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コロナの憂鬱

コロナが増えてきたので、          今月の日本酒講座は休講にしました。

7年もやっているのに休講なんて盲腸で入院した以来だ。

2年程前から趣味が高じて、自主練10年でお菓子教室も始める事になった。特にどこかで修行したわけでもスクールにも通った事がない私が。

でもね、10年も自主練トレーニングしていたら、初心者の気持ちや失敗するポイントや工夫が人一倍、気が付きやすいんだよね。        だって、失敗したら誰にも聞く事も頼る事もできないんだから、そりゃ人一倍考えるさ。    受講者さんも段々と増えていき、コロナ前に募集した「基本のキッシュ作り」なんて、48人も申し込みがあり本当に驚いた。しかもほとんどの受講者さんがリピーターさんだった。

勝手につけられた「簡単、早い、大雑把」が私のウリ?らしく、受講者さんは毎月、楽しみにしていてくれる。

よく、YouTubeに投稿しませんか。と有難いお誘いがあるけど、一度どなたかのインスタに私のお菓子教室の写真が投稿されていて、見本のお菓子を作っている見知らぬ人の、ぽちゃっとした手が写っていた。

一体、私の知らない内に見本のお菓子を誰かが触っていたのか。

誰かが見本を別で作っていた。

しばらく考えていたら、やっぱりその見知らぬドラえもんのような手は、私だった、、、、。

信じられない。コロナ太りは手さえも脅かしていた。それからYouTubeに投稿するのは、

「手が痩せたらやります」で通しています。 

そんな明るく楽しいお菓子教室に、ぶつぶつ文句を言う人がようやく現れた。陰口、悪口は決してネガティブな事ばかりではなく、沢山の人の目にとまった表でもある。

「鮨屋の女将さんだからって、お菓子の免許がないんじゃないの。このままやらせてもいいのですか」と、カルチャースクールの主催元に言ったらしい。

OMG!

全国100店舗ある有名クッキングスクールの講師になるのも、お菓子の資格は不要であります。   正しく楽しく作られるように学んでいただき家庭で大切な人に振舞えるように、教室の時間を楽しんでもらうには資格なんてどこに必要なのか。

あはははは。全然気にならないわ、

でも誰がそんな事を言ってくれたのかだけ、気になった。

驚いたのは、同じ主催元に属している別の講師でした。昼ドラの世界じゃないの、これは。そんな強引に足を引っ張るのは。

更に深聞きすると、その講師さんの教室はもう数年、受講者さんがいないのだという。

素晴らしい、ファイトスタイル。

コロナ期、少しでも人に優しくしようと心に誓う。

緋田和美




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