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プロダクトを作るときに忘れてはいけないこと(大先輩からの学び編)

はじめまして!受験コーチングサービス「スタディチェーン」を運営しております竹本です!今回は、プロダクトをつくっていくにあたって、大先輩のnoteやブログから学びの深かったものを主に引用を通してまとめていきたいと思います。実際にいざPMとしてプロダクトを作成した時の経験からつまずいたPOINTや困難だった点も書いているので、是非参考にしてみてください!(※ほぼ全てPMとしての視点のみで書いております。)

まず顧客は機能ではなく体験を買いに来ている

まず第一前提として、顧客はいくらPMやエンジニアが頑張ってアプリを作ろうが、ビジネスサイド側の人間が最高のサービスだと思っていても、顧客のペインを解決できないものであれば、商売として売れることはまずありません。

※個人的に商売は、社会に役立つ価値(社会価値)を現金換算することだと思っています。

そのために、例えば、「実際に○○にかかっていた時間をこのプロダクトにより半分以下に短縮することができます。」というプロダクトがあれば、実際に時間の短縮ができなければ、そのプロダクトには価値はありません。

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というわけで今回は、どうすればリーンな開発で顧客に機能ではなく、体験を届けられるのかについてまとめていきます!

リーンな開発をする上で大切なこと

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手段ではなく目的を達成するための課題発見から

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『10個の簡単な問題を解く』のではなく、『すごく難しいけれど、解いたら大きな意味のある1個の問題を解く』

正しく問題を定義して、チームのみんなが「それを解くことが素晴らしいことだ」と信じられる状態さえ作れれば、良いスパイラルが回っていく。

スマートニュースのPMをされていた前田 俊太郎さんの記事からの引用となります。

「こういうものが作ってあるんじゃないか」「こういうサービスが流行ってるんじゃないか」という感じで仮説を立てて、実際に3ヶ月後の状態を見てみる。そうすると実際にそうであることもあるし、そうではないこともある。
この仮説検証は、10分でできる。そしてこれを繰り返すことで、感覚的には自分でリリースするよりも試行回数を10倍、20倍にできる。
成功するかわからない大きな変更というのは、上手くいくときはすごく上手くいくし、失敗したらすごく失敗する。みんな基本的には失敗を恐れるので、そういったものを避けがちなんですね。

何かを伝える際には必ず「Why / How / What」の順番でコミュニケーションする。

(付録)上記の課題の見つけ方の他にも有安さんの考えとしては以下のものがあります。

 「誰も欲しがらないものを作っていないか?」「市場があまりにもニッチ過ぎないか?」「それインスタ(or Google or カカクコム)でいいよね?」といった感じで、そのプロダクトをユーザーが必要とする必然性、接触メディアは何か、というところは、よくディスカッションします。
 
 しかしながら、相手の事業やプロダクト愛が強いと、一生懸命説明しても全く話が噛み合わない事が多く、大体の場合通じません。
 個人的に市場選択で一番いいと思うのは、困っている人が多くて、エレガントな解決法があり、かつその事実にまだ誰も気づいていない、みたいな市場です。
 国内市場だけだと、日本は人口がこれから猛烈な勢いで減っていくので、消去法的ですが、例えばニュースで見かけるような、年金が構造的に破綻していて将来に対して不安を抱える人が増えているとか、明らかな社会の大きな負は、それ自体がIssueで、確実に困る人が大勢いて、その問題をどう解決していくか、どう助けていくか、というようなミッションが明確な事業が、個人的には好きです。
 社会の大きな問題を、事業で解決するというチャレンジにワクワクします。

どれだけユーザーファーストであり続けられるかは「既存のサービスより10倍効率よく解決できるのか」という点においてもかなり考える価値があると考えています。この時点から開発コンセプトなども考えていくことでこの後のプロダクトの開発プロセス、リリース後のインパクトが大きく変わってきます。

「解くべきイシューは何か」「発明すべきは何か?」 といった問に自分なりの答えをみつけることが「初期の仕事のすべて」


この問いに対して「人の課題を実際に解けるまでプロトタイプを創り続ける」ことと「実験を繰り返すこと」 が結果へと最短で合格するためのプロセスであると思います。

「タベリーが提供したかった体験に対して、初期リリースでは断念したもの」「プロダクトの数字が指し示す改善点」 の2つのリストを加え、「いまリソースを割くべきは何か」について意思決定することが大きな仕事となる。

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課題が見つかった後には全体を踏まえてのソリューションの言語化

以下のUXに必要な要素をしっかりと踏まえた上で施策を練っていく必要があります。ただこの時点では実験思考を大切にどんどん建物の外に出て、プロトタイプ作成をもとにユーザーの意見を手に入れていくことが何よりも大切です。

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「ユーザーから愛されるための鍵はなにかという暗黙知に最速で達することでしかProduct Market Fit(PMF)はなし得ない。」

以下はタペリーを開発する際に重要視していたことや重要だったことのまとめとなります。

・「解くべきイシューは何か」
・「発明すべきは何か?」 といった問に自分なりの答えをみつけること
・「人の課題を実際に解けるまでプロトタイプを創り続ける」ことと
・「実験を繰り返すこと」
・「習慣化」に必要な要素を明確にする。
・サービス構想時に描いた体験との差分を埋めたいという「意志の慣性」を排除する。
・タスク過多=優先順位を付けれていない

ちなみにどんなフェーズにおいても以下のリーンな開発はわすれないようにすることが大切です。

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プロダクトをつくっていく上でのマインドセット、仕事の進め方について

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UXについて100点の基準をチームにつくっておくこと

・UXの磨き込み = バケツの穴を塞ぐ
・UXの伸長 = バケツを大きくする

個人間で品質の100点の基準は異なります。その人から100点だったとしても、自分からしたら80点だと思うことがあった場合に、妥協してリリースするのではなく、しっかりとなぜ80点なのかを言語化して伝えて、100点の基準をチーム内で合わせておくことが大事です。

スティーブ・ジョブズの有名な名言とされている言葉があります。

最も重要な決定とは、何をするかではなく、何をしないかを決めることだ

「資料を作って共有すれば伝わる」というのは幻想

たとえば、チームの朝礼で共有した資料の内容を5分くらいで説明したり。Slackでメンバーに依頼を投げるだけじゃなくて、直接声を掛けて状況を聞きにいってみたり。コミュニケーションはしすぎるくらいでちょうど良い。要するに、「楽をしない」ことですね。

社内で大切にする言葉として「Get Out of the Building」という言葉があって、一人で考えていても答えは出ない、課題や仮説をユーザーにぶつけにいこうという意味が込められています。ひとりよがりでPMがストーリーを考えると必ず失敗する。ストーリーは逐一資料化。月イチでプレゼンする。

チームが何を目指すかを明確にし言語化しておく

PdMはチーム内の指針です。プロダクトがどのような方向性を向いているのかを常に示し続けていく必要があります。それはなぜかというと、チームが自走できている状態とは、各々が目指す方向の認識が揃っていないと難しいと思っているからです。
 方法はそれ一つだけではなくて、階層構造を作り、指示をそれに沿ってとしていく部隊のようにチームを指揮してプロダクト開発を行う方法もあります。
 しかしながら、変化の激しい世の中において、一人の指導者を起点として指示を落としていくスタイルには限界があると考えています。
そこで、一人一人が適切に権限移譲された中で意思決定して自立して動いていくことの必要性が高まってきて、その判断基準として、僕らはなにを目指すべきかを持っていることが必要だと考えています。

視座を高く

「視座」の僕の解釈ですが、プロダクト、組織、社会をより俯瞰してみて、それらをシステムとして捉えることだと思っています。自分個人、職務領域のチーム、部署全体、関係部署、会社全体と見る視点を上げていくことで、どこがどのような関係性を持っているかを俯瞰して見ることができます。

自分の思考範囲を超えろ

視座が低いというのは、自分の枠組み内でしか思考ができていないので、その中での解決策しか思いつきようがありません。視点をあげて、自分の部署以外を巻き込んで解決することはできないか、はたまたどこかの会社と協力して解決する方法はなにかを考えると思っても見なかった解決策が思い浮かぶかも知れません。


逆算思考~トップダウンで考える癖~

また、大きなジャンプを生むために、目標は逆算で設定しています。

逆算して考えるということは、1年後自分のプロダクトがどのような状態になっていないといけないというところから、半年後にはここ、来月にはここというように、目標から逆算していって考えることです。

ここではしっかりとチームのメンバーと言語化or可視化できるまでしっかりとイメージをすり合わせておく必要があります。そうすることでその後も軌道に乗りながら、リーンな開発を行うことができるようになります。

 そうすると、そもそも今の戦い方では到底目標が達成できないということがわかるかも知れません。その場合、ぶっ飛んだような施策を考えないといけないわけですが、それが実は最善の解決策になるかも知れなかったりします。

「1年後にユーザーあたり収益を3倍にする」といった厳しい目標を立てて、そこから逆算して考えるということを日々行う。これは、非常に重要な状況設定だと思います。

また、リスクを取ることも大事ですね。人間ってリスクを取れない生き物で、確度が高くて小さく成功するものを選びがちです。

PMのあるべき姿~仕事内容について~

不確実性の高い暗闇のなかで、先頭を切って前に進み、周りの人間を巻き込んでいく。それがPdMの仕事であると思います。決まった事実やデータが存在する過去に比べて、未来への見通しはメンバーごとに意見も違います。そのような状況でも、意思を統一し、物事を前に進めることができる人こそが、優秀なPdMであると思います。

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エンジニアやデザイナーといった、ユーザーとプロダクトの両方の理解力が高いメンバーの方が適切な意思決定をくだせるようにする必要があります。だからこそ、これからのPdMは「虫の目」の目線だけではいけないという危機感を持っています。

たとえ経営層と意見が対立することになっても、折れずに事業やユーザーに向き合えるか。それがPdMのミッションだと思います。

プロダクトマネージャーとは、プロダクトの成功に責任を持ち、なんでもやる役職だということ

基本的には、以下の4つに集約されます。

①形から入る
②整理する
③優先度を決める
④実行する

そしてマインドセットは以下の5つになります。

4.1 執着し、諦めない
4.2 自分の枠組みだけで考えない
4.3 逆算思考
4.4 解決すべき課題設定で全てが決まる
4.5 難しい課題にフォーカスする

PMとして、一つの領域を極めようとするのは大変ですが、2〜3つの分野で10人に1人の能力を持つだけで、極めて希少性の高い人材になれる。そう考えれば、人生はもっと楽になる。

UX改善の施策アイデアが無限に出てくるチームをつくる方法

チーム全体が日常的に良いサービスを使いまくって、参考になる箇所をストックしていくようにする

アイデアを無限に出していくためには、継続的にチームのメンバーがそれらのサービスを触り、参考になる点をシェアしたりストックしていくようにしたい。

そのためにオススメなのは、週に1回、チームでその週に触ったイケてるサービスと、それのどこかイケてるかをシェアし合う会
従来の「属人的なノウハウによる差別化」から、「良質なデータをいかに意味のある形で最適化し、活用することができるか」がデジタルマーケティングの勝負を決める時代が来る。

今後のデジタルマーケティングにおいて必要とされるスキルは、大きく3つ。
 具体的には、「事業成長に直結するビジネスドライバーの設計能力」「そのドライバーを伸ばすために必要なデータの見極め・成形能力」「お客様の潜在ニーズを捉え、クリエイティブに落とし込む能力」

参考文献

タベリーのカスタマーファネルと向き合う

捨てる勇気を持て


「解決できないジレンマはない」妥協の産物を回避する意思決定術|LINE 二木洋平



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