ボクシング漫画の金字塔は絶対あれ！

ボクシング漫画の金字塔？
どうせ「あしたのジョー」か「はじめの一歩」、「リングにかけろ」
その辺だろ？　とお思い方、ハズレでございます。

私のイチ推しのボクシング漫画は、誰がなんと言おうが、
小山ゆう先生の「がんばれ元気」です！
傑作中の傑作、個人的にボクシング漫画の最高峰だと思っています。
念のため、ご存じない方にひとくさり申し上げておきます。
ただの漫画だと侮ることなかれ！
その作品からは神々しい後光がほとばしっており、近寄りがたい文学の高みにまで到達しております。
絶望あり、希望あり、感動あり、のありあり尽くしの物語。
まさに垂涎ものの絶品でございます。
まだ読んだことがない方は、ぜひこの機会に！

がんばれ元気（１） (少年サンデーコミックス)

この傑作のどこがいいかって？　それはなんと言っても芦川悠子先生と元気少年の失恋シーンです。これが切なくて本当に泣けてくるんですわ！
うるうるうる。
あとキャラも立っていて、道化役の山谷（クリーニング屋の店員）やガリ勉の岡村も脇役ながらため息が出るほどいい味出しているんですよね～。

実は不肖私もこの傑作に感化されて、三ヶ月前にKindle で初めて電子書籍を出版しました。

殺し屋と嘘つき女

この作品に出てくるブーツ先生とスニーカー少年の悲しい恋物語は、「がんばれ元気」の影響を受けたものです。ただしキャラも設定も180度違いますが……。
そこから受けた熱い魂は拙著のどこかにきっと静かに脈打っていることでしょう、たぶん。
「がんばれ元気」の良さがわかる方は、ぜひ拙著も。
読んでもいいけど、お金を払いたくないという方は、10月の終わり頃に無料キャンペーンを行う予定ですので、そのときにダウンロードして読んで頂けると幸いです。
それではまた、ごきげんよう～！