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数学の解けない問題を諦めることは悪いことじゃない

こんばんは。
あきです。

いよいよ生徒達に会うであと2日となりました。

先生方は、
”もう夏休み終わってバタバタの日常が始まる〜”
と嘆いていますが、

私は早く会いたくてたまりません。

ついに夢だった教師になるときが来るんだと。

ワクワクが高まっている今日も、
noteに思いを記していきます。

諦めるは悪いことじゃない

高校数学を例にだしてみます。

次の高次方程式の解を求めなさい。
3x^3+2x^2+x+2=0
※ x^3はxの3乗

この問題が解けないとしましょう。

諦めずに頑張れ!!

この言葉ってよく聞くのではないでしょうか。
そして、前向きでなんだかいい表現に聞こえます。

だけど、
初見で?????が浮かんでいる場合、
5分悩んでも、10分悩んでも
解答に辿り着くことは難しいのではないでしょうか。

そんなときに、

”諦めずに頑張れ!!”

と言われてしまうと、
頑張っても頑張ってもできないんだ・・・。
と感じてしまいます。

諦めずに頑張れという言葉は、
大事な声かけの一つだとは思いますが、

使い方によっては、
子どもの自己肯定感を奪いかねません。

一旦諦めよっか!

ここでいう諦めるは、
問題から目を逸らすことではありません。

”今の方法で考えることを”諦めるということです。

生徒には、
”この問題が解けるようになるかもしれない別の方法を試そう”
というような声かけをして、
解答に必要な力をつけるサポートをします。

その後、
再度同じ問題に取り組ませて、

解けるようになった場合は、
一度諦めたことを正解にできるし、

解けない場合は、
その子が輝く場所を他で探すきっかけになります。

無理に解くために頑張るんじゃなくて、
自分の現状を知るための諦めは、
あってもいいんじゃないかと思います。

人生にも当てはめれるのではないか

きっとこれは、
人生のさまざまな場面でも同じで、

どんなに1人で悩み続けても
なかなか解決できない問題だってあると思うんです。

そんなときは、
見方を変えてみたり、
気分をリフレッシュさせてそのときが来るのを待ったり、
一旦、問題から少し距離を置くことが必要だったりしますよね。

それも、
一旦今の方法で考えるのを諦めるってことなんだと思います。

諦めてもいいって言われると、
問題が解けない自分を受け入れられたりします。

今は諦めても大丈夫だよって
言ってあげられる大人になりたいですね。

最後までお読みいただきありがとうございました。


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