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<気になるニュース> イグノーベル賞 賞金ゼロ円でもやってみる?

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<今日の気になるNEWSはコレ!>

「股のぞき効果」研究 日本人2人にイグ・ノーベル賞

<どんな内容?>

世の中を笑わせ、考えさせた研究や業績に贈られる今年のイグ・ノーベル賞(知覚賞)に日本人が選ばれたというニュース。

受賞したのは、東山篤規(あつき)・立命館大教授(65)と足立浩平・大阪大教授(57)の二人。

股のぞきをして景色を見ると、天地が逆さまになり、直立した姿勢で見た時より平らで奥行きが少なくなることを取り上げた。

イグノーベル賞は人を笑わせ、考えさせてくれる研究に贈られるノーベル賞のパロディー版。

受賞者には賞金として10兆ドルが贈られるが、ジンバブエ・ドルの紙幣で、現在は通貨としての価値はないという。

<ニュースを読んだ感想>

もし受賞しても価値のないものしかもらえないと知っていたら、このイベントに参加するだろうか?

ほとんどの人は「ノー」と答えるに違いない。

ところが、イグノーベル賞においてはこの常識は通用しない。毎年世界中から多くの研究者たちが参加し、自分の研究結果を発表しようと集まってくる。

「面白いから」とか「笑いが好きだから」とかいう理由ではない。

彼らは純粋に疑問に思ったことを解き明かしたいという「好奇心」から自らの研究に取り組んでいる。


研究には大きくわけて利益になるものとそうでないものがある。

たいていの研究者は自分の生活や名誉のために前者を選択するだろう。

後者は社会にとっては何の価値のないものである。

しかし、利益の出ない研究が意味がないものであるかというと、決してそうではない。

それを解き明かすことで、多くの人に感動や笑いをもたらすものもある。

イグノーベル賞とはそうした一見無意味な研究でも多くの人たちの人生に価値を与えるものを表彰する役割を担っているのではないだろうか?

合理的な考えだけがもてはやされている昨今、純粋な好奇心に根ざした取り組みこそが必要であるように感じた。

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<参考サイト>

朝日新聞デジタル

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