【本】そういうふうにできている さくらももこ

きっかけ

さくらももこの本を前に読んだら面白かったから。

内容

さくらももこの妊娠・出産体験を綴ったエッセイ。

夫から子どもが欲しいと言われ、トレンディ産院に行ったりテキトーな基礎体温をつけたりしてなんやかんやで妊娠。便秘や悪阻を乗り越え、百恵ちゃんにおすすめの産院を聞き、帝王切開で無事出産。出産を経験した最中に、宇宙の真理や人間の体と心のあり方について、そういうふうにできていると悟りを得る。

感想

ワードセンスが本当に秀逸。トレンディ産院とか、いきなり愛情ホールインワンとか、尻の穴の呼吸を止める悪魔の封印石とか、本当に笑った。

便秘の話は、この本を読んだ日まさにそのような感じの体験をしてたから、こんなに赤裸々に面白おかしくかけるなんてすごいなあと感心。

旦那さんがすごく優しくていいなあと思った。妻が子どもが欲しくて、夫にプレッシャーをかけるのはよく聞くけど、逆は珍しいなと。妊娠がわかったときと出産したときのリアクションはかわいらしかった。

産んだ子どもを見て、愛情がすぐにはわかなかったっていう話は、私もきっとそういうタイプなんだろうなと思った。子供は好きなんだけどね。いきなり愛情ホールインワンな性質でもないし。

途中にやたらと哲学的な話が出てきて、出産するとそんな悟りを開いたような考えに至るのかと思うと、ちょっと楽しみができたかも。

まとめ

妊娠・出産は宇宙の神秘。

これから

今後自分にもその機会があれば読み直したい。



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