
令和4年6月議会 一般質問通告書
※記事を作っていたのですが、下書きに入ったままでした。過去のふりかえりになりますが、せっかく書いたのでUPします。
質問の通告書がUPされていました。どの議員さんがどんな質問をされる予定なのか、確認することが出来ます。
https://www.city.ukiha.fukuoka.jp/gikai/kiji0036446/3_6446_up_ujstmj5l.pdf
私は大きく分けると4つの質問をさせてもらおうと思っています。通告書の書き方だと堅苦しくて「ん?何のこっちゃら?」という感じなので、かみ砕くと以下のことをば。
1.若者・女性の就職・就業支援について
女性や若者が活躍しやすい環境整備って、労働力が減っていっている日本経済では、実はすごく大切なテーマだと思います。
(1)未入所児のいる母親向けの仕事復帰プログラム&「保育所入所難」について。
結婚やそれに伴う転居、出産などで結婚前のキャリアが分断されてしまう女性って実は大勢いると思うんです。そうした方々が再び「働きたい」「社会に出たい」って思った時、行政としてどのような支援が出来るのでしょうか?そしていざ「働きたい」と思った時ですが、その前に立ちはだかるのが保育所「利用調整」(選考)で、待機になっている方々もいるのが実情です。他の自治体と比較してみると・・・?という質問をする予定です。
(2)農×福×商工の連携に向けて市内各作業所が「可能としている業務内容」の把握について。
農業の方々は「オリジナル商品」「6次産業化」などで売上UPする手だてがあることはご存知です。けれど、作物が最もおいしくなる収穫ピーク時(すなわち農繁期)にそれをするのは実際には不可能です。また、市内には色々な加工業者さんがいます(ケーキにパンに惣菜に・・・)。けれど、小規模な事業者さんが多いので、作業量がこれ以上増えるのは難しいようです。「一次加工をしてもらっているとだいぶ違うから、仕上げられると思うんだけどね・・・」というお声をききます。そこで、その間の繋ぎ手として福祉領域の方々に連携への参加を促すことが出来るのか?できるとしたら、どの作業所さんと商談を進めれば良いのか。「一般流通にのせることのできる商品」にすることで、結果としてフィードバック出来る部分が増えるのではないかと思います。それは「今はまだ社会に出ていない障害をもつお子さんの将来」の道筋作りにもつながるし、保護者の方々の安心にも少しつながると思っています。
(3)無料職業紹介所を経由し、各分野でマッチングが行われているが、マッチング事業実施後の定着率調査や課題抽出の必要性について。
ルリーロ福岡の選手たちのニュースが西日本新聞でも掲載されていますので、市民の皆さんも徐々に認知し始めていると思います。彼らも含め、U-Bicの無料職業紹介所を経由して就職のマッチングが行われています。事業実施後の定着率や課題についてはどのように把握しているのでしょう?また調査等への必要性は認識していますか?これは、人手不足ゆえにお互いの条件認識が不十分なままつながっているケースがあるのではないかしらと言う懸念からの質問です。障害者者支援などの福祉領域などは、特に「特性を理解し、個々へ配慮しながら・・・」という事も必要だと思っています。
2.子育て支援の取り組みについて
子育て支援の対象は、「0歳から18歳まで」だと思っています。子育てに関わる部局での情報の一元化と、保育→学校への情報のスムーズな橋渡しについて、どのようにお考えでしょうか?例えば、保育所の頃は配慮してもらっていた課題が学校では認識されていなかったり、児童生徒個人については課題が見られなかったので複雑な家庭背景が見落とされていたり…というところが心配です。子どもたち1人1人が18歳(成人)になるまで「この町全体で見守りながら育てるのだ」というベースが作れたら・・・と思います。
3.これからの時代を見据えた学校教育・学校運営について
(1)校則や制服の見直しについて「子どもの人権」に対する観点を踏まえ、今後はどのように進めていく予定?
(2)学校で使用する副教材等について、備品化が望ましいと認識しているけれど、どうなのでしょう?
(3)小中学校教職員の働き方改革に伴う部活動支援
体制見直しや業務内容精査について、どうお考えでしょう?
(4)不登校児童生徒のタブレットを活用した学習参加、自治体によっては始めています。うきは市はどうですか?
(5)「うきは市いじめ対策基本方針」において、加害児童に対する対応についての文言がありません。どのようにお考えでしょう?
他の自治体の例を探したら、加害児童生徒へのカウンセリングなどについて言及しているところがありました。もちろん、被害児童へのケアが大事です。一方で加害行為におよんだ子どもの背景(家庭環境など含め)についてはどのようにお考えでしょう?
4.災害多発な中での防災対策について
(1)山間地住民や行政区未加入者がスムーズに避難可能となるような平野部の避難所の設置についてどのようにお考えでしょう?
「同じ行政区の一緒に平地に避難したい。今の避難所はね、大学の先生から避難所にはならない、とにかく安全が確認できるまで平地に逃げなさいと言われたのよ。去年もダムの駐車場に何時間か車で避難してたんだけど、血栓とかの心配もあるでしょう?」とおっしゃった山間地のご高齢女性の声がありました。その声はもっともだと思います。初動の段階から、大きな公的施設(例えばかわせみホール、アリーナなど)を避難所として開設するというお考えはありますか?
(2)ゲストハウス利用者等、新たな形態の観光客の防災対策について、どのようにお考えですか?
これは・・・「観光を担当する部局」と「防災を担当する部局」の連携がどうなっているのかを確認出来たらと思います。今後、インバウンドの方々含め、「ウィズコロナの観光」が再び動き始めると思います。災害多発時代に入っていますから、観光客の方々が罹災された時の対応計画について、具体的に検討する必要性があるのではないかな~と考えています。