アナタの会社の商品は無料なんですか？という話

知り合いの個人、時には取引の無い初見の企業担当者からパソコンの設定やネットワークの障害調査などをタダでやってくれないかと言われることがある。

電話がかかってきて「これこれこういう問題あるんだけど一度見にきて欲しい、お金かかりますか？」という感じの相談です。

電話で内容をヒアリングし、これをやってみてはどうですか？あれを確認してみてくださいというアドバイスはします。
ですが、わざわざ時間を取り交通費をかけ現地に行くとなると話は全く別。

よっぽど仲の良い個人的な友達や、もともと近々に訪問予定だった会社さんならついでに見ることもありますが、私は基本的に無料というのはありえない事だと思ってます。

ちょっと見るだけでしょ？パソコンの設定とかちょちょっとやればすぐ終わるでしょ？
的な感じで軽く頼んでくる気持ちはわかる。

しかしその設定や障害調査などの技術や専門知識は私（と会社）にとって商品そのものです。

実物の商品と違い目に見えないものですが【技術】【専門知識】【ノウハウ】自体がれっきとした商品なのだ。

こういうパターンの相談は私が
「料金かかります」
と伝えると、
「じゃあいいです」
となることが多い。

その度に「アナタは会社の商品を軽々しく無料で配るんですか？」と言いたくなります。
もちろん言いませんがw

例えるならコンビニに陳列されているジュースやお弁当と同じ。
このジュースは無料ですか？
このお弁当はタダですか？
そう言ってるのと同じです。

お金が発生する、つまりきちんとした依頼を受ける事でこちらも責任を持って仕事をする。

仕事の料金はサービスの対価。
きちんとした料金をお支払いしてもらえるのであれば、その料金以上の仕事をしようと思う。

なぜタダで人を動かし技術というサービスを提供してくれると思うのか、甚だ疑問になります。