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アイデミーユーザー数10万人突破&グローバル版リリースを皮切りにした、今後のグロース軸

2月に大きなリリースを2つローンチしました!

2021の2月にアイデミーは大きなニュースリリースを2つローンチさせていただきました。

まず1つ目はユーザー数10万人の突破。2017年12月20日に初めてAidemyがローンチしてから、ぴったり3年と2ヶ月で大台を達成できたのは光栄です。もともとは個人向けにスタートしたサービスですが、2018年の法人向けサービスのローンチを皮切りに、現在の主力サービスは Aidemy Business Cloudとしてエンタープライズ向きのものになっています。2019年12月の第三者評価で「ユーザー数No.1」という結果がでておりましたが、さらにサービスが伸び伸びと成長できました。

次に英語版のリリース。Aidemy Business Cloudの主力顧客は日系のグローバル企業です。「海外拠点でも使いたい」という多数の声をお客様からいただきまして、Aidemy Business Cloudを多言語にて提供することになりました。まずは英語版からのローンチですが、英語に限らず、東南アジアを中心にローカルな言語への翻訳を進めていく予定です。日本No.1のサービスの次はアジアNo.1のサービスを目指します。

英語版の再チャレンジ

アイデミーにとって、英語版は実は2度目のチャレンジになります。もともと、アイデミーというサービスの事業計画を整理した最初のA4 1枚のword資料にも「海外に展開する」という一言が書き込まれていました。「なぜ海外に進出するのか?」という問いの答えは、「そこに海外があるから」です。最初は、漠然と「やりたい」という気持ちで突っ走り、2018年10月に英語版のアイデミーをローンチしました。当時は3講座のみ、かつブロックチェーンプログラミングに特化したサービスで、個人向けサービスを提供していました。有り難いことに、JETROさんの海外支援プログラムなどにも採択いただき、シリコンバレーでVCとのディスカッションしたり、展示会の出展なども行いました。

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▲当時のサンフランシスコの展示会の様子▲

しかし、その後B2Cサービスとして英語版アイデミーをグロースできませんでした。当時、ブロックチェーンの仕組みをスクラッチで実装できるサービスは世界的に見ても希少でしたが、さらにユーザー数を増やすために英語版のマーケティング・コンテンツ投資をするほどの余力はありませんでした。さらに、B2Bサービスが徐々に立ち上がるなかで、B2Cサービスの優先度が相対的に低下し、残念ながら1年を経たずにクローズしたのです。

そんななか、B2Bサービスに注力し、顧客と対話するなか、「海外で使いたい」「日本語以外の対応もして、海外の現地採用のメンバーにも使わせたい」という声を耳にすることが多くなりました。また、グローバル企業では「日本語以外の対応ができるかどうかが、研修教材を採用するかどうかの基準の一つになる」とご指摘を頂いており、自然と目線が「海外でも使えること」へ上がってきました。

アイデミーを個人向けにリリースした時はユーザー獲得に課題があったわけですが、法人向けであれば、日系企業の海外拠点を始めとして、ユーザーの拡大がイメージできます。さらに、日系企業の取引先を皮切りに、現地資本の企業へのご提案も進めていけます。過去の挫折と、お客様の声、それぞれの点と点が線でつながったような感覚で、このタイミングで英語版のリリースに踏み切りました。

今回のリリースでは、アイデミー日本語版の80以上あるコースのうち、人気の11コースが英語でも受講できます。奇しくも、2017年12月に初めてAidemyがローンチされた時のコンテンツ数も11コースでした。アイデミーにとって、2021年2月は、アジアNo.1を目指す新たなDay1です。グローバル版でのリリース状況がどうなっているかは、引き続きnoteなどでもまとめていこうと思います。

今後のアイデミーのグロース軸

先日、今後のアイデミーのグロース軸を社内でも発表しました。3軸あり、「展開地域の拡大」「ターゲットの拡大」「川下への拡大」です。

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展開地域については、まずはアジアを目指します。僕の本『人工知能プログラミングのための数学がわかる本』も台湾・韓国で翻訳されて出版されており、弊社COO河野さんの『99%の人がしていないたった1%の仕事のコツ』も全世界の国々で翻訳されているようですが、特にタイで大人気のようです。日本のコンテンツは、まだまだアジアに大きな影響力を持っています。グローバル版を皮切りにして、今後、1社あたりの契約ユーザー数を10倍にしていき、桁を変えていきます。

次に、ターゲットの拡大です。アイデミーのエンタープライズ向けサービスは既に50社以上の契約をいただいており、公式ホームページにロゴも掲載されていますが私達にとっては身に余るほどの大きなグローバル企業がほとんどです。しかし、日本のなかだけでもまだまだアプローチできるグローバル企業・その子会社・中堅企業が多くあります。今後、契約社数を10倍にしていき、桁を変えていきます。

最後に、川下への拡大です。アイデミーでは教育研修のサービスだけでなく、modeloyという実運用のソリューションを用意しています。アイデミーのゴールは「DX人材の育成」ではなく、「DXの実現」であり、それはまさに「デジタルを起点とするビジネスモデルを成立させること」だと思っています。そのためには、人材育成だけでなく、そこで育った人材が活躍する場をつくることが必要であり、コンサルティングサービス・エンジニアリングサービス・プラットフォームサービスを提供し、実運用の支援を行います。まさしく今後アイデミーが狙いたい市場は研修市場の10倍以上ある広大なマーケットであり、桁を変えていきます。

この数年でだいぶアイデミーはグロースできたと思いますが、これからさらに1,000倍以上成長できるポテンシャルがあるはずです!これからもご声援のほど、よろしくお願いします。

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▲グローバルにプレイできるスポーツ(?)、ゴルフもやり始めてます。▲

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