目をみはるほどおいしい、揚げたてポークカツレツ
こんばんは。
読むこと、書くこと、食べることが大好きな
ひらさわあけみです。
先月、所用があって、また巣鴨を訪れました。
しょっちゅう通っているので、すっかり常連です。
お昼ご飯は、どこで食べようかな。
あのお店は今日お休みだから、こっちにしようかしら。
ふと、思い出しました。
大勢の人が行き交う巣鴨の地蔵通り商店街ではなく、静かな通りで見かけた洋食屋さんです。
古い看板と建物は、老舗の証拠。
思いっきり、昭和な雰囲気を漂わせています。
お昼どきですし、お店のドアは開いているにもかかわらず、なぜか準備中の札がかかっている不思議な空間。
取りあえず、声をかけてみよう。
用事が済んだ後、急ぎ足でお店に向かいました。
「フランス亭」という、時代を感じさせる洋食屋さんです。
準備中という札と一緒に、ランチの案内がありました。
〇ポークカツレツ
〇ハンバーグ
実にシンプル。
お店の方と目が合い、「カウンターにどうぞ」と案内されました。どうやら営業しているらしい。お客さんは私のみ。
「ポークカツレツをお願いします」
ハンバーグは時々食べますが、ポークカツレツは何年も食べていません。ありそうでなかなかないメニューです。
待っている間は、お店を観察。
使い込まれたテーブルに椅子。
懐かしさを感じました。
「ライスは大盛りにして下さい」
店員さんに声をかけると、びっくりしたような顔をこちらに向けました。
「プラス110円になりますけど、いいですか」
「もちろんです」
私の胃袋は、うるさいくらい音を立てています。
お肉を焼いている音と、その匂いに刺激されたのでしょう。
スープを飲み、サラダを食べながら胃袋をなだめていました。
どちらも予想通り。定番の落ち着く味です。
「お待たせしました」
ハッキリした声と共に、お料理が置かれました。
想像していたよりも、大きなポークカツレツだったのでびっくり。
さらに驚いたのは、ライスです。
もしや、2人前?と思うくらいの量でした。
並べるとこんな感じです。
嬉しくなって、食べ始めました。
お肉にナイフを入れると、しっかりした手応えを感じます。
分厚くて、大きい。
ジュウジュウ音を立てているお肉に、ソースをまぶして口に入れると、全神経がそこに集中しました。
アツアツでホフホフ。
じっくりと煮込まれた、やや濃いめのソースが、胃袋を刺激しまくっています。
ご飯にぴったり。
付け合わせのスパゲティは、定番のケチャップ味。酸味が嬉しい。
たっぷりと盛られた千切りキャベツは、口の中をさっぱりさせてくれます。
見た目だけでなく、洋食の王道を感じさせる、揺るぎのない味でした。
とてもおいしかった。
もちろん、完食。
大満足です。
お皿を下げるとき、シェフが「完食しましたね……」と、複雑な表情をしながらつぶやいていました。
残すと思っていたらしい。
お値段は、880円 プラス ライス大盛り 110円
1,000円でお釣りが来ました。
次回は、ハンバーグ定食を試してみます。
おいしいに違いないでしょう。
今から楽しみです。
★お店情報★
フランス亭
東京都豊島区巣鴨3-21-3 岡島ビル1階
03-3940-3225
JR巣鴨駅 徒歩7分
都営三田線 巣鴨駅 徒歩4分
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