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「書く力」をナメていたけど書いたら世界が開けた(ライティング講座を受けて(前半))

書いてみたら小さいけれど確実な一歩を踏み出せた。

 最近私は「書く」ことで、新たに希望に満ちた人生の一歩を
踏み出せたように感じることがありました。深呼吸がやっとできたような、身体が喜ぶ心地よい感覚。
今日はその晴れ晴れした気持ちを少しでもシェア出来ればと思い書きます。

 最初に私という人のことを書きます(後で要るので)。

 私は、仕事ではそこそこ文章を書くし、人の文章を見る(添削する)こともあります。
中学時代から哲学的思考や自己分析が好きで自己理解も進んでいると
自負していました。黒歴史だけどポエムとか作っちゃってたタイプです。
そして人一匹狼。学生時代でいうと皆でテスト勉強するんじゃなくて
独りでもくもくとするタイプ。

 さて、今日の伝えたいこと、本題です。
最近自分の思いを文字にすることで嬉しい変化7個を体験しました。

①頭がスッキリした、考えがまとまった
②自己理解が深まった
③気楽に書けるようになった、楽しかった
④自己肯定感があがった
⑤一歩を踏み出せた
⑥自己肯定感が上がった
⑦人と共同することで学びが深まることを知った

 どれもどこかで見聞きしたことある、新しくない、書く力の効用です。
私も知識としては上記のような書く効果を知っていました。
けれどやっぱり実体験ってすごいですね。ただの知識だったものが、
血となり肉となる瞬間はちょっと震え上がりました。

 今回は、特に私にとって劇的だった⑦について書きます。



ライティングってナメていた。

 9月に子連れMBAの「現実を変える!ライティング講座(基礎)」に参加しました。
先生はライターの江角悠子さん。

 講座告知が届いた当時はWEBで何か発信したい、
と私が考えはじめてから数カ月も経っていました。
書きたいものはあるのになんとなく書き出せなかったんです。
別に書けば書けるんだけど他に色々忙しいんだ、と理由をつけて
先伸ばし続けていました。なので告知を見て即刻参加を決意。

 講座のワーク会では、300字のライティングワークを実施。
「今、夢中になっていること」をテーマに選びました。
私のnote「育児は親にとっても子にとってもアクティブラーニングの場!」でも
書いたPBLについてオススメする文章を書くことにしました。
ライティング自体は仕事で日常的に行っているし、
夢中になっていること(=好きなこと)を書くので、
「まぁ何や言うて書けるやろ」と甘く見積もっていました。

 江角先生はご講義で小難しいテクニックを披露されたわけではなく、
「美しくなくていい、上手くなくていい。分かりやすさが重要。」と
丁寧に説明して下さいました。冷静に考えたら至極当然なのに、
書いていたら忘れがちな大切なこと。実際私はワークでもライティング中に
ころっと忘れてしまっていました。先生のアドバイス通り
「誰に届けるのか、この記事を書くことで読者にどうなってもらいたいか」を
意識して書きました(これもきっと当たり前のことなのに、
ライティング中って抜けちゃうもんなんですね。白熱して客観性をなくすというか。)。
私は「仕事でいつも相手に伝わることを意識してるし、お茶の子さいさいやろ」と
思っていました。何度も何度も推敲を重ね、毎日1時間✕5日かけて
300字を書き終えました。なかなかの自信作が出来上がりました。



突然、人と共同する学びを体感した。

 先生の添削を待ちます。やった!返ってきた!嬉しい!

 添削では、PBLに対抗して新しく私が定義した言葉「ちょいPBL」について
先生からとても端的な質問が書いてありました。

「PBLとちょいPBLのちがいはなんでしょうか?」

 実はこれ、結構文章の根幹に関わるところなんです。

 けれど、嗚呼、確かに!読み返して見ると私ったら何も「ちょいPBL」が
何なのか説明していない!推敲を重ねる中でわざわざきれいすっかり
落としてしまっていたのです。これでも客観的に選び抜いた言葉で
つづったつもりの自信作だったんです。けれど分かりやすく書けていると
自分では評価していた文章も、読者の目で見てまだまだまだ説明不足で
わからない・伝わっていないんだと気付かされました。
個人的には結構衝撃を受けました。

 またその江角先生からの質問が良かった。江角先生はそのことについて
文章の分かりにくさを責めるでもなく、くどくど説明するでもなく
(仕事しているとそういう上司や同僚ってまぁまぁ中にはいたりするじゃないですか(笑))、
たった1つの端的な質問で、するどく優しく問うていただけなんです。
その質問で気付きを促して頂けました。

 その添削を見た時、まだ自分でもうまく説明できないんですけど、
不思議な感覚に陥ったんです。急に強い風が吹いて、
それとともに周囲の音が聞こえ出し、心地よい風が吹いていたことを
肌で感じ出したような感覚。

 私は過去に色々あったので多分意識的もしくは無意識に
自分の目で見て自分で判断したものだけを信じていた。
けれど実はここでは自分以外の他人の言葉に身を委ねて心を開いて
自分を添削してもらってもいいんだ、と感じたんだと思います。
心理的安全性を肌身で感じたのかな?(変化が劇的すぎて
まだ自分でもよくわかっていない。)
私は今まで一匹狼で、人と関わることでこんな作用があるなんて
知ろうともしなかった。産まれてもうだいぶん長いので、
勿論グループワークも、チームで仕事をすることもいっぱい経験しました。
けれど、人と関わることの効用を私の細胞1つ1つから感じたのは、
何故だか初めてだったんです。ありふれた経験のようだけど、
添削して下さったその一言で、江角先生にもっと文章を見てもらいたいと思いました。
とても爽快で快感でした。今までの私には到底考えられないことでした。

 江角先生はご講義でこうも仰ってました。

「生原稿はダイヤの原石。あとは磨けばいいだけ。
  気にすることなく書いて読んでもらって磨けばいい。
  ネットにアップしてもいいのかなって自分で思っているものも、
  どんどん出して皆互いを勇気付け合えたらいいな。
  書くことで幸せになってくれたらいい。」

 「ネットにアップしてもいいのかなって自分で思っているものも、
どんどん出して皆を勇気付け合う」って視点、いいなぁって思ったんです。
私もその和に入りたいなぁって。そうしたら皆で幸せになれるかなって。



書くことにハマった。

 かくして私はライティングマジックにかかり、
もっと言うなら江角先生マジックにかかりました。
書くことを通して、人との共同により学びが深まる初体験をし、
なんともすんごく晴れ晴れした気持ちになったのです。
(そして子連れMBAの会員になり、江角先生のメルマガに登録し、
 オンラインサロンに入り、noteを書き始めました。)



@kodure_mba

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