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平凡なデザイナーの自己紹介

初めまして、Akiと申します。
何事もまずは自己紹介からということで、平凡なデザイナーの平凡な自己紹介を書いていきます。

♦︎座右の銘

「デザインはサイエンス」

♦︎趣味

  • ゲーム(FF、ペルソナなど)

  • 音楽(Linkin park / PTP / Apocalyptica / NAS など)

  • コミック(ハコヅメ / 紛争でしたら八田まで など)

  • 小説(東野圭吾 / 誉田哲也 / 森博嗣 など)

  • サイクリング(EMONDA)

  • 服作り

♦︎経歴

  • 1984 神奈川で誕生

  • 1990 千葉の小学校に入学

  • 2003 高校卒業

  • 2005 都内の復職専門学校に入学

  • 2009 卒業後、アパレル販売員として勤務(同僚がギャルだらけでした)

  • 2010 佐藤可士和に影響を受け、働きながらグラフィックデザインの専門学校に通う

  • 2011 グラフィックデザイナーデビュー!(どブラック企業でした)

  • 2015 デザイナーをお休みし農業を始める

  • 2018 webデザイナーデビュー(社長が美人でした)

  • 2019 マーケティング会社でデザイナー兼ディレクターとして勤務(ランチがタダでした)

ざっくりとですがこのような経歴です。
特に見栄えもしない平凡な経歴だとお分かりいただけたと思います。
(特に佐藤可士和の影響でデザイナーを志すところなど)

最大のモテ期?

服飾専門学校時代は仲間に恵まれ充実した毎日でした。
今でも学生時代に購入したミシンは現役で活躍しています。
弟が成人式で私が作ったスーツを着てくれたのは嬉しかったです。

学生時代が人生で一番のモテ期でした。
(あくまで私の中での話)

デザイナーを目指すきっかけ

ユニクロの柳生社長の著書に載っていた佐藤可士和の記事でした。
グラフィックデザイナーがファッションの世界だけでなく、
様々な業界に深く携われることを知り感銘を受けました。

実際に私がデザイナーとして今まで携わった業界は多岐に渡ります。

  • アパレル

  • コスメ

  • 医療

  • 不動産

  • 建設

  • 美容

  • 音楽

  • IT

  • 老人ホーム

  • ショッピングモール

などなど

関わった業界に一貫性がないのが面白く、グラフィックデザイナーの醍醐味なのかもしれません。

デザイナーはサイエンティスト

その時の講師の口癖だった「デザインはセンスじゃない、サイエンスだ」という言葉は今でも私の理念です。
PhotoshopやIllstratorが扱える=デザインができる、と思い込み自分の都合でレイアウトを組みがちになります。特に空いているスペースを埋めたくなるのはあるあるです。

デザイナーの仕事の大半は「仮説と検証」です。

デザイン業界はブラック?

労働時間が長い業界でもあります。
日付を超えることはデフォルト。終電はとうに過ぎ、
月の半分は会社近くのネットカフェで仮眠をとっていたことも、、、

某有名ファッション雑誌のモデルがプロヂュースするアパレルブランドにて、上司のパワハラで心が病み退職。
心を癒すため農業をしていた時期もありました。

しかし、3年というブランクがあり30代半ばの年齢でも、
就職活動を始めてから1ヶ月で再就職できるほど寛容な業界でもあります。
(=人手不足)

コンプレックス

私の同級生はヨーロッパの超有名広告代理店に勤めています。
サッカー強豪国の国代表選手のロゴのデザインに携わり、また世界的に有名な広告賞を受賞するなど、
あまりにも輝かしい経歴にコンプレックスを感じた時期もありました。

しかし、デザイナーを続けている中で「ファン育成」という言葉と出会いました。
今まで、デザインの仕事は「依頼を受けて、制作して、納品する」というサイクルを繰り返すものだと思っていました。
しかし、「ファン育成」という概念はデザイナーとして成長していく上で不可欠な要素だと感じました。

それは、有名人と仕事をするとか広告賞をとることよりも、
遥かにデザイナーにとって価値のあることだと思います。
今では同級生に敬意はあれこそ、コンプレックスはありません。

そして「ファン育成」というミッションの中で、かつて学生時代の講師の口癖である「デザインはサイエンスだ」という言葉の意味が腹落ちしました。

平凡であることの難しさ

色々と書いてきましたが、私はどこにでもいる平凡なデザイナーだと自負しています。しかし平凡であることを維持していく難しさを、年をとるごとに感じています。
なぜなら、デザイナーに求められることは日に日に増えていくからです。
私のキャリアは紙媒体のデザイナーからスタートしましたが、webデザインや動画制作、ディレクションも携わりました。
ライティングにも片足を突っ込むような仕事もありました。

趣味や副業ではなく専業としてデザイナーを続けていくならば、複数のスキルが必要です。
いくらwebのニーズが高まっていても、「webデザインだけ」では平凡を維持するのは難しいかもしれません。

webデザイナーを目指すにも紙媒体から

私は紙媒体のデザイナーからキャリアをスタートできたのは、
今となっては幸運だと感じました。
あくまで体感としてですが、webデザイン一筋の人が組む紙媒体のデザインは、デザイナーとしての力をあまり発揮できていないように感じました。
反面、紙媒体経験者はwebデザインも美しく組みます。

この話しは別の記事で書こうと思います。

デザイナーになってよかった?

10代の頃は、自分がグラフィックデザイナーになるとは考えていませんでした。
理系だったのでなんとなく、工学部の大学に行ってそっち系で就職なのかななどと明確なビジョンは持っていませんでした。(大学入試は落ちました)

しかし、私はデザイナーになってとても良かったと感じています。
仕事量が多く、心が病んでしまった時期もありますが、
それ以上に「デザインリテラシー」が高められたことが、
私の人生において大きな価値がありました。

「デザインリテラシー」を高めることは、デザイナー以外の職業に就く人たちにも多くの価値を与えてくれると信じています。
そのことをnoteにて少しても多くの方に共有できればと考えています。


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