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アルセーヌ・ルパンと旅するパリ② ルパンを巡るモンマルトルの旅


皆様、こんにちは。

(この記事は2017年2月にアメブロに書いていた記事を加筆・修正したものです。)

今日は、「アルセーヌ・ルパンと旅するパリ」シリーズのモンマルトル編を書きたいと思います。

まず、モンマルトル巡りの最初のスタートは、地下鉄ブランシュ(Blanche)駅を降りたところのブランシュ広場(Place Blanche)。

このブランシュ広場には、あの有名なムーラン・ルージュがあります。

この広場からまっすぐ伸びている長い通りがレピック通り(Rue Lepic)です。

レピック通りには、映画「アメリ」の舞台にもなった「カフェ・ドゥ・ムーラン(Cafe 2 Moulins)」があります。

「カフェ・ドゥ・ムーラン(Cafe 2 Moulins)」の店内はこんな感じです。

店内の奥に「アメリ」のポスターが見えます。

注文したショコラとクレーム・ブリュレ。映画ではアメリがこのクレーム・ブリュレの硬い表面をスプーンで突っついてから食べるのが好きというシーンが出てきます。

また、このレピック通りは、ルパンの「怪奇な家」にも登場します。

この通りは、「アメリ」のカフェもあるし、ルパンファンにとっても
はずせない場所でもあるので、なかなか楽しい通りです。

La rue Lepic fut escaladee. Halte devant la maison d'Arlette. Irruption chez la concierge.
-Arlette Mazolle?
-Mais elle est sortie, monsieur d'Enneris.
レピック通りを登った。アルレットの家の前で停車。
アルレット・マゾールは?
彼女は出かけました、デンヌリさん。

                       偕成社「怪奇な家」より

この通りをひたすら上ると、絵描きさんがたくさんいることで有名なテルトル広場に出ます。この広場を突き抜けると、あのサクレ・クール寺院が現れます。

このモンマルトルの丘からパリを眺めるのもまた格別。
帰りはこのモンマルトルの丘を下って、ブランシュ広場まで戻りましょう。
「怪奇な家」で、ルパン、ベシュ刑事、バン・フーベンの3人もモンマルトルの丘を下っています。

Ils descendirent a pied des hauteurs de Montmartre vers la place de l'Opera.
3人は歩いてモンマルトルの丘を下り、オペラ広場の方へ向かった。

                      偕成社「怪奇な家」より

ブランシュ広場まで戻ったら、クリシー広場の方へ向かって歩いて行くのですが、この続きは次回の記事で・・・。





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