【宣伝会議賞】通過予想コピー公開 18.ディーエムソリューションズ
こんにちは、秋です。
こちらの記事では、第57回宣伝会議賞の「一次通ったのこれかもコピー」を公開しております。
それでは早速いきましょう、どん!
■今回の課題
振り返り記事も折返し地点まできました!
今回の企業は、
19.ディーエムソリューションズ
課題は、
MOBYを知らない人がついWebでMOBYを検索したくなるアイデア
募集ジャンルは、
キャッチフレーズ/ラジオCM
という内容でした。むむ。
■予想通過コピー
この課題で僕の結果は、
一次通過:0本
でした。
いや〜
ILCに続いてディーエムも撃沈。
ディーテムソリューションズさんは昔からあんまりいい成績残せてなかったぶん、結構力を入れたのですがだめでした。゚(゚´ω`゚)゚。
今回のお題は車情報サイトについて。
どんなところがだめだったのかちゃんとおさらいしていきましょう。可能性あるかな~と思っていたコピーを何本か選出。
知ろう。走ろう。
carから車まで。
車界の入り口。
な、76億円の車?!
車好きのジョンやマシューより、モビーが一番知っていた。
契約の決め手は、雑談で盛り上がった車の話でした。
一応6本出してみたけど、確かにこれじゃ撃沈でもしょうがないな。
こうやって見ると、WHAT TO SAYよりも、HOW TO SAYに力を入れちゃってるんじゃないかと思ってしまう。
いくら気の利いた言い回しができても、それはちゃんと新しい価値観を提案できているという前提に成り立つもの。
いちおう訴求点の洗い出しから作業は始めているんですが、それが受け手のベネフィットになりえてなかったかな。次のセクションで詳しく見ていきます。
■訴求点
ディーテムソリューションズの課題では、「車に詳しくなれる」「車好き芸能人」「車の保険」「コアな情報」「会話のネタ」などのキーワードを出していました。
選出したコピーの切り口は、
・知ろう。走ろう。
・carから車まで。
・車界の入り口。
・な、76億円の車?!
・車好きのジョンやマシューより、モビーが一番知っていた。
➡ 車の色んな情報を知ることができます
・契約の決め手は、雑談で盛り上がった車の話でした。
➡ 会話のネタになる
という感じなんですが、、、
たぶん、これじゃだめだ!
初心をすっかり忘れてる気がする。。。
知ろう。走ろう。から、車好きのジョンや~までのコピーは訴求点が全て「MOBYを見ることによって、車の情報を手に入れることができますよ」になってしまっている。
これ、コピーライター養成講座の基礎コースで一番最初の課題に出ると言われている、双眼鏡のコピーでやっちゃいけない「見えます望遠鏡」になってるんだと思う。
望遠鏡は遠くのものを見るための道具ということは多くの人が知っている。
その人たちに対して、「この望遠鏡こんなによく見えるんですよ!」と訴求しても意味がないと教えてもらいました。
大事なのは、
「望遠鏡にはこんな使い方がある」
「こんな場所で使ってもいい」
と、今まで知らなかった新しい価値を提案してあげること。
このWHAT TO SAYが成立して初めて、HOW TO SAYを考える段階になるんですよね。
僕が今回出したコピーの大半は、新しい提案ができていない。
「MOBYって車の情報サイトなんだふ~ん、でも私には関係ないや」と思ってる人に、「え、自分にも関係あるかも!」と思わせないといけない。一応意識はしていたんですが、結果としてまだまだ甘かった><
ディーテムソリューションズに限らず全体的にそんな節がある。
でもじっくり分析して少し傾向がわかってきたぞ。
■こんなことしました
最後に、力を入れて取り組んだ点です。
ディーテムソリューションズの課題では、
・アメトーークの旧車芸人の回を見返した
ということをしました。
車の免許は持ってるんですが地元に帰った時しか運転しないし、車自体にも全然興味がないので、車に関しての経験や引き出しがあんまりないんですよね。
何か車に関してもう少しとっかかり作れないかな~と悩んでいた時、むかし録画していたアメトーークの中に車大好き芸人みたいなのがあったことを思い出しました。
探してみると旧車芸人という括りだったので早速チェック。
車に惹かれる人がどういう所を見ているのかを語っていて、全然ヒントがない僕には助かりました。
結果的に通過はゼロだったし、このヒントが正しい方向だったのかはわかりませんが、興味がないままコピーを考えるより、好きになるきっかけを探してみるというのは良いことだと思ってます。
あとはとにかくコピーを書く&見極める力だ。
もう一回初心に返って、WHAT TO SAYを見つめるところから勉強しないと!
次回は、課題20.デンソーです。
※第57回宣伝会議賞では、全35課題3500本応募をしています。
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