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《教訓》物事の多くは、反応する(ストレスを抱える)必要のないことである

こんにちは!
この記事では、「過去の自分・現在の自分」に響いた言葉をご紹介します。

《本日の言葉》
物事の多くは、反応する(ストレスを抱える)必要のないことである


1. 無数の情報が身近になったことで生まれたストレス

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引用元:Getty Images

世の中には情報で溢れかえっています。その情報に誰もが気軽にアクセスできる社会となりました。それは、便利である反面ストレスを抱える機会が増えたとも言えます。

例えば、ネットニュースでは一般人からのコメントが可能です。書き込む人だけでなく、読者も自分の感情を入れることで記事だけでなく、コメントに対する賛否を抱くようになります。また、ツイッターやインスタグラムでは匿名アカウントを用いることで誹謗中傷が気軽に行われるようになりました。

今回私が伝えたいことは、

このストレス社会で生き抜くために ”反応しない” 習慣をつけることが大切

だということです。この ”反応しない” とは、自分の立場を物事に介入させないということです。


2. ストレス回避の”反応しない”とは?

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下記の3つの例をもとに考えてみます。

❶ 報道番組で「感染者数の過去最高値を記録」
ニュースでは、視聴者や読者の気を引くために記念ごとのように大きく取り上げます。それに対して「どうせ夜の街からでしょ」「飲み会するなよ」「感染者数なんてもう参考にならない」など自身の見解を述べる人が多いです。これは完全にメディアの戦略にハマっており、多かれ少なかれそのトピックに関心を持たせているのです。

❷ 深夜に路上で酔っ払いが叫んでいる
珍しくない話が夜中の騒音です。路上で酔っ払いが騒いでいたら気になってしまうのは仕方ないのですが、そこで「うるさいな、早くいなくならないかな」「誰だよ、こんな時間に騒いでるやつ(窓から様子を見る)」のような思考やアクションを起こすこともよくあります。これらは、注意するなどの行動に移さない限りは考えたり覗いても意味がないので、シカトするのが良いです。

❸ Go to キャンペーンの実施可否について
感染拡大を恐れて多くの人が意見をしていると思います。それはSNSで発信したり誰かに伝えなくとも自分なりの意見として、報道やニュースを見るたびに思うことがあると思います。しかし、これらに関しても署名活動やクレームを入れたり行動に起こさない限り、意味のないことなので考えることすらやめるべきです。

上記❶ー❸で例を用いて説明したように、生活する中で知りうるあらゆる事柄に自分の意見を持つことを”反応する”といい、無関心で自分の意見を持たないことを”反応しない”と言います。

そこで私がオススメしているのが、

結果を変えるつもりのない物事には”反応しない”

と言うことです。つまり、ただ意見をするだけでその事柄の結果を変えようとしないのであれば、もう始めから自分の意見を持たないと言うことです。これこそが、ストレスを軽減する最大のコツになります。


3. 具体的な”反応しない”の切り分け

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上記❶〜❸をより具体的に考えてみましょう。

❶ 報道番組で「感染者数の過去最高値を記録」
ここで言う結果とは、『感染者数が過去最高値を記録』していることです。もし、あなたが感染者数をこれ以上増やさないために作戦を考えメディアや路上で意見を発して改善に取り組もうとしないのであれば、この報道に関心を持つのはやめて無視しましょう。自分で変えるつもりもないのに、これに関して意見をもち、それが反対意見ならイライラとストレスも抱えてきます。賛成意見があったとしても反対意見があることに対して不信感を抱きます。何れにせよ、自分が感情移入することでストレスを感じてしまいます。

❷ 深夜に路上で酔っ払いが叫んでいる
ここで言う結果とは、『深夜に路上で酔っ払いが叫んでいる』ことです。もし、あなたがその酔っ払いを注意して静かにさせたり、警察を呼んで取り押さえたりしないのであれば、存在を無視しましょう。解決できもしない(行動もしない)ことに不満を抱いても意味がありません。無駄なストレスを抱えるだけです。

❸ Go to キャンペーンの実施可否について
ここで言う結果とは、『Go to キャンペーンが実施される』ことです。もし、あなたがこの実施に意義を唱えて廃止を政府に乗り込んで働きかけたりしないのであれば、この件について考えることはやめましょう。たとえ、どんなに説得力のある意見でも変えようと行動に移さない人は無駄にストレスを抱えるだけです。

4. まとめ

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引用元:noel(ノエル)

このように、世の中に溢れている情報に誰もがアクセスできるようになったおかげで、考える必要のない事柄と触れ合う機会が増えました。心理上、多くの人が賛否を述べていたら自分のなりの意見を考えたくなるものです。しかし、この行為自体がストレスを生み出します。たとえどんなに合理的なアイデアが浮かんでも行動する気のない人間は「なんでこうしないんだ」と遠くでブツブツ言うだけで思い通りにならないことに苛立ちます。賛成派であったとしても、反対派が存在する限りそこに不信感を抱きます。同じ立場でも理由の観点で異なればまた対立心が生まれます。無限ループですね。

このストレス社会でいかに理性を保って平和な気持ちを維持できるかは、物事に対する自分の介入具合に左右されるかもしれません。

【〇〇の方へ】
ありふれた情報に対して、常に意見を持とうとする方へ
《本日の言葉》
物事の多くは、反応する(ストレスを抱える)必要のないことである

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