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植毛と増毛の違いって?それぞれのメリットについて

薄毛対策の方法に、植毛と増毛があります。どちらも似たような言葉ですので、両者の明確な違いというのを理解している人は少ないのではないでしょうか。もしかすると、植毛も増毛も同じものだと理解している人もいるかもしれませんが、増毛と植毛は違うものです。
今回は、植毛と増毛の違いについて見ていきましょう。薄毛に悩んでいる方は参考にしてみてください。

植毛①

増毛とは

まずは増毛がどのようなものか見ていきましょう。
増毛とは、自分の毛髪ではない毛を利用して髪の毛を増やす方法です。増毛にはいくつかの種類があります。

・結毛式
人工毛を5~6本、生えている自分の髪の毛1本に結び付けることで髪の毛のボリュームをアップさせる増毛方法です。髪の毛に直接結び付けるため、頭皮の通気性が悪くならず、肌トラブルが起こりにくいというメリットがあります。ただ、自分の髪の毛に結び付けるため、ある程度自分の髪の毛がなければ施術できないというデメリットがあります。また髪の毛が伸びることで結び目の位置も高くなってくるので、定期的なメンテナンスが受ける必要があるなど、手間がかかるというのもデメリットです。

・接着式
人工毛が植え込まれた粘着シートを頭皮に直接接着する増毛方法です。自分の髪の毛に結び付けるなどの手間がないため、薄毛が進行し自分の髪の毛が少なくなった方でも利用できます。また、シートを貼り付けるだけなので、施術時間も短くできます。ただ、頭皮に直接シートを貼り付けるため頭皮への負担が大きく、肌トラブルなどのリスクが高めです。また粘着シートの粘着力は一定期間しか持続しないため、定期的なメンテナンスが必要になります。

・編み込み式
自分の髪の毛の根元に特殊な糸を編み込んだ土台を作り、その土台に人工毛を結び付ける手法です。結毛式と同じく、頭皮への負担が小さな施術方法となります。汗や水にも強いという特徴を持ち、激しい運動などをしても毛が抜け落ちてしまうことはほとんどありません。

・着脱式
ピンを使い、自分の髪の毛に人工毛を取り付ける増毛方法です。ピンで取り付けるため、いつでも取り外しが可能。シャンプーするときなど、必要のないときは取り外すことができます。ただ、自分で簡単に取り外しができるということは、意図しないときにもはずれてしまったり、ずれてしまったりするなどのリスクがあります。

植毛②

植毛とは

では次に、植毛がどのようなものか見ていきましょう。
植毛とは、薄毛が気になる部分に髪の毛を移植する施術方法のことです。増毛と違い手術が必要な方法ですので、植毛は医師にしか行うことができません。
植毛には自毛植毛と人工植毛の2タイプがあります。それぞれどのようなものか見ていきましょう。

・人工植毛
人工植毛は、ナイロンやポリエステルなどで作られた人工毛を移植する植毛方法です。薄毛が進行し、完全に髪の毛がなくなった状態でも利用できる施術方法となります。人工的に作られた髪の毛を使うため、毛の量を好きなだけ調節することが可能です。
ただ、人工的な素材を使うため、拒否反応が起こるリスクがあります。また細菌感染や副作用のリスクもあり、医師による定期的なメンテナンスを受ける必要があります。

・自毛植毛
自毛植毛は、自分の髪の毛を薄毛が進行した箇所に移植する施術方法です。側頭部や後頭部の髪の毛を毛根ごと採取し、それをいくつかの株に分けて移植します。自分の髪の毛を毛根ごと移植するため、移植後に抜け落ちても再び生えてくるのが特徴です。側頭部や後頭部といった、もともと抜けにくい特徴を持った毛根を移植するため、その性質がそのまま引き継がれ、薄毛の進行をスローダウンさせることができます。
ただ、自分の髪の毛を移植する必要があるので、自分の髪の毛がある程度生えている必要があります。薄毛が進行しており、植毛が必要な個所が広範囲になっている場合、自毛植毛ができないことがあるということです。また自毛植毛は皮膚を切り開き毛根を採取し、その後縫い合わせるため、傷が残ったり、痛みやかゆみが出たりするなどの副作用もあります。

植毛③

植毛と増毛は、手術で髪の毛を移植するのか、手術を行わず髪の毛を付加するのか、という違いがあります。それぞれの違いをしっかり把握し、自分に合った方法を選択するようにしましょう。
以下に、おすすめの植毛クリニックを紹介しておきますので、気になる方は参考にしてみてください。

アイランドタワークリニック
https://www.ilandtower-cl.com/

湘南美容クリニック
https://www.sbc-aga.jp/

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