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日本の画家 世界の画家

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画家についての私の投稿をまとめたマガジンです。
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記事一覧

19世紀~20世紀のノルウェー出身の画家 エドヴァルド・ムンク

本日は、19世紀~20世紀のノルウェー出身の画家である、エドヴァルド・ムンク(Edvard Munch (ノルウェー語: [ˈɛdvɑʈ muŋk] ), 1863年12月12日 - 1944年1月23日)の誕生日です。 ムンクは、ノルウェーの国民的な画家です。日本においても、それほど絵画に興味がない方にも、「ムンク」という名前と共に彼の作品である絵画『叫び』は、よく知られているのではないでしょうか。 その一方で、絵画『叫び』以外のムンクの作品をあまり知らないという方もい

フランスの代表的な印象派の画家 クロード・モネ

本日は、フランスの代表的な印象派の画家である、クロード・モネ(Claude Monet, 1840年11月14日 - 1926年12月5日)の誕生日です。 モネの代表作である『印象・日の出』(1872年)は、印象派の名前の由来になりました。 下記「目次」の「ギャラリー」の項目以下において、モネのいくつかの作品を鑑賞することができます。 モネ 1899年、ナダールにより撮影 小学館の日本大百科全書(ニッポニカ)には、モネについて、次のように記載されています。 フラン

バロック期のスペインの画家 フランシスコ・デ・スルバラン

本日は、バロック期のスペインの画家である、フランシスコ・デ・スルバラン(Francisco de Zurbarán, 1598年11月7日 - 1664年8月27日)の誕生日です。 スルバランは、スペイン絵画の黄金時代と言われる17世紀前半に活動し、宗教画、静物画に優れていた画家として知られています。 下記「目次」の「ギャラリー」の項目以下において、スルバランのいくつかの作品を鑑賞することができます。 スルバラン 自画像と考えられている絵 小学館の日本大百科全書(ニ

フランス生まれイギリス人の印象派の画家 アルフレッド・シスレー

本日は、フランス生まれのイギリス人で典型的な印象派の画家である、アルフレッド・シスレー(Alfred Sisley, 1839年10月30日 - 1899年1月29日)の誕生日です。 シスレーが描いた油彩画の多くは、パリ周辺の穏やかな風景画でした。シスレーは、終始一貫して印象派の技法を保ち続けた、最も典型的な印象派の画家です。 下記「目次」の「ギャラリー」の項目以下において、シスレーのいくつかの作品を鑑賞することができます。 シスレー ルノワールによるアルフレッド・シ

19世紀のスイス出身の象徴主義の画家 アルノルト・ベックリン

本日は、19世紀のスイス出身の象徴主義の画家である、アルノルト・ベックリン(Arnold Böcklin, 1827年10月16日 - 1901年1月16日)の誕生日です。 ベックリンは、スイスで生まれましたが、ドイツやイタリアで過ごす時期が長く、フィレンツェ近郊のフィエーゾレで亡くなったと言われています。 下記「目次」の「ギャラリー」の項目以下において、ベックリンのいくつかの作品を鑑賞することができます。 ベックリン 自画像、1873年 小学館の日本大百科全書(ニ

19世紀フランスのバルビゾン派の画家 ジャン=フランソワ・ミレー

明日は、19世紀フランスのバルビゾン派の画家である、ジャン=フランソワ・ミレー(Jean-François Millet、1814年10月4日 - 1875年1月20日)の誕生日です。 ミレーは、パリ郊外の農村バルビゾンに移住し、貧しい生活を送りながら農村生活を描いて、多くの傑作を残しました。 下記「目次」の「ギャラリー」の項目以下において、ミレーのいくつかの作品を鑑賞することができます。 ジャン=フランソワ・ミレー ナダールによる肖像写真(1856年-1858年頃)

19世紀前半に活動し32歳で早世したフランスの画家 テオドール・ジェリコー

本日は、19世紀前半に活動したフランスの画家である、テオドール・ジェリコー(Théodore Géricault、1791年9月26日 - 1824年1月26日)の誕生日です。ジェリコーは、残念ながら32歳の若さで早世しました。 ジェリコーの代表作は、同時代に起きた生々しい事件を題材とした『メデューズ号の筏』です。ジェリコーの作品はドラクロワなどにも影響を与え、ロマン派絵画の先駆者と見なされています。 アレクサンドル=マリー・コラン作のジェリコー肖像画(1816年) 下

19世紀ドイツの画家 アンゼルム・フォイエルバッハ

本日は、19世紀ドイツの画家である、アンゼルム・フォイエルバッハ (独: Anselm Feuerbach, 1829年9月12日 - 1880年1月4日)の誕生日です。フォイエルバッハは古典の知識に精通し、彼の描く人体は彫刻のような厳粛さとギリシャ芸術の素朴さを併せ持っている、といわれています。 フォイエルバッハは、19世紀ドイツの絵画界で新古典主義の画家たちを牽引しました。新古典主義の主な画家の一人として、フランスのアングルが知られていますが、アングルについては、下記記

フランスの新古典主義の画家 ドミニク・アングル

明日は、フランスの新古典主義の画家である、ジャン=オーギュスト=ドミニク・アングル(フランス語: Jean-Auguste-Dominique Ingres、 1780年8月29日 - 1867年1月14日)の誕生日です。 アングルは、主として歴史画,神話画,肖像画を制作しました。ほぼ同じ時代を生き、ロマン主義を代表するドラクロアとともに、アングルは、後世の画家に大きな影響を与えたといわれています。 24歳のときの自画像 (1804) 下記「目次」の「ギャラリー」の項目

明治時代の日本の洋画家・版画家 山本芳翠

本日は、明治時代の日本の洋画家、版画家である山本 芳翠(やまもと ほうすい、嘉永3年7月5日(1850年8月12日) - 明治39年(1906年)11月15日)の誕生日です。 芳翠は、フランスに渡り、レオン・ジェロームに師事しました。また、黒田清輝(せいき)の白馬(はくば)会の創立に参加しました。 下記「目次」の「ギャラリー」の項目以下において、山本芳翠のいくつかの作品を鑑賞することができます。 山本芳翠 フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』には、「人

江戸時代後期の絵師・俳人 酒井抱一

本日は、江戸時代後期の絵師、俳人である、酒井抱一(さかい ほういつ、 宝暦11年7月1日(1761年8月1日) - 文政11年11月29日(1829年1月4日))の誕生日です。 酒井抱一は、尾形光琳に私淑し琳派の雅な画風を、俳味を取り入れた詩情ある洒脱な画風に翻案し江戸琳派の祖となった、といわれています。。 下記「目次」の「ギャラリー」の項目以下において、酒井抱一のいくつかの作品を鑑賞することができます。 酒井抱一 小学館の日本大百科全書(ニッポニカ)によれば、酒井抱一

19世紀フランスのバルビゾン派の画家 コロー

本日は、19世紀のフランスの画家であるジャン=バティスト・カミーユ・コロー(Jean-Baptiste Camille Corot、1796年7月16日 - 1875年2月22日)の誕生日です。但し、小学館の日本大百科全書には、誕生日が「7月17日」である旨記載されております。 コローは、バルビゾン派の七星(コロー、ミレー、テオドール・ルソー、トロワイヨン、ディアズ、デュプレ、ドービニー)の一人であり、次世代の印象派との橋渡しをした画家として知られています。 なお、ドービ

19世紀フランスの印象派の画家 カミーユ・ピサロ

本日は、19世紀フランスの印象派の画家であるカミーユ・ピサロ(Camille Pissarro, 1830年7月10日 - 1903年11月13日)の誕生日です。 1900年頃(70歳頃)の写真 下記「目次」の「ギャラリー」の項目以下において、カミーユ・ピサロのいくつかの作品を鑑賞することができます。 カミーユ・ピサロ小学館の日本大百科全書(ニッポニカ)によれば、カミーユ・ピサロについて、次のように記載されております。 フランスの画家。生涯の大半をフランスで過ごした印

バロック期のフランドルの画家・外交官 ルーベンス

本日は、バロック期のフランドルの画家、外交官であるピーテル・パウル・ルーベンス(蘭: Peter Paul Rubens, Pieter Pauwel Rubens, Petrus Paulus Rubens オランダ語: [ˈrybə(n)s]、1577年6月28日 - 1640年5月30日)の誕生日です。 ルーベンスは、祭壇画、肖像画、風景画、神話画や寓意画も含む歴史画など、様々なジャンルの絵画作品を残しました。日本語では「ペーテル・パウル・リュベンス」や「ピーテル・パ