見出し画像

Mr.ミンサー!革命の足音を聴く

どうせ食べるなら美味しく食べたい。その思いが引き起こした最大の弊害は、狭いマンションのスペースを新しい調理器具が埋め始めたことです。スペースを一番圧迫しているのは、間違いなく業務用の電動ミートスライサーですが、それに次ぐ鉄の塊が、数日前、我が家に届きました。

はい、ミートミンサーです。

ミンサー5

2度のソーセージ作り(合計5メートル分。意地で完食しましたけど不味かったです)に失敗し、ちょっとゴツゴツした硬い餃子を食べ切り・・・。しかし、噛みきれないスジが残ってしまった麻婆猪豆腐で、いよいよ足元を見つめ直さなければならなくなりました。肉をミンチにする、というのは思っていたほど単純なことではなく、フードプロセッサーで適当に肉を細かくすることと同義でないことがわかりました。やはり、フードプロセッサーを使うと、お肉が一緒に回転してしまって、筋繊維をしっかり断ち切れないだけでなく、肉を捏ね回してしまうわけです。それは粉砕(ミンチ)でなくて攪拌です。ぜんぜん違う作業です。

フードプロセッサーを使って文字通りの「ミンチ」をやる方法ももちろんありますが、それにはまず、投入する肉がスライスされている必要があります。冷凍したスライス肉をダイスに切ってからフードプロセッサーに投入すれば、しっかりしたミンチができるらしいです。もちろん、スーパー買ってきた予めスライスされた肉たまにミンチにする程度なら、それで十分かと思いますが、私はそうではありません。私の肉は、獣から切り出してきた塊の肉です。それを掃除し、形成し、冷凍滅菌し、それを半解凍の状態で業務用スライサーにかけ、そこでやっとスタートラインです。それからスライス肉を再冷凍し、半解凍にしてダイスに切ってフードプロセッサーに・・・。しかも肉の量はグラムではなくキロです。肉をキロ単位でミンチにすると、フードプロセッサーから煙が出たりします(煙が出る直前で、2度ほどショートさせてしまいました・・)こんなこと、しょっちゅうやってられません!しかもこの4日だけで5頭の鹿を解体してるんです。ミンチに手間ひまかけていられません!

長い言い訳になりました。

欲しかったミンサー、ついに手に入れました〜!!!パチパチパチ〜!!

以下、鹿肉のミンチの様子です。

ミンチ1

ミンチ2

それほど力を入れなくてもミンチにできます。フードプロセッサーのようにいちいち肉を掻き出す必要がなく、連続稼働できるので楽です。

ミンチ4

まとめ:まだディアーブリトーでしか試していませんが、食感もよく、硬い部分や塊もなく、パサつきもなく、これはミンチ系料理に革命が起きるんじゃないか?と思わせてくれる出来でした。ソーセージ、ハンバーグ、ミートボール、ミートソース、そして麻婆豆腐を数倍美味しく作れるのではないか。期待が高まってきました。いろいろな料理で試しつつ、随時感想をご報告していきます。美味しいソーセージが作れるようになったら、真空パックしてみんなに配ります!(真空パック機はまだ持ってないけど。笑)

ジビエの手引き *ジビエお料理リスト *ジビエをおいしく食べるコツ

この記事が気に入ったら、サポートをしてみませんか?
気軽にクリエイターの支援と、記事のオススメができます!
6
旅人/作家/害獣解体作業人/木こり 著書:インパラの朝、リオとタケル、N女の研究、ラダックの星、など。訪れた国:約100ヵ国。他に、駆除害獣(鹿&猪)の解体とジビエ肉の配布、また伐採など森の整備をやっています。https://akinakamura.net/