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ウェルビーイングとハピネス

最近、ご一緒した友人から、とても楽しかったという表現の中で「Well beingもHappinessも」と書いてくれました。
充足した時間と、ワクワクした時間が同居したようなイメージに捉えたのですが、どうなのでしょうか。
私は、stand.fmで、「Simple happiness」というお題で音声発信していますが、どちらかというとHapinessよりWell beingの方がトレンドのようですね。
Hapinessは高揚感、Well beingは安定した幸せ感、といった感じでしょうか。
stand.fmとリンクしています。
藤崎晶子のシンプルハピネス

ウェルビーイングとは

ウェルビーイングというのは、「身体的、精神的、社会的に、良好な状態になること」を意味する概念だそうです。
持続可能な幸せ、幸せを継続できる「在り方」ということなのですね。
全てがバランスよく満たされ心が安定している状態をイメージするのですがあっていますでしょうか。

幸福を構成する要素として、マーティン・セリグマン博士の、「PERMAの法則」というものがあります。
■Positive Emotion(ポジティブな感情)感謝、愛、喜びなど。。。
■Engagement(エンゲージメント、没頭)我を忘れている状態
■Relationship(ポジティブな人間関係)他者との有意義で肯定的な関係
■Meaning and Purpose(意味や目的)価値ある理念のための行動する
■Achievement(達成)努力と達成感
の5つが要素だそうです。
確かに、どれも大切ですね。

また、「幸福学」を研究されている前野隆司先生によると幸福の4因子は次のとおりです。
■自己実現と成長 夢や目標ややりがい、そのため成長
■つながりと感謝 人を喜ばせること、愛情に満ちた関係、親切な行為など■前向きと楽観 自己肯定感が高く、いつも楽しく笑顔でいられること
■独立とマイペース 他人と比較せずに自分らしくやっていけること

なるほどなるほど。。。
どちらにも共通しているのは、目標をもつことや、ポジティブな感情、そして良好な人間関係ですね。
そして、他人と比べず、自分をしっかり持っていることも大切なことのようです。

ウェルビーイングの実現って。。。

現在は、企業においても、ウェルビーイングへの取り組みが進められているいるようですね。
社員の幸福な充足感が、前向きな仕事への取組みや成果へ繋がるということでしょうか。
会社の環境整備だったり、勤務体系の見直しだったり、取り組みは様々でが、オンラインで自宅での仕事が増える中、自分のウェルビーイングは、自分で管理し、醸成していかないといけないものなのかもしれません。
私もフリーランスで仕事をしているので、自己管理こそウェルビーイングのために必須。
毎日の運動や、日々の食事、オンラインオフラインでの快適なコミュニケーションなど、自然とウェルビーイングを意識しています。

シンプルハピネスってなあに?

私が音声発信で「シンプルハピネス」という言葉をつくったのは、さらに根源的な幸せをイメージしています。
Well beingのWellがなくても、ただbeingだけで完璧だという考えのもとに。
そこにあるだけ、いるだけで誰でも充足しているんだと。
だからWellに向けて活動すれば、どんどんプラスになりとてもよいこと!ですよね。
目標を持つ
夢の実現へ向けて努力する
よい人間関係をつくる
食事、運動、睡眠をしっかり管理
などなど。。。
だけど、「充実しなければ!」「幸せにならなければ!」と躍起になって邁進するのではなく、立ち止まって、澄んだ空気を感じたり、季節の香りを感じたり、子供の笑顔になごんだり、小さな小さな日々の幸せを感じて、自分に染み込ませていく感じ。
そんな「幸せになる」というより「幸せを感じる」感性を大切にしたという考えなのです。
食で言えば、スーパーフードを取り入れるというよりは、素材の成り立ちを想像しながら丁寧に笑顔で料理する感じ。
そう、ふわっと自然に出る笑顔がほしいのです。

イリノイ大学名誉教授のエド・ディーナー博士は、毎日、ささやかな良いことが起こる人は、本当に驚くほど素晴らしいことが一回だけ起こる人よりも幸せである可能性が高いことを証明したそうです。
私も様々な幸福に関する学問を学びながら、自分なりの笑顔の作り方、幸福のありかを発信していけたらいいなと思っています。

ちなみに、私が一番幸福を感じるのは、夜ふかふかのお布団に入り、隣で眠る娘の顔を見るとき、そして大好きな人とお酒を飲んでいるときです♪



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