見出し画像

お昼のおけいこ

今日は11時よりおけいこ。

間に合うかしらん、と思ってたけど間に合って一安心w


内容としては、いつも言ってる
「理屈」
というものが実際は何を指しているかを、真面目に話してみた。


なので、運動量としてはそれなりかな…

ガッツリ動くのはまた今度、やな。



具体的に説明したのは、

安定の中の不安定…いきなり矛盾なんだけどw
こうとしか言えんのよ。

下から積み上げた積み木みたいなものが人体だとして。
動かす時は、崩れんようにゆっくり動かす?

それでもいいけど、相手も積極的に突き崩してくるで。
守りながら狙い通り動くかね?

そんな難しいことやるよりも、崩れそうな所に芯棒入れて補強して、早く動かしても壊れんようにしたほうが手っ取り早い。


そして崩れそうな所というのが、上の方にあって人体でも重い箇所の頭と腰。
肘や肩、膝は力んだり意識してなくて、緩んでたり動かないようになってたり。

そういう所に上から下まで一本の棒を入れて、それを倒すように意識してみると動きやすくなるんじゃないかな。


足は二本あるから、立つ時はどちらでも支えてて…
動く方向へ、支えを抜いてやるだけよね。

あとは倒れないように支えてやれば、どんどん足が出てくでしょ?



一番時間かけたのはこれかな。

そして、コンビネーションをどう繋げばいいか判らない、という質問だったか。

材料が無ければできんよね。
私の場合は空手の型から持ってきてる。

動きをバラバラにしてみたり、一連の動きとしてみたり。
やってみて使えれば成功よね。

そうすると、ボクシングとか西洋の動きとは説明される「理屈」が違ってるよね?という疑問が。

軸を作って体を旋回させることで連続した攻撃を、点へ集めるのが西洋の理屈としたら、
体を伸ばした所からひっこめないで体を割り込ませて空間を奪っていき、前へ前へと攻撃してくのが今試してるものだと思う。

結局やる事は変わらんのだろうけどね。


こうしてると、「攻撃を引く」動作、というのは変わってくるのよね。

次のための準備として引くのか、
体の動きを理解するための練習なのか。

それだけでもないけど、もっと早く動くための動作ってのに考えはいくと思うんだけどね。



前蹴り…上段への蹴り方もやってみた。

運動強度が高めだけど、やってもらった…説明ばかりではつまらんだろうしね。
明日に残らない程度に…

ミットで「受けてもらう」なら、どんなのでもしっかり当たる感覚は得られるのよ。
ちゃんとミットで迎えに行ってるし、しっかり当たるように角度調整して、極めなくても当たった感覚得られるようにしてる。

でも今回は、壁みたいに垂直のものに効かせるように蹴ってもらう。
これは、人の立ってる状態を模してるんだね。
この状態のを蹴って突き崩せないと、蹴りは滑るだけで痛くないという事になる。


いつも言ってるように、地面から当たる点まで一直線に爪先を持ってく事。
そのためには、お尻やモモ裏の筋肉を使って骨盤の向きを整え、膝をしっかり上げること。
あとは膝のスナップを上手く使えば伸びる蹴りになる。

今までも前蹴りが頼りにできんかった理由やで?

これを理解するために、高い所を蹴る練習もするんやね。
使えるに越した事は無いけど、使えんでも問題無いのが高い蹴りだしね。
それより逃げたり動いたりした方が役に立つし、足は。


そんなこんなで簡単だけどあっという間に時間は過ぎた。

また来週、お盆だけど開催するので、興味ある方はメディアコスモスまでどうぞ…