浄化

一つ前の記事で書いたコンサート感想の続き

モーツァルト
交響曲第17番 ト長調 

モーツァルトが16歳くらいの時に作った曲なんだって!

瑞々しくて 若さに溢れている 

童心に帰ったかのように
聴いてって解説の方が仰っていたのが
素敵だった☺️

童心ほど時代は遡らないけど

私は 
20代の頃の恋愛を 思い出してしまった

当時の恋人は
バロックバイオリン弾きだった

若かった私は
彼の奏でるバイオリンの音が
彼の振る指揮のオケの音が
世界で一番大好きだと 信じてやまなかった

別れてもう何年も経つのに
不思議と あの音は脳内で再現できる

「モーツァルトの音楽は
喜怒哀楽全ての美しさが凝縮されている」って
プログラムに書かれてあった

そうだね
恋愛にも始まりがあって終わりがあって
別れは辛くて悲しくて

そんな
あらゆる感情の経験が

今となっては
俯瞰して見れるようになったな

過去の恋は 過去のものとして
モーツァルトの音が洗い流してくれた

やっと
今は 今の恋ができる





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?