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「外国人に日本語で話し掛けられて英語で返事することの何が問題なのか?」EJO連載更新!

はじめましての方もそうでない方もこんにちは。翻訳家で通訳者の平野暁人と申します。いよいよぐっと秋めいてきましたが、どなたさまもお元気でお過ごしでしょうか。

私はといえば先週末から月曜にかけて、兵庫県豊岡市で開催されている「豊岡演劇祭」を視察という名目で城崎温泉に泊まり倒して朝晩温泉に浸かるわ昼からびーるは呑むわそのまま観劇をハシゴするわで我が世の春を謳歌してまいりまして、現在はモードを切り替え、明日から始まるSPAC(静岡県舞台芸術センター)の仕事へ向けて準備を進めております。

なんせ今回は1ヶ月にもわたる新作の稽古で、それも演出家はフランスからzoomでの参加。zoomを使っての稽古自体は既に経験済みですが、これまでは再演ものゆえなんとかなった観があったのに対し、今回はクリエーション。遠隔で新作……不確定要素が多すぎて恐ろしいので、準備にもいつも以上に力が入ります。

恐ろしいといえば、8月前半は鳥の劇場(鳥取県)、後半はSPAC(静岡県)、9月中盤は豊岡演劇祭(兵庫県)、後半から10月後半にかけてまたSPAC(静岡県)……。

……え?

……あれ?

家  賃  っ  て  な  ん  だ  ろ  う  ? 

いいんだ、このご時世、この分野でお仕事があるだけ幸せなんだ。11月以降のスケジュールはスッカスカだし、オレは!今を!!生きるぜ!!!

とかなんとか言っていたら、EJOの連載が更新されました!しかも現時点で第1位!!

今回の1位は、今まででいちばん嬉しいかもしれません。

というのも、今まででいちばん大切なことを書いた気がしているからです。

外国語を学んでいる人も、そうでない人も。今現在この国で生きているすべての人に、今回の記事が「言語と人間と尊厳」を考え直すきっかけになってくれたら、と心から願っています。

それでは、どなたさまもよき初秋をお迎えください。

平野暁人

訪問ありがとうございます!久しぶりのラジオで調子が狂ったのか、最初に未完成版をupしてしまい、後から完成版と差し替えました。最初のバージョンに「スキ」してくださった方々、本当にすみません。エピローグ以外違わないけど、よかったら最後だけでもまた聴いてね^^(2021.08.29)