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9月がはじまった夜のつぶやき

締切に追われる8月が終わった。徹夜明けなのに、さっき寝かしつけでうっかり寝落ちしてしまったせいかまだ眠たくなくて困ったなあと思いながらこれを書いている。秋の気配がする夜風が嬉しくて、窓をあけて。(エアコンをつけないなんてひさしぶり)

夏休みの宿題を最終日にやるタイプだった私は、相変わらずぎりぎりで火事場の馬鹿力をみせて(どうでもいいが、バカ力と書くと読めない)なんとか3/4のノルマ分は達成できたので、よしとする。前々日はこんなのもう1本も無理だと絶望していて「才能がない」「お役に立てずごめん」と半ば逆ギレをしたりして、なんでこんなことを云々と言い訳を沢山口の中に溜め込んでいたが、昨晩一個目を24時頃えいやっと書ききってしまうと楽しくなってきて、2個目はこだわって明け方4時に仕上がり、3個目はギリギリまで、むすめにいないないばあを見てもらいながらなんとかかたちにしたりした。

そんなこんなで、きのうは久方ぶりに徹夜をした。
思い返せば前に徹夜したのは、結婚式前夜だった気がする。それくらい、最近は何かをするために自分の意思で徹夜することは、なかったんだなあなんてしみじみ。娘のことを考えずに自分の作業に没頭できる8時間あまりが、あまりに貴重で、変なアドレナリンさえ出て、明け方5時あたりまでわりと冴え冴えしていて不思議だった。珈琲を1日2杯まで、夕方以降は飲まない、と、しているせいもあるのだろうか。ひさしぶりの夜の珈琲は、なんだかとても美味しかった。

お疲れ様ケーキ買おうかなあと思ったけれど、なんだか予感がしてハーゲンダッツにしたら、夜、ケーキを買って帰ってきてくれた。考えることは一緒だねぇなんて嬉しい気持ちになる。まったく、夫婦だなあ、わたしたち。

ハッピーアイスクリームな出来事って嬉しい。

マックとケーキと
録画しておいた半沢直樹で打ち上げ。

そうして9月がやってきた。
さて、自分自身で書きたいとはじめたもの(のまったく絶望的に進んでいないもの)をおもいっきり後手にまわしてやっていたので、そっちと、この勢いで、向き合いたい。でなければ受講費をドブに捨てたようなものである。

なんとなくこの期間に「夜の時間」に作業をするスイッチの仕方をすこし掴めたようにおもうので、9月こそは、と夜風に誓う。なにより、自分で書いてみたくなった。自分でものがたりを紡げたら、楽しいのに、と。


自分のために徹夜する日が、月に1回はあってもいいな。
だって夜はやっぱり圧倒的に自由だし、夜のにおいと混ざりあったぐちゃぐちゃの「わたし」が私は好きで、なんだかひさしぶりに会えて嬉しかった。

次の日を考えずに(もちろん翌日しんどいが)
駆け抜ける夜があってもいい。たまには。


徹夜していて夜中に目覚めても両親がいないことに憤慨した娘は、昨晩は3回くらい夜泣きしていて、明け方6時、ちょっと仮眠をとろうと隣にもぐりこんだら5分おきに泣いてくっついてきて、なんだか、さみしい思いをさせてしまったなあと心がきゅうとなった。赤ちゃんとやらは、よくわかってらっしゃる。

さて、そろそろ、ねれるかなあ。
みなさんおやすみなさい。

#日記 #つぶやき


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