思い出の断捨離

お盆休みということもあり、部屋を片付けたり、自分の人生で好きな事のモチベあげようかなと思い、ミニマリスト系であったり、コーチング(自己啓発)系の動画を見ていた。そこで自分のこれからやりたい事や、今と未来の理想にフォーカスするという教えを学び、まずは無限に増えている積読や過去の本を捨てようと色々整理していた。その中で、自分の昔の旅行とかコミュニティの写真とか資料みたいなんが出てきて、こういう整理をしているとよくある事だけど、過去を思い出して回顧していた。

その思い出の品や写真をどう断捨離すればいいだろうというのをちょっと思ったのでメモしておく。基本的な考え方として、未来や今に必要でないものは捨てる方針。

チケット、パンフレット、記念品

単なる情報であることが多く、全く要らないので捨てる。単に観光戦略にハマっただけ。

現在連絡をとっている人との過去の思い出

今も連絡を取っているならば、今後もその関係を続ける為に何ができるかを優先するべき(誕生日祝う等)であり、人は変わっていくのであって、過去を気にしていても仕方がないので捨てる。

現在連絡を取ってない人との過去の思い出

その過去の思い出が今の自分に影響を与えているかで判断する。例えば、憧れている人との思い出、自分の人生観の形成のきっかけをくれた人との思い出等は残しても良い。逆に、学校の集合写真等、大半が関係ない人の場合は捨てる。

人生の意味

全ての人生には意味があり、運命がある。自分の人生には意味がない、と思った事も多々あったが、今思えばそれはただ単に人生の理解が浅かったと思う。まず国籍がある。親がある。祖父母がいる。地元がある。学校がある。政治がある。経済がある。戦争があった。メディアがある。インターネットがある。技術がある。医療がある。全ての文脈の上に特定の世代や集合が形成されるわけであり、その世代中のさらに社会的文脈の上に自分が生まれている。これ以上の意味が必要だろうか?

答えはyes, なぜならば、人は感情の生き物だから。文脈は感情を直接惹起しない、それは過去のものだから。結局生まれてから、何かを経験し感情を経験する必要がある。そしてその感情を起点として文脈を理解することで自分の人生の意味が浮き彫りになってくる、そういうものだと思う。

断捨離を通じて、自分の人生の意味、人生観を再確認して、生きたい未来を生きれるようになれればいいなと思う。

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