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低血糖の検査でサイダーを一気飲みした。

私は今日、人生初のブドウ糖負荷試験を受けました。
というわけで、

・検査内容
・料金
・きつかったこと
・意外ときつくなかったこと
・検査を受ける際の注意点

をまとめてみました。


ブドウ糖負荷試験とは

ブドウ糖負荷試験とは、正式名称<経口ブドウ糖負荷試験>といいます。
簡単に言うと、糖尿病の疑いがあるか調べるための検査です。

内容としては、絶食の状態で激甘のサイダー水を飲んで、
一定時間ごとに採血をし、計2時間位で終了するものです。

普段から低血糖を恐れている身としては、
絶食状態で激甘サイダー水なんで恐怖でしかありません(震)

しかも私は、毎回の健康診断の採血で視界が真っ暗になり、
車椅子に乗りながら健康診断をまわったこともあるほど、
採血恐怖症です。

なので、4回もの採血だなんて想像するだけで腕が痛かったです。


なぜ受けようと思ったか

そんな恐怖の検査を受けてみようと思ったのは、
もともと20代の頃から低血糖っぽい感じがあったからです。

たとえば、空腹状態でご飯を食べると
意識を失ったように眠ってしまったり、
16時頃に空腹状態とともに手の震えや冷や汗が出たりすることが
ありました。

このような検査があることは当時から知っていたものの、
会社に毎日行っている中でわざわざ検査に行くのは
面倒だなと感じており受けませんでした。

今回、休職をしている中で、時間が自由に使える今のタイミングで
受けてみようと思い立ちました。

また、現在服用している薬の副作用の一つとして低血糖があり、
私としてもこの薬の副作用なのか、
自分の原因なのかを切り分けたいと
思ったこともきっかけとなりました。

ポイント

私の場合は、ブドウ糖負荷試験希望の初診を受けてから
1週間後に検査の予約をすることができました。
検査結果は、検査を受けてから約1週間後にわかるそうです。
ブドウ糖負荷試験を受けたい!と思ってからトータルで約2週間
結果がわかります。



筆者はどんな人?

そもそも、低血糖とは?

低血糖とは、糖尿病を薬で治療されている方にみられる緊急の状態を指すそうです。
緊急の状態とは、意識障害や昏睡状態を示すそうです。
低血糖状態になると大変なので、飴を持ち歩いている方もいらっしゃいますよね。

一方で私は、意識消失や昏睡状態になったことはありません。
そして糖尿病と診断されたこともありません。
特別太っている体型というわけでもありません。

ただ、冷や汗や手の震えなど、
低血糖予備軍のような症状があるので、
個人的に血糖値のコントロールには気を遣っています。

例えば糖質を摂るときは、一緒にタンパク質や食物繊維をとるなどをしています。
(食べ物でとれないときは、飲み物にデキストリンをいれて摂取します。
 そのため常にデキストリンを持ち歩いてます。)



筆者が困っていること

具体的にどんなことに困っているかというと、以下のことが挙げられます。

  • とにかく空腹感が怖いのでバッグには甘いものを忍ばせている
    (低血糖っぽい空腹感は普通のお腹すいた〜という感じとは違って、
     焦燥感に駆られるというか、手が震えて汗をかいてなんかやばい!!
     という感じになります)

  • 満腹後の眠気やだるさが怖いので一気食いができない
    (かなり空腹の時に一気に食べると、その後意識を失ったように寝てしま
     うことがあります)
    →つまりランチのような定食を食べれないので、ちまちまと食べてしまいます。なので仕事もデスクワークや在宅ワークじゃないと嫌なんです。

  • ちまちま食べるのに最適な、お菓子をよく食べてしまうので、悪循環
    (一本満足やカロリーメイトなど)

  • 怖くて糖分が高そうなパンやご飯物単品を食べることができない

  • 一種の拒食症みたいになってしまう
    (体型は普通ですが気にしてしまいます。。)

  • 食事が楽しめない(これは血糖値あがりそう→やめようとなる)

血糖値が下がって空腹感、冷や汗、だるさに襲われるのが嫌いで、
空腹にならないように、かつ、カロリーを摂りすぎないように
お菓子で小腹を満たし続けているような生活をずっと続けています。



ブドウ糖負荷試験でどんな検査をしたか?

時系列に並べると、こんな感じです。

ちなみに料金は3,670円でした。

  1. 前日22時以降絶食(お茶もダメ、水だけ)

  2. 朝イチ採血(1回目)

  3. 激甘ちょいでかサイダー水を飲む(ブドウ糖75グラム)

  4. 30分休憩

  5. 採血(2回目)

  6. 30分休憩

  7. 採血(3回目)

  8. 1時間休憩

  9. 採血(4回目)

注意点
休憩時間は、基本座っているだけしか許されません。
横になることも眠ることも許されません。
水も口を潤す程度しか飲んではいけません。

最初はけっこうつらい〜って思いましたが、
スマホの力で乗り切れました!



きつかったこと・きつくなかったこと

経験してみてきつかったことはこちらです。

きつかったランキング第1位
1回目の採血からの激甘サイダー全部飲み

1回目→4回目になるにつれて、採血の時間が短くなります。
なので、1回目は2〜3分くらい採血をします。

採血ではベッドに寝かせてもらったのですが、
看護師さんの素晴らしい腕のおかげで、
体感ちょいチクッとくらいで済みました。

それから激甘ぬるいデカいサイダーを飲みます。
サイズはだいたいオロナミンCの3〜4倍のデカさくらい。
透明の瓶に入っていて、医薬品名っぽい名前のラベルが貼ってあります。

なんでサイダーなんだろうと考えたときに
確かにこの甘さの水を飲むのはバリウム並みに辛いかもしれないです。

看護師さんが目の前でシュポッと蓋を開けてくれます。
それを自分で紙コップに注いで飲むのですが、
「味はけっこうおいしいですよ」
と聞いていた通り、三ツ矢サイダーを甘くしてぬるくした感じ。

1人でデカくてぬるいサイダーを朝イチで飲むのはやっぱりきつかったです。
飲んだ後は胃がずしっと重くなり、気持ち悪くなりました。

せめて冷たかったら・・・
と思いましたが、3分割くらいにして飲み干しました!

筆者は普段から炭酸を飲まないので、
炭酸好きな方は美味しく飲めるかもしれません。
きつかったランキング第2位
検査後のだるさ


検査中は、ゆったりとした病院内で動画を見て過ごしていたので、
だるさを紛らわすことができたのですが、
家に帰ってからもしばらくだるさが抜けなかったです。

家に帰ったらすぐに甘いサイダーを歯磨きでかき消したいと思いつつ、
コンビニでご褒美のスイーツを買って帰りました。

しかし、サイダーの満腹感で食べることはできず、
結局家にあった歌舞伎揚を食べました。(笑)
きつかったランキング第3位
シンプルに朝早く起きること

11時頃から発熱外来が始まるそうで、
私は朝イチに来て11時までには病院を出なければなりませんでした。

そのため朝9時から検査が始まります。
普段9時間〜11時間寝てしまう私にとっては起きれるか、
起きれたとしても体がだるくならないかが心配でした。

なので前日から22時に寝る想定で動きました。
しかし、22時に寝ることはできず、寝たのは0時でした。
朝もけっこうだるくて、準備するのが大変でした。。
意外ときつくなかったランキング1位
水も飲まずに椅子に座って計2時間待つ。

パソコンとWi-Fiがないと死んでしまう私ですが、
休憩時間はもちろん病院内で過ごすため、
スマホとiPadしか手元にありませんでした。

しかし、定期的にくる採血の間の休み時間は、
意外とほっとした気分で楽しむことができ、あっという間でした。

さすがに1時間の休憩のときは、
看護師さんが「近所なら一時帰宅してもいいですよ」と
言ってくれたのですが、
少しだるくてぼーっとしていたので、
家に帰るまでの道のりが面倒だと思い、病院内で過ごしました。

病院内にテレビもありましたが、
私はひたすら無心でTikTokを見ながらYoutubeを聴き、
たまにiPadで本を読んでいました。(笑)

結果として合計2時間の休憩は、あっという間に溶けてしまいました。
TikTokとYoutubeってすげえや。
意外ときつくなかったランキング2位
採血

これは看護師さんさまさまです。
看護師さんが1名が担当としてついてくださって、
毎回採血が同じ方だったので安心できました。

採血のときにバンドで腕を縛られる時から、
力が抜けていき手をグーするのにも力が入らない私ですが、
針が入ってくる瞬間もそんなに痛くなかったです。

採血中は「深呼吸してください」と言われて、
特に「吐く方を意識してください。吸いすぎると過呼吸になりますよ」
というアドバイスがとても参考になりました!

おかげさまで吐き気もめまいも催すこともなく、
採血を4回も終えることができました。
意外ときつくなかったランキング3位
前日の絶食

検査も前日21時以降は食べ物はもちろん、
お茶もジュースもだめ、ということだったのですが、
低血糖が怖くてちょこちょこ食いをする私は
「夜に空腹になったらどうしよう!」
という不安があったので、
普段は19時〜20時にとる夕食を、21時ぎりぎりにとりました。

そのことで、夜中はもちろん、朝イチの空腹感にも襲われず、
すんなり絶食をすることができました。


失敗したこと

ロングスリーパーの私は、寝起きが悪すぎるので、
いかに朝8時頃にすっきり起きれるかが勝負でした。

しかし、今日は朝スッキリ起きることはできませんでした。

その原因としては前日22時まで仕事をしていたからだと思います。
いつもは仕事→お風呂→寝るだったので、
仕事→寝るができなかったのです。

22時まで仕事を入れなければよかったと後悔しました。



うれしかったこと

うれしかったことはやはり、看護師さんの対応です。

採血中も声がけしてくれたり、
ベッドから起き上がるときに背中を支えてくれたり、
「急に歩き出しちゃダメですよ!」と気遣ってくれたり、
心遣いが嬉しかったです。

しかも、4回目の採血の前に、発熱外来が始まったときには、
接触を避けるためにわざわざレントゲン室に通してくださいました。

4回目の採血が終わった際には、ベッドでお会計を済ませてくださり、
帰るときには、裏口から帰してくれました。

そんな小さいことですが、とても良い病院なんだな〜と思いました。



ブドウ糖負荷試験を受ける時の注意点

  • たいてい検査は朝イチだと思うので、
    前日は早く寝れるように準備すること
     (検査中は眠っちゃダメです)

  • 絶食を守るために、前日夕食の時間帯をずらすなど、
    夜中に低血糖が起こらないように工夫すること

  • 検査後もだるさが続くので、すぐに仕事をいれないこと

  • 採血中は息を吐くことを意識して深呼吸をすること

  • 飲むサイダーは結構デカいので覚悟すること

  • 休憩中に暇を潰すものを持っていくこと
    (スマホとiPadとイヤホンなど)

  • 検査後は歯磨きするのがおすすめ

こんな感じです。

検査であれだけ甘いサイダーを飲んだにもかかわらず、
脳内では、ご褒美のスイーツを許可する門番さんが踊っていました。
そのため帰りにセブンでスイーツを買う奇行に走りました。

(関係ありませんが、私は家から最寄り駅までの道中にコンビニがあるとなぜか嬉しくなります。)

近所のセブンは結構品揃えが良くて、スイーツが選び放題でした。

脳内ではご褒美を欲しがる門番さんと胃の中の門番さんが戦っていました。

ご褒美門番さんは「コンビニスイーツをよこせ!」と言いますが、
胃の中の門番さんは「もう甘いものはいらん!」と言っていたのです。

そのため私は、スイーツコーナーとパンコーナーを行ったりきたりしてかなり悩みました。
(本当はモンブランが食べたかったです。)


その結果、「喫茶店風の固めのプリン」とレジの前にあった「さつまいもの蒸しパン」を買いました。

余談ですが、最近ファミマのさつまいも系スイーツにハマっています。
ファミマのさつまいも蒸しパンが美味しいと、TikTokerが言っていたので、いつか食べたいです。
さつまいもバウムとさつまいもパウンドは文句なしに美味しかったです。

ついでに胃の声も聞いてあげて、
ドリップコーヒーとティーバッグの緑茶も買いました。

しかし、検査から帰ったらぐったりして甘いものなんて食べる気が起きず、
家にあった歌舞伎揚を食べてしまったのでした。

そして普通のブラックコーヒーがとてもおいしく感じました!!

仕事する気も起きず、Youtubeを聴きながらつらつらとnoteを書いているわけです。

というわけで、まだプリンたちは冷蔵庫の中にあります。

1週間後に内診の予約をとったので、そこで結果を聞きます。
どんな結果なのか、ドキドキです。




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