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コウノトリさんがやってきて、安定期を迎えました

一部の方には先にお伝えしていたんですが、この度子どもを授かることができました。来年4月末出産予定です。ということで、自分と子供の記録のためにちょぼちょぼと妊婦マガジンを書いていこうと思います。今回はこれまでに思ったことをバラバラと書いています。

このマガジンは将来子どもを持ちたいと考えているプレママ、プレパパ、妊娠期の女性向けサービスを作っている方にも何かヒントを与えられるかも、と思うので、そんな人にも読んでほしいです。

子供に関する漠然とした思い

なんとなく「妊娠可能性を考えると30歳までに最初の子を産むのが良いんじゃないか」と思っていたので、そんなスケジュール感で考えてました。現実としては31歳0ヶ月で産むことになります(惜しい)。

妊娠がわかったときの気持ち

いろんな気持ちが入り混じっていました。一定期間「ああ、また体温下がっちゃった、妊娠せず生理来ちゃうのか」みたいなことを繰り返していたので、妊娠検査薬で陽性が出た時はもちろん嬉しかったです。ただ、同時に「まだ流産の可能性が…」と思い、全然喜んでない自分もいました。

期間を通しての心境

とにかく流産が怖かったです。最初の検診で胎嚢を確認しても、7週目で心拍を確認しても、9週目で再度心拍を確認しても流産する可能性はあるという情報を見て、常にハラハラしてました。普段とは異なる何かが発生するたびに「もしかして流産…」という考えが頭をよぎり、常に怯えてました。毎日エコー検査して、生きているかどうか確認したいくらいでした。この気持ちは、12週くらいになってやっと少し和らいできました。

その他にも(ここ3,4年くらい風邪を引いてない健康体なのに)体調が全然コントロールできないこと、それゆえ思ったように自分の自由な時間が取れないこと、妊娠中に気をつけなければならないことが多くあること(食べ物、行動等)などからわりとストレスはあり、行き場のないもやもや感を抱えています。

大切にしたい方針

「楽できるなら楽をする」「自分のやりたいようにやる」は大切にしていきたいと思ってます。妊娠、出産でどうしても自分の思うようにいかないことが増えてくると思います。そのときに「この子のせいで○○」と思ってしまう事態は絶対に避けたいので、できるだけ今まで通りの自分で過ごせるように気をつけていきたいと思っています。

こんなご時世での妊娠ってどう?

マイナスはもちろんありますがプラスもあります。

■プラス
仕事も勉強会もオンラインになったことで、わりと支障のない生活ができています。移動がないのは楽です。ついでに言うと頻尿状態なので、家で気兼ねなく何度もトイレに行けるのは良いです。あとは家から出ることがあまりないので、マタニティ用の服をいろいろ買う必要がなかったりもします。

■マイナス
最初の検診の時旦那と一緒に行ったんですが、「今感染症対策でご本人だけでお願いしたいんですが…」と言われてしまいました。出産の時に立会いできないみたいな話は聞いたことありましたが検診の時からとは。同じく感染症繋がりで言うと、妊娠中は免疫力が落ちるので、今流行りの感染症にかかる可能性が上がっているのは怖いです。

妊娠を機に(初期の間は)やめたこと

運動の種類によっては流産してしまう可能性があるので、とりあえずほぼ毎日やっていたリングフィットアドベンチャーをやめました。あと肩が凝るのでよくマッサージに行ってたのですが、安定期に入らないと受け入れてもらえないところがほとんどなので初期の間は諦めました。

とはいえ思いつくのこれくらいです。仕事は一応できてるし、「1ページでもいいから本を読む」みんチャレも続けられてるし。むしろ調子に乗って妊婦ポッドキャストでもやろうかと一瞬思ったけど、編集が面倒なので即却下しました。

会社の制度、文化のありがたみ

1年前に転職するとき、「数年の間に子供授かりたいから、出産前後も過ごしやすい会社だといいなぁ」というのも視野に入れて会社探しをしてました。今、「この会社なら大丈夫そう」という雰囲気を感じています。弊社はコアタイムが一応ある裁量労働制で、妊婦検診に行く日は勤務時間をずらして通常勤務をしています。同僚を見てみても、産休から復帰した人がブランクを感じさせない様子で働いていたり、「子供の面倒を見るので1時間抜けます」という勤怠報告があったり、一般に言う産休(出産6週間前)よりだいぶ前に休みをもらっている人もいたりするので、その点でもやりやすいかなと思ってます。

弊社はベンチャー企業で現在Androidエンジニアは2人なので、私が産育休で抜けてしまうことにちょっと申し訳なさはありました(あまり言いたくないけど、ベンチャー企業が女性を雇うのってリスクあるよなぁと思った)。でも妊娠の報告をするとみんな「おめでとう」「体大事にね」と言ってくれたし、さりげなく気を遣ってもらったりして、みんな優しいなぁと思ってます。

ちなみに私はブランクが長くなってしまうのが怖いので、できるだけギリギリまで働いて、産後はちょっと落ち着いたかなと思ったタイミングで少しずつ復帰できたらいいなと思ってます。

会社、同僚に伝える時期の難しさ

気持ちとしてはいろんな人に早めに伝えて、つわりがきつくなったときに「ちょっと休憩するわ」と気軽に言える状態が良いと思ってます(「頻繁に休憩してるけどなんかひどい病気なんだろうか?」と余計な心配をかけたくないし)。が、つわりがつらい時期=流産の確率が高い時期なので、伝える時期が早すぎて流産になってしまったらそれを伝えなきゃいけない範囲が広くなってしまうので、それも辛いなぁと思ってしまいます。

友人に伝えるときの難しさ

親しい友人には早めに妊娠をお知らせしてたんですが、「妊活中」「流産した」という人もいるわけで、伝え方には気をつけなくてはいけないと改めて思いました(別に何かトラブルがあったわけではない)。

キャリアに対しての不安

先が見えなくて怖い、というのが率直なところです。出産前後で体にどれだけ負担がかかっているか、赤ちゃんの世話がどれだけ大変なのかがわかっていないのでちゃんとした心構えがしにくいなと思っています。この先もエンジニアとして働いていくつもりだし、変わらずiOS/Android両方をキャッチアップ、実装していきたい気持ちですが、ブランク期間でなまってしまったり、情報のキャッチアップが思うようにできなくなったらどうしようという気持ちもあります。

使っているサービス

BELTA(葉酸サプリ)
妊娠前から購入していたんですが、このときは旦那と一緒に飲めた方がいいのではという観点でマカが入っている葉酸サプリを使っていました。のちの記事でも書きますが、流産の可能性が少し低くなったタイミングでプランを切り替え、普通の葉酸サプリにしています。

ninaru

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妊娠期にとても頼りになるアプリです。現在の赤ちゃんの様子、n週目に起こること、他の妊婦さんの様子などがわかります。妊娠中の過ごし方や気をつけたい食べ物などの記事も数多くあり、いつでも検索で見つけられるのは心強いです。

ちなみにパパ版ninaruもあって旦那にインストールさせましたが、あまり見てない雰囲気を感じるのでたまにママ版ninaruの気になる記事を読ませてます。

その他たまに使っているアプリはままのてたまひよBabyプラスです。Babyプラスは「あの日何週何日目だっけ?」「来年の1月は妊娠何ヶ月?」みたいなことを知るのにカレンダーをよく使ってます。

■食材宅配サービス(Oisix生活クラブ
両方とも妊娠前から契約してたまに頼んでたんですが、添加物が気になり始めたこと、買い物に行くのが少し手間だなと感じたことから以前より積極的に使うようになりました。たまに何かが足りなくなったらスーパーに行って買ってます。

早いうちに知っておきたかった、知っていて良かったこと

今まで全然妊娠出産情報に触れてなかったので、知らないことだらけでした。

■妊娠成功率
男性、女性ともに年齢が上がるにつれて妊娠成功率が低くなること、排卵のタイミングや精子の生存期間を考えたら「ちょうどいいタイミング」は限られていることなどを考えたら、不妊でなくても成功する確率は結構低いなと思いました。学校での性教育は避妊寄りの話が多かったように思え、不妊でなかったらわりとすぐ妊娠するもんだとなんとなく思ってました。もっと妊娠出産の具体的な話を聞きたかったな。

■流産の原因と確率
恥ずかしながら「派手に転んだりしなければいいのでは」くらいに思っていたので、妊娠初期に妊婦に過失がないのに染色体異常等で流産することも多いということに驚きました。妊娠してからのいろんな罠はあまり意識できてなかったです。

■葉酸の必要性
妊娠1ヶ月前から摂ることが望ましいものらしいですね。私は偶然どこかのWeb記事でそのことを知り、結果的に妊娠1,2ヶ月前くらいから摂取することができました。「妊活」をまだ強く意識してない状態の人にもこの情報が届くといいな。

妊婦にしてあげてほしいこと

電車で見かけたらぜひ積極的に席を譲ってあげてください。お腹が目立ってなくても、というかお腹が目立ってないときこそつわりで立っているのが辛い可能性があります。電車に乗って座っていたら、たまに顔を上げて妊婦他、椅子を必要としている人がいないか確認してみてほしいです。

もしももしも流産してしまったら、絶対に責めないでください。妊婦に過失がなくても流産してしまうことだってあります。

あと個人的にはできるだけいつも通りにオンライン飲みとか、たまに外食とかに誘ってほしいなと思います(神奈川寄りだとなお嬉しい)。最近飲み会あんまなくてみんなの近況とか聞けてないし。

あ、外食と言えばここ行きたい。1万で100種類の高級中華が食べ放題のところ。複数人で行っていろんな料理をつまみ食いしたい。メニューはこれじゃないかな。

あとしゃぶしゃぶれたすも行きたいな。中目黒店か渋谷店。熟成牛タンのコースが良い。

無事出産し終えたら

いろんな食べ物を我慢したり制限したりしてるので、一緒に食べに行ってくれる方を募集です(いつになるか不明)。「それ自分も食べたい」というのがあったら声かけてほしい。もちろんこの項目でなくてもぜひ。

■お寿司、刺し身
健保寿司とか、そうじゃなくてもなんか美味しい生魚が食べられるところ行きたいなぁ…。

■卵かけご飯専門店
妊娠前からTKGの専門店なるものが存在するのは知ってたんですが、わざわざ行くまでの熱量はなく。今はわりと恋しいので誰か↓こうゆうところ一緒に行きましょ。

■白銀屋

新卒時代に何回か行った西新宿のお店です。大山鶏の香味刺身ステーキがうまいんだ…。半生だから今は食べられないけど。

その他つぶやき

・夫婦間の情報共有は、エンジニア夫婦ということもあってSlack使ってます。専用チャンネルに検診の結果や次回の検診予定、人から得た情報を書き込んでいくかんじ。
・道端でたばこ吸ってる人まじやめてほしい。
・飲食店情報サイト、禁煙分煙とかすぐにわかるようになってほしい。

マガジン作りました

検診が終わる度に記事を書いてこのマガジンに入れていく予定です。予定。すでに以下の記事は書き上がっているので、明日から毎日投稿します。

・ひとまず歓喜と安堵:妊娠5wまでの日記
・つわりと母子手帳と。:妊娠5w〜7w日記
・「9週の壁」が怖かった:妊娠7w〜9w日記
・エンジェルサウンズに心を救われる:妊娠9w〜11w日記
・やっと分娩先が決まった:妊娠11w〜13w日記

興味ある方いたらフォローしてみてください。ではまた次の記事で。


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