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ベンチャー幹部に求められているのは、プレイヤーとしても、マネジメントとしても飛び切り優秀なこと。

ヘッドハンターのキープレイヤーズ高野さん(Aidemyの株主でもあります)とお話しているするなかで、表題の話がでてきて。Aidemyに幹部として転職されることを希望される方にも読んで頂きたいと思い、noteにまとめました。アジェンダは以下の通りです。

1. 正社員規模30名以下でも上場できる。
2. ベンチャー企業の幹部は、プレイヤー面とマネジメント面、両方優れている必要がある。
3. 幹部を目指しているなら、足りない部分を補え。

1. 正社員規模30名以下でも上場できる。

テクノロジー系ベンチャー企業は少数精鋭であることが望まれていることが多々あり、従業員数13人の時点でFacebookから10億ドル(1,000億円)で買収されたInstagramの話はあまりに有名です。

日本でも、「みらいワークス」は従業員数28名で2017/12/19に上場し、「PKSHA Technology」は従業員数30名で2017/09/22に上場し、「ユーザーローカル」は従業員数28名で2017/03/30に上場しました。この3社のように、テクノロジー系のベンチャー企業は従業員数が少なくても売上が立ちやすく、上場できることが知られています。

従業員数30人以下の規模感だと、中学校の1クラスよりも人数が少なくなる訳です。ゆるやかな分業体制があるのは勿論ですが、分業がはっきりしていないことも多く、幹部も含めた全員が優れたプレイヤーになることが必須条件になります。そのため、ベンチャー企業の幹部は、プレイヤー面とマネジメント面、両方に精通したスーパーマンになる必要があるのです。

2. ベンチャー企業の幹部は、プレイヤー面とマネジメント面、両方優れている必要がある。

従業員数が30人以下の状況ですと、ベンチャー企業は「立場でマネジメントする」のが非常に難しいことになります。組織が割とフラットになるので、組織図で上司・部下の関係があったとしても、むしろ友達的なウェットな意味合いのほうが強いです。上記の通り少人数でも上場できることを考えると、上場直後の組織でも似た性格があると思っております。

そうなると、マネージャー層であっても、プレイヤーとして優秀である必要があります。しっかりと分業するよりも、自分で手を動かしたほうが早かったり、手を動かさないとメンバーの信頼を得られないケースもあるのです。

実際、大企業やコンサルティングファーム出身の方が転職するケースだと、マネジメント経験が豊富な方が多いでしょう。しかし、プレイヤーとして手を動かしながら働くことに忌避感を覚える方も一定数いるのも事実です。弊社でも大企業やコンサル出身の方と面接することもありますが、なんとなくベンチャー向きでないな、と感じることも多く。その多くの場合は、「プレイヤーとして泥臭いことをすることを嫌がっている」ことが見て取れるケースだと感じています。

他方、ベンチャ企業に長く身を置きすぎてしまうと、プレイヤーとしては優秀だが、マネジメント能力に不足があるケースも見受けられます。(僕の場合は完全にこれですねw 泥臭いの大好き!) プレイヤーとして優秀なのは必須条件ですが、それだけだと組織がスケールしません。(なお、10人以下の組織であれば、全員プレイヤーのほうがスピード感が出ていいと思いますが。)より組織の拡大を目指すのであれば、手も動かしつつ、マネージャーとしてメンバーのマネジメントにも注力する必要があります。このバランスは非常に難しいですが、ベンチャー企業で幹部として働く上での醍醐味と言えるでしょう。

3. 幹部を目指しているなら、足りない部分を補え。

繰り返しになりますが、幹部を目指しているなら、プレイヤー・マネジメント両方の力に優れている必要があります。例えば、大企業やコンサルティングファーム出身の方は、プレイヤーとして優秀になる努力をしたほうがいいでしょう。自分自身が泥臭く業務を遂行することにこころから腹落ちしている状態で、面接に望むのが良いです。

ベンチャー出身で幹部を目指している方は、マネジメントとして優秀である努力をしたほうがいいでしょう。スピード感を求めるあまり、ついつい自分で手を動かしすぎてしまうケースも多々あります。(僕もそうですねw) 他人に一任することを覚えながら、「長い目で見たスピード感をつけていく」ためにはどうマネジメントすべきか考えることが大切だと思います。

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