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【要約】限りある時間の使い方|読めばあなたの時間の使い方が必ず変わります

「いつも時間に追われている。。」

そんな方にぴったりの一冊を紹介します。

⬇︎こんなあなたにオススメ⬇︎
・時間が足りない!と日々感じることが多い
・いろんな時間術の本を読んだが、効果がなかった
・人生の時間を有意義に使いたい
・いつも時間に追われている

今回はオリバー・バークマン著「限りある時間の使い方」を解説していきます。

イギリスの全国紙「ガーディアン」の記者として外国人記者クラブの若手ジャーナリスト賞などを受賞した気鋭のライターである著者。前作『解毒剤 ポジティブ思考を妄信するあなたの「脳」へ』は世界中で話題になりました。

そんな著者の最新作である本書は、NYタイムズやウォールストリートジャーナルでも絶賛され全米でベストセラーとなりました。日本でも23万部突破のベストセラーとなり、ひろゆき氏など多くの著名人も大絶賛しています。

この本を読めば、時間に対する見方が変わり、有効な時間の使い方を学ぶことができます。時間の使い方が変われば、あなたの人生は間違いなく今より充実します。一緒に学んでいきましょう!

よくある時間術の落とし穴

生産性を上げるための時間術を学ぶことは大事だが、それだけでは役に立たない

ちまたでよく聞くような「生産性を上げるための時間術」だけでは時間を有効に使う役に立ちません。

<生産性を上げるための時間術の例>
・日曜日に一週間分の食事を作り置きする
・いかに少ない時間で大量のタスクをこなすか
・いかに早起きして規則正しい生活を送るか

その理由は、仮に生産性を上げて効率化できたとしても、またその空いた時間を仕事に使わなくてはと思ってしまうからです。

現代には様々な時短道具があります。自動食器洗い機やルンバなどの便利家電だけでなく、仕事の場面でも時短のためのツールは人気があり使われることも多いです。

しかし実際それらを使っている人でも、時間が増えたと感じることができていません。むしろ生活が加速することでイライラすることが増えたという人もいます。

これを改善するには、時間のとらえ方を変えるべきです。まずは、もっと効率的にという概念を捨てるところから始めましょう。

自分の時間を作り出す方法その1

まず最初に自分の時間を確保する

時間を有効に使うポイント2つ目は「先に自分の時間を確保しておく」です。

人は長期的な計画を立てるのが苦手です。そのため先に確保しておかないと、すぐ他のことに時間を使ってしまいます。そうすると本当に大切なことをする時間がなくなってしまいます。

そうしないためには、やりたいことを今すぐやる、もしくはその予定を今すぐ立てるというのが最も効果的です。

自分の時間を作り出す方法その2

重要な仕事3つに制限する

時間を有効に使うポイント3つ目は「進行中の仕事を制限する」です。

複数の仕事を同時に進めていては、本当にやるべきことがいつまで経っても完了しません。

重要なことを終わらせるためには、進行中の仕事を最も重要な3つに制限します。そしてそのうち1つが完了するまでは他の仕事はやってはいけません。

これによって選択した重要タスクにじっくりと向き合うことができます。

自分の時間を作り出す方法その3

優先度中のものはバッサリ捨てる

時間を有効に使うポイント4つ目は「優先度中のものは捨てる」です。

優先度中のものとは具体的には以下のようなものです。誰しも持っていると思います。

<優先度中のもの>
・そこそこ面白い仕事
・まあまあ楽しい友人関係

これらは一番人生の時間を食いつぶしています。人生の中でさほど重要でないにも関わらず、重要なことから目をそらすくらいには魅力的なものです。

惜しいと感じるかもしれませんが、本当に大切なものに時間を使うためにバッサリ切り捨てましょう。

生産性の高い成功者たちの意外な共通点

適切なペースでコツコツ取り組む

時間を有効に使うポイント5つ目は「小さな行動を着実にくり返す」です。

学者たちの執筆習慣を長年にわたり見てきた研究によると、最も生産的で成功している人たちは、1日のうち執筆に割く時間が少なかったそうです。

代わりに、彼らはほんの少しの量を毎日欠かさず続けていました。このように、適切なペースでコツコツ毎日取り組めば、長期的には大きな成果が期待できます。

適切なペースで毎日続けるコツは、「一日に割り当てた時間が終わったら、すぐに手を止めて立ち上がる」ことです。もっとできると感じでもそれ以上はやってはいけません。

その方が長期的に見れば高い生産性を維持できるからです。

有効な余暇の過ごし方

余暇は本来のんびり過ごすもの

時間を有効に使うポイント6つ目は「失われた余暇を取り戻す」です。現代社会では多くの人が本当の意味での余暇を過ごせていません。

そもそもの余暇の目的はのんびりすることです。「休みの日も将来に向けて投資しないと落ち着かない」と感じてしまうと、余暇が義務になってしまい仕事と変わらない状態になります。

余暇をムダに過ごすことこそ、余暇をムダにしない唯一の方法です。

この本の中で著者は、おすすめの余暇の過ごし方として散歩をあげています。散歩には以下のメリットがあります。

<余暇の過ごし方としての散歩のメリット>
✔️上手い下手を考える必要がない
✔️達成すべき目標などがなく、歩くためだけに歩ける

まとめ

今回は、オリバー・バークマン著の「限りある時間の使い方」を解説しました。
著書ではこの記事で書かれている内容をより詳しく説明しています。また、「未来への不安を無くす方法」「デジタルデトックスが失敗する理由」などなど、この記事では触れられなかった様々な内容が説明されています。
「限られた人生の時間を有効に使いたい!」という方は実際に手に取って読んでみてください。

<読者の声>
・「今までの2000週間で出会った本のなかでベスト3に入るほど影響力の大きな本」
・「時間に追われて時間を効率的に使えなかったり、なんでこんなに時間がないんだとか、なんで自分だけ時間制限があるんだと落ち込むことが多かったのですが、これを読んでかなり解消した。。」(連続起業家・けんすう)
・「これは時間を軸にした人生哲学書」(YouTuber・両学長)


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