転勤を経験
2022年4月から新天地
社会人6年目。ついにその時が来ました。
本人内示のある2月下旬、朝一に上司からお呼びが入り、
「転勤です!4月から○○です!」
と告げられました。
そろそろ転勤のタイミングと感じてはいましたが、いざ直面すると何とも言えない感覚になりました。
次のステージに進む。新天地でやっていけるだろうか。家はどうしよう。
様々な感情が同時に湧いてきて、その日は仕事が手につきませんでした。
LINEで妻に転勤を報告し、まずまずのリアクションで、4月から心機一転頑張るかと帰路に着きました。
緊急家族ミーティング・・・
さて、4月から一緒に頑張ろう!というモチベーションで家のドアを開けました。
家で待っていた妻と子供。
おかえりの次に出てきた言葉は、
「会社を辞めて転職して!」
・・・・・?
LINEと反応が違う。
顔は笑っているけどどことなく不安な表情。
そこから緊急で家族ミーティングが始まりました。
なぜこのタイミングで転勤なのか、転勤を断れないのか、人事は何を考えているのか、今の生活と全然違う、家族の負担のことは考えなかったのか、、、
ありとあらゆる質問を受けました。
いきなりの転勤報告。自分もすぐ報告したつもりでしたが、それでも心の準備ができないと言われました。
深夜遅くまで家族ミーティングは続きました。
仕事と家族
自分自身は今回の転勤は自分にとってもチャンスだと思ってました。
しかし、家族にとってはチャンスというより負担の方が大きく、家族のことを考えなかったのかと聞かれたときは、正直胸が締め付けられました。
今まで家族を思ってきたつもりでしたが、仕事や自分自身のキャリアを優先したと思われてしまい、自分は初めて「人生で本当に大事にしたいこと」を考えました。
仕事で大成したい
家族と不自由なくのんびり暮らしたい
バリバリ仕事をしながら家族を養うことについて、自分の中の「バリバリ仕事をする」ことが、家族にとっては「会社に尽くしすぎている人」に写ってしまったようです。友人の間では、
「転勤を受け入れるなんて、よっぽど今の仕事が好きなんだね」
「何で断れないのかね」
という話にもなったらしく、自分自身の考えがまるで世間一般の考えからかけ離れているかのような感覚になりました。
自分は今まで何人も先輩の転勤を目の当たりにしてきたので、いつか転勤があるということは通常の感覚でした。
自分の決断と家族の覚悟
本人内示から1週間は自分の考えがまとまらず、本当に自分はどうしたいのか?をずっと考えてました。
それでも時間は止まることはなく、家族で新天地で生活する覚悟を決めました。
自分の考え・決断に家族がついて来てくれることに感謝し。何が何でも家族を守らなければならないと思いました。
それから4月の転勤までの約1カ月間は怒涛のような毎日でした。
このような忙しい日々はしばらくは来ないだろうなと思っておりましたが、、、、
新天地でも思わぬ日々が待ち受けてました。
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