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似顔絵|初めてのnote

Instagramで似顔絵のモニターを募集しているとの投稿が目に飛び込んできた!

あたしは瞬時に彼女に申し込みのDMを送っていた。

無事OKが出てあたしは喜んでいた☺︎のも束の間、勢いで申し込んだけど、どうしよう?急に緊張してきた。

申し込んだ背景には、10年前に再発した持病が関係していた。(持病については重くなるのでここでは詳しくは言及しない)

持病からくるあたしの日々の悩みは、自分自身に手間暇をかけてお手入れをしてあげられない事だった。

10年前はまだ30代だった。
それから10年が過ぎ、43歳の今まで、あたしはほとんどを自宅に引きこもって過ごしていた。

その間、人間として当たり前の生活も失いつつあった。

自分の身支度が出来ない、清容から始まり整容も出来ずに過ごしていた。

いくら持病があるとはいえ、人間らしい生活を取り戻したいと思っていた。このままではダメだと毎日思って過ごしていた。

それには強制力が必要だった。

その想いが今回の似顔絵募集の申し込みに繋がったのだ。

似顔絵を描いてもらうには、自分自身をキレイに整えて写真を撮って送る必要があったからだ。

これは大きな強制力になると考えた。

しかし実際になると、その強制力は大きなプレッシャーとなった。

申し込みから簡単に数日が過ぎて行った。
その間、毎日、早く写真を撮って送らなきゃ!と頭の中では焦るあたしが居た。

焦りとは裏腹にカラダは一向に動かない。

どうしよう...

一瞬で似顔絵の定員に達し、他にも似顔絵を描いて欲しい人が居たのを目にしていた。他の人に枠を譲った方がいいのではないか?とも考え始めた。

でも、その数日後
何とかシャワーを浴び、物凄く久しぶりに顔のマッサージをし、念入りにスキンケアを済ませ、なんとかメイクまで辿り着く事が出来た。

ただ、普段自分の事を構ってあげられていないので、全ては突貫工事となった。

そして、

似顔絵を描いてもらうのに
家族にお願いをして何枚も写真を撮ってもらった。

何枚撮っても何度角度を変えても
ブスだった。

家族にはこれ以上はどうにもならないと言われた。

整形するしかないと言われた。笑

自分の顔を写真に撮るだなんていつ振りか?

最近、
自分の顔をマジマジと鏡で見ることもしてなかった。

自分を目の当たりにする事となった。

あぁ、これが今の自分なのか。

40代という年齢を実感せざるを得なかった。

年齢に抗えない時期に来てるのか

なのに私はまともに自分自身を丁寧にお手入れ
してあげる事すら、ずっと出来ていなかった。

その結果が写真越しで見る自分の肌に
如実に出ていた。

写真を通して見る自分と、記憶の中の自分の乖離があまりにも大き過ぎて、私は深いショックを受ける事となった。

家族にも、これが今のお前だから仕方がない。
と言われた。笑

うん、これがあたしか。
受け止めるしか無い。

鏡の中の自分と目も合わせてあげてなかった。
『今』の自分を真っ直ぐ見てあげる事もしてこなかった。

ゴメンね。

これからは、もう少し自分の事を見てあげたいとも思い始めたし、

現実を直視するのは辛いけれど、ありのままを愛してあげたいとも思ったし、今まで手を掛けてあげられなかった分、少しずつでも取り戻してあげたいな。とも思ったし、

似顔絵を通して自分を見つめる時間となりました。

なつきさん、
突貫工事のあたしを素敵に仕上げてくれて
ありがとうございます。

このアイコンと共に、今のあたしが届けられる全ての言葉達を伝えていきたいと思います。☺︎

(似顔絵はInstagramに投稿しています⇩⇩)

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