手伝いましょうか?/ニセモノ

なんかバタバタやってるときに「手伝いましょうか?」って聞かれるよね

なんだそれ?手伝うかどうかの選択をオレに委ねるのか?もしオレが大変そうだったら、で、ホントに手伝わなきゃって思うんだったらそこは「手伝いますよ」でしょ。

もし手助けが必要なら即座に「ここんとこをこうしておいてほしい」って言うか、それほどでもなけりゃ「ありがと、まぁ今はいいや」って言うわ。

それってさ、電車で座っててお年寄りが来たときに「席譲りましょうか?」って言ってる感じじゃん。なんなら「席譲って欲しいですか?」みたいなさ。「手伝いしたほうがいいですか?」もそんな感じね。そういうふうに言われて、そりゃ席も欲しいし手伝いも欲しいけど、なんか立場が弱くなるじゃん。いや、立場はどうでもいいんだけどホントはイヤなのかな?とか余計なきを使ってしまうわ。

席譲る気があるんならとにかくまず「あ、どうぞ!」って言えばいいんだよ。手伝いする気があるんなら「あ、手伝いますよ」って言えばいいんだよ。話はそこからだな。

人になんかしてもらったときにさ、「あ、すいません」ってだけ言う人いるじゃん。

例えばオレがなんかの拍子になんかしてあげたときね。そいつは「あぁ!すみません!」とか言われるよね。なんつーか別に謝ってほしいわけじゃないんだよ。もちろん感謝されたいってほどでもないけどね。

でももしオレが親切なことしたらやっぱ「ありがとう」って先に言ってほしいよな。いや、ほんと感謝されたいわけじゃないけど、謝られるよりは少し気分がいいじゃん。

すみませんって言う人はたぶん、本来自分がやるべきことなのを他人がやってくれたってことに対して罪悪感を持つと思うんだよね。まぁ完璧主義的な人がきっとそう。まぁ罪悪感も持てばいいんだけどそういう生き方もつまらない。もちろん1日に何度もありがとうって言うと幸せになるよみたいなクソみたいな戯言を言うつもりはないけどね。魔法のコトバありがとう!みたいなのってスゲーいやだ。なんでもかんでもありがとうっつってたら逆にありがとうの価値が下がるわ。

とは言うものの、やっぱなんかしてもらったら(大した内容ではないにしても)さらっとサンキューとか言っておくのがいいんじゃないでしょうか。