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【イカした大人になれる知識】日経エンタテイメントのヤスくんの言葉を看護学の知識で解釈してみた(※あくまで個人の感想です)

 こんにちは。

あけびでございます。

普段は小説を上げております。

今日の記事はこちらについて詳しく書きます。

0、きっかけは『レジリエンス』

この記事を書こうと思ったきっかけはヤスくんの雑誌の記事の中で発言した2つのことです。

※雑誌のネタバレがイヤな方はここでお帰りください😅

1つ目は

今読んでいる本にたまたま書かれてたんですけど、心的外傷後成長ーーレジリエンスともいうのかな、それなのかなって。

2つ目は

「もうダイビングできません」と言われて「そうなんか」って、受け止めたところから、ショックを感じるまでショックが絶望に変わって、絶望からようやく……やり場のない感情のコントロールの仕方が浮かんできたかな。「じゃあ今の自分に何ができる?」って。

(『日経エンタテイメント』2020年12月号の集中連載『魂の歌』第3回より)

ちなみに、1つ目の『レジリエンス』についてはこちらにあります。

心理学の意味で使ったものだと推測します。

ただ、ヤスくんは心的外傷を負ったというのはちょっと違うなと思ったんです。

全部読んだ後、一から読み直すと、次は2つ目に引っかかりました。

2日経ってもモヤモヤしていたので、私はわずかに残していた資料を漁りました。

それは5年前、看護学生だった時のもの。

思い出したくもない黒歴史のものです。

でも、残り物には福がある。

答えになるものがちゃんとありました。

1つ目の答えは『エンパワーメント』。

2つ目の答えは『ファンクのショック理論』か『キュブラーロスの死にゆく人々の心理過程』。

参考のものが他にないかとググりましたが、一次のものが見つからなかったので、残り物を元に解釈してみます。

1、エンパワーメント

1-1定義

医療や看護の領域では、『無気力に陥った患者が自らの身体と生活のコントロールを取り戻すことによって、パワーを回復していく過程を表す概念』として用いられている。

(安酸史子ほか編、ナーシンググラフィカ 成人看護学概論より)

これは『レジリエンス』に近いところかなと思います。

1-2生じる6つの先行要件

この中の(2)~(4)が近いんじゃないかなと思います。

大きな病気をしたおかげで、生きること自体が『もっと簡単なことやったな』って気づけたというか。

(『日経エンタテイメント』2020年12月号の集中連載『魂の歌』第3回より)

普通なら「病気にならなきゃ良かった」とか「後遺症をなくしたい」とかネガティブに考えると思うのに。

やっぱり、ヤスくんはすごい人だなぁと改めて感じました。

しかも、トラウマになっていないこともわかりましたね😊

2、フィンクのショック理論

※疲れたので柿を干してきました😋

①衝撃
②防衛的退行(拒絶・否認)
③承認
④適応

(総合医療論の授業ノートより)

たぶん、衝撃の期間が長かったんだと思います。

防衛的退行はたぶんやり場のない感情の部分かと。

その後はスムーズににいって承認、適応へいって『じゃあ今の自分に何ができる?』に至っているんだと解釈しました。

病気を公表するまでの葛藤もこれで説明がつくかと思います。

"防衛的退行は承認のために心のエネルギーをためる段階" 

"病気であることを踏まえ、どのように生活していくか、前向きに考える段階"

うん、悪くないね☺️

3、キュブラーロスの死にゆく人々の心理過程

①否認
②怒り
③取り引き
④抑うつ
⑤受容・承認
⑥デカセクシス

(総合医療論の授業ノートより)

終末期のがん患者さんによく用いられている理論です。

ヤスくんは死なないっていってるし、死ぬつもりはないわよ! あんたバカ?っていう勘違いは恥ずかしいのでしないでくださいね😂

②の怒りがやり場のない感情にあたるかなと思いました。

しかし、家族に八つ当たりするとか自暴自棄になるとかが例で書かれていたので、ちょっと違うかもしれませんね。

こういうことがあるよという知識が増えたと思ってください😅

4、まとめ

解釈いかがだったでしょうか?

あんまり上手く説明出来ず、すいません……力不足です。

ただ、拙いながらも想いを綴れて幸せでした。

じゃあ疲れたので、ふかしいも食べます。

ご覧いただき、ありがとうございました😊

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https://note.com/akebe828/m/m7da638157448

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