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ニューメキシコ州サンタフェ

ある程度年齢が行っている日本人には、宮沢りえの写真集でおなじみの、ニューメキシコ州サンタフェ(Santa Fe)です。ニューメキシコ州の州都で、同州最大都市であるアルバカーキから車で約1時間。アメリカで2番目に古い都市で、アメリカ建国前の1607年創設。人口は約85,000人とこじんまりした街ですが、芸術の街として知られ、とにかく美しいものに囲まれた、アメリカでも人気の観光都市です。

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何が美しいかって、まずは色鮮やかな街並みです。標高が高く空気が澄んでいて、空の青色が濃厚な一方、建物は赤茶色の日干しレンガを使ったアドビ建築で統一されています。ネイティブアメリカンの地域でもあることから、ターコイズやターコイズ色が多用されつつ、メキシカン文化の影響も色濃く、真っ赤な唐辛子が至るところで吊るしてあります。また、サンタフェはニューヨークに次ぐアートギャラリーの数を誇っており街中に芸術作品が溢れています。とにかく右を向いても左を向いても、鮮やかな色の洪水です。

更に気候的にも特に夏はカラッとした暑さで、開放的な気分にさせてくれます。もし私が18歳の時にサンタフェに連れてこられていたとしたら、間違いなくガンガン脱いでいたことでしょう。

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アートを楽しむならキャニオン・ロードのギャラリー群も素敵ですが、ポップカルチャー好きにおすすめなのが若干郊外にあるMeow Wolfです。まさに「おもちゃ箱をひっくり返した」という表現がピッタリの、新進気鋭のアーティスト達の作品をごちゃ混ぜに詰め込んだ体験型美術館です。街並み以上に色鮮やかな空間で、映え写真を撮るなら外せないスポット。

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街の中心地であるPlaza周辺にはお土産物屋さんやレストランが集まっています。インターネット上リアルタイムで見られるウェブカメラもあり、Plazaの公園で佇む自分の姿を世界に発信しちゃうのも素敵。周辺にあるThe Shed Restaurantはいつも混んでいますが、建物の雰囲気も良く本場のメキシカン料理を楽しめるおすすめのレストランです。

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インテリアにこだわっている、余裕のあるお宅にいくと、大概一つくらいは「サンタフェに行ったときに買ってきました」的な絵や彫刻などがあったりします。アメリカの芸術の都で、美しいものを物色してみるのも素敵な休暇になるかもしれません。

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