あったんだけど、ここだけはいつも優しいメッセージを添えてすぐにメールを返してくれた。

私たちはこんな風に少しでいいから暮らしの中で、人にも地球にも優しくなれる。そんなきっかけを届けたいと思った。

正直なところ、私は売上とか儲ける仕組みづくりを考えるのは非常に苦手だ。

もちろん効率よくとか、仕組み化とか大事なこともわかっているし、新卒から7年間続けた中小企業支援のコンサル会社ではスーパーバイザーとして、とにかく経営者と共に数字をみて、年間計画を立てて、日々の目標を追いかける、ということをやってきた。

だからできないというより、手放したというのが正しい気もする。そして別に好きで得意なことじゃないんだと思う。

今は、とにかくたくさん!とか、できるだけ早く!とかじゃなくて、より小さく、よりスローに、「目が届く範囲で」やっていきたい。一つ一つから温度が失われないように。

だって人生ってそんな忙しないものじゃない。もっと人間的であたたかい世界がいい。

だからその想いをブランドメッセージに込めています。


『iti(イティ)』とは、ニュージーランドの先住民マオリ族の言葉で「小さい」を意味します。
身近な人から幸せにすること。
身近なものから愛することからはじめよう。
それは あなた自身。
それは あなたの暮らし。
そして あなたが生きる「地球」という存在。
私たちはニュージーランドの暮らしに学んだ【Small is Beautiful -より小さく、よりスローに- 】 をコンセプトに掲げ、温度のあるメッセージとアイテムをお届けします。

ライフスタイルを変えるのに必要なのは情報じゃなくて、一歩踏み出すきっかけと仲間の存在。


iOS の画像

心からそう思っています。

私はそれがあったから、何十年も手放せなかったパラダイムをいとも簡単に手放すことができた。

今が一番、自分にも人にも地球にも優しくできる余裕があるし、穏やかに自然体なライフスタイルを過ごしている。

それはきっと「上へ、上へ」「もっともっと」で生き急いで生きていた私には見えなかった景色。

2020.8.1  AKINA ORR

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2つの新サービスはこちらから🌞

①オンラインショップ

地球のためにも必要なものを必要な分だけ作りたいという想いから、「数量限定・予約注文制」で丁寧に皆さんの暮らしにお届けします(予約注文期間:8/1〜8/9)



②会員制コミュニティ(オンラインサロン )

未来や環境のために自分も何かしたいけど、何からはじめたらいいんだろうと感じている人も多い。そんな時に情報交換ができて、一緒に実践する仲間がいたらもっと楽しくできるはず。

iti会員制コミュニティは、会員のみんなと一緒に「人にも地球にも優しい暮らし」を実践していくプラットフォーム。私と、ニュージーランドのことを知り尽くしているトミーが、余すことなく知識や経験、そして日々の暮らしから人生を豊かに生きるティップスをシェアしながら、毎月テーマに沿って<学び→実践→共有>を続けることで、いつか、ではなく今この瞬間から、あなたの暮らしをアップデートしていきます。

もちろんニュージーランドに行ったことがない人も、エコやサステナブルってなに?っていう人も大歓迎。

ぜひ詳細を読んでみてください。都会で忙しく生きる人、ライフスタイルを変えたいと思っている人はきっと何か感じることがあると思います。興味を持った時がはじめる時。一歩踏み出すタイミング。

『会員制コミュニティ』に入会すると、特典として【オンラインショップ商品全製品が割引】でご購入頂けるのでそちらもご活用くださいね🌿

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