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丸選手みたいな人を採用したい話

この記事は、『アカツキ人事がハートドリブンに書く Advent Calendar 2019』 の 2日目の記事です。 前回は 小能拓己@aktskハートフル さんの、「祝アカツキ人事版アドベントカレンダー!ビビリな僕は、この実現がとても嬉しい」でした。

はじめに

こんにちは。yuka.と申します。​

アカツキに入社してかれこれ5年が経とうとしていますが
これまでずっと中途採用の仕事をしています。

仕事以外では野球を観るのが好きです。

仕事→帰宅→録画したナイターを観ながら寝落ち
これが私のシーズン中のルーチンワークです。

こんな感じの生活を10年くらい続けているので
つい何かと野球に絡めて考えてしまう癖があります。

それは本業の採用や組織に関することも
例外ではありません。

ここからは企業の採用担当としてではなく
オフモードの私が個人的な想いをつづりますので
少々気になるところがあるかもしれませんが
大目にみていただけたらたいへんありがたいです。

1人の選手がチームを変える

今年、ある選手の加入で
巨人というチームの雰囲気が少し変わったように思います。

ある選手とは、広島から来た丸選手です。

正直、巨人というチームは
変わりにくい組織だと思います。

伝統もプライドもあり
成果を出して当たり前。
他球団では評価される成績を残しても
なかなか認められない。
注目度はどの球団よりも高く
あらゆる評価がすぐに飛び交う。
他球団のエース級の移籍も多く
選手層が厚い。

常に勝つことを当たり前に求められる
そんなチームです。

プロであるからには当然といえば当然かもしれませんが、そのオーラを全面にまとっています。

この環境下でスタメン争いやプレッシャーに負け、去っていった選手をこれまでもたくさん見てきました。

このチームに広島の主力選手で
リーグでもトップクラスである彼が移籍するんですから周囲もだいぶやんやんと言いました。

ですが、そんな周囲のノイズを吹き飛ばすかのように彼はさらりと順応し、結果を出したのです。

そしてもっとすごいのが
”チームが変わっていった ”ということです。

それはなぜか。

いわゆる一流の選手である彼が
毎打席相手ピッチャーのメモをとり
自分からチームメイトに話しかけ
誰よりも練習する。

移籍後もおごることなく
誠実にこれまで通りのことを続けたのです。

「これまで通りのことを続ける」 

いたってシンプルなことですが
生活環境も労働環境も人間関係も変化し
周囲のあらゆる声が駆け巡る中で
気負うことなくこれまで通り実践するのは
なかなか難しいことです。

これだけの選手がこんなに努力している。
それが巨人の選手に火をつけたようです。

普段、選手の応援グッズなどは買わない私ですが
思わず丸選手のリストバンドは買いそうになりました。笑

採用の価値

遡ると、丸選手の入団の決め手は
アトラクト力の高い原監督が
「そのままでいい。ありのままできてくれ」と
自身の背番号を差し出し、口説いたことだったそうです。

「よい習慣はよい成果を生む。」

アカツキの面接でも習慣についての話をよく聞くことがあります。
原監督もきっと丸選手の日々の取り組みを知っていたからそのまま来てほしいと言えたんでしょうね。

個人的にはチームが今年優勝したことより
丸選手を採用できたことの方が
原監督の貢献度が大きかったんじゃないかと思うほどです。

事業を拡大させる(成果を出す)だけではなく
組織をつくる(組織によい影響を与えられる)人が来てくれたのですから。
採用としては大成功ですよね。

一般的には新卒が会社の文化や組織をつくる役割を期待されていることが多いと思います。
その考えには私も賛同です。

それと同時に丸という選手の活躍をみて
改めて中途採用の可能性を感じました。

丸選手みたいな人を採用したい!!!

そんな気持ちが高まる年の瀬です。
私も誠実に精進したいと思いますmm

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