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飽き性で中途半端な人間の生存戦略【3年後の僕がチェックする】

僕は飽き性だ。

興味の対象が次々と移り変わり、知識もスキルも中途半端な状態で終わったりする。

そんな中途半端な人間が社会に出て、価値を発揮するにはどうしたらいいのだろうか?

今日は、飽き性で中途半端な人間のための生存戦略を考えてみた。
副題にある通り、3年後の自分がその効果をチェックする。とりあえずスマホで1年後にリマインダーをセットした(3年後は同じスマホ使ってない)。

戦略① 中途半端な裁定取引

当然ながら、中途半端な知識もスキルも、一流や専門家たちに囲まれてしまってはきわめて無価値だ。ただのモブである。

しかし価値というのは相対的なもの。

場所Aでは価値の低いものも、場所Bでは高い価値がついたりする。裁定取引(アービトラージ)というやつだ。

例えば中途半端につけたデザイン・スキル。
当然ながらプロのデザイナーと競うなんでとんでもないレベルだ。しかしデザイン・スキルを持たない集団がちょこっとデザインを必要とする機会があったら?(体感だが、この機会は多い)。

中途半端だろうがスキルはスキル。立つ場所を上手く考えれば役に立つのだ。

戦略② 初心者なコンテンツ化

今は全員が発信者となれる時代。
というか分野によっては専門家たちは発信が苦手だ。住んでいる世界・見ている世界が一般人とは離れてしまい、効果的な発信ができないのかもしれない。だから「一般人の方を向いた準専門家」に可能性がある。

もう一つあるのが「初心者~中級者」コンテンツ。同じような悩みを抱えている初心者に響くコンテンツをつくれる。

中途半端にいろいろと乗り換えていく人間が毎回その領域のコンテンツを作れば、

① コンテンツ作成能力が上がり、
② 多様な領域で戦え(→ニッチ領域も攻めれる)、
③ インサイトも探れる

専門家だけがコンテンツを作る時代ではない。
むしろ飽き性で中途半端な奴が作るコンテンツが市民権を得られるかもしれない。

戦略③ 組み合わせ・連想による創造

戦略として挙げるか迷ったけど、やっぱり挙げる。

「組み合わせ」だ。

異なる領域の知識やスキルをかけ合わせて新しいものを創造する。領域間の相性もあると思うが、まあそこも含めてのクリエイティビティとセレンディピティだ。

僕の場合、小説を書いていこうと思うので、あらゆる領域と親和性がある。もちろんそのままコンテンツ化ができる。

領域を迷う人は「小説」「マンガ」「動画」あたりを持っておくと組み合わせ候補がとりあえず確保できる。

「学習」とは可能性があったり……

ここまで飽き性で中途半端な人間の生存戦略ということで書いてきたけど、僕にはメイン領域が存在する。「学習」だ。サイトもやっている。

準専門家ポジを目指している。

ところで、「学習」と「次々と領域を移っていく」というのは相性がいいかもしれない。単純な話、ずっと同じ領域にいる人は「学習」を一般化して話すことなどできない。

そんな仄かな勝算を抱きつつ、「飽き性で中途半端な人間の生存戦略」を検証していきたい。

学習のアーティストを目指してます。学習ノウハウの体系化・学習体験のコンテンツ化を通して、学習者のレベルアップを手伝います。現状、お金よりも応援がほしい。