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薬の錠剤の入る「PTPシート」を回収し、リサイクルを目指す。in神奈川県横浜市

こんにちは、翼祈(たすき)です。

私は20代の頃から既往歴が多いので、を多く飲んでいます。

左耳が感音性難聴と7歳の頃に診断を受けた時は薬はなく、「20歳になったら再度受診して下さい」とその当時の先生に言われて、20歳の時に受診した後から、「耳の音の通りが良くなる薬」として、耳鼻科でも薬が処方される様になりました。

この様に薬は私にとって身近な存在ですが、最近薬について、気になる記事を読みました。

薬の錠剤などが入っていた「PTPシート」を回収し、リサイクルすることを目標とする製薬会社などのプロジェクトが、神奈川県横浜市で本格的に展開されています。2022年10月から1年間の実証実験を経て、「PTPシート」の回収拠点を拡大しました。製品化の目処が立てば、2024年中に他の自治体でも導入したいと考えています。

このプロジェクトは、製薬大手の東京都にある第一三共ヘルスケアと、資源のリサイクルなどを手がける、東京都中区にあるテラサイクルジャパンが連携した【おくすりシート リサイクルプログラム】です。「PTPシート」はプラスチックにアルミニウムを圧着させて作られていますが、分離した上でそれぞれ再生素材に生まれ変わらせ、さらに製品化する計画だといいます。

今回は神奈川県で行われている、【おくすりシート リサイクルプログラム】について紹介します。

【おくすりシート リサイクルプログラム】概要

実証実験では、横浜市内のドラッグストアや薬局などに設置された専用の回収箱に当初目標の10倍を超えるおよそ108万枚相当の「PTPシート」が持ち込まれました。実証実験の期間中、拠点は最終的に60ヵ所まで増えましたが、各店がその後も回収箱の設置を続けた以外にも、横浜市の公共施設なども加わり、102ヵ所に拡大しました。2024年3月末までで累計およそ300万枚相当、重さ3トン分を回収しました。

東京都中区にある田中薬局は実証実験時から協力していて、今は毎月10kg分ほど集まります。客が服用する複数の薬を1回分ずつにまとめる「一包化」サービスの過程で出たゴミが半分強を占めるといいます。

田中薬局の薬剤師の男性Aさんは、「お客さんも、簡単に環境問題に励めると声をかけてくれます。意識付けも大事です」と述べます。対象外である粉末状の薬の袋を回収できると間違って持ち込むケースもあることから、回収箱に注意書きを記載しています。

参考:薬のシート回収本格化 2022年からリサイクル実験展開 製薬会社など、横浜で拠点拡大 東京新聞(2024年)

「PTPシート」は使用済みでも軽く、汚れが少ないこともあって、長期保管しやすいメリットがあります。現在はテラサイクルジャパンの倉庫でリサイクルに回る日を待っています。

第一三共ヘルスケア広報部の男性Bさんは、「『PTPシート』で作る薬は、健康を支える様なものにしています」と話し、販売はせず市民に還元する意向を示しました。一連のプロジェクトに手応えを感じ、「それ以外の自治体にも広げたい」とも説明しました。

「PTPシート」に関しては、横浜市も「プラスチックごみ」に分類し、ペレットという粒状の素材にしています。ですが、「PTPシート」が「燃やすごみ」に入れられてしまう場合もあって、リサイクル率の向上が大きな課題です。

近くに住んでいたら、

大いに協力できるのに、と思いました。

私は薬を1日に40錠飲んでいて、それが1ヵ月、それ以上経過すると、相当な数の「PTPシート」が溜まります。

ゴミ回収の日に毎回捨てていますが、この記事を書いていて、「近くに住んでいたら、リサイクルをする面では助けられるだろうな」と思いました。

そもそも自分の中で、「PTPシート」をゴミとして出すのではなく、リサイクルとして回収する、という発想はありませんでした。

とても横浜なんて行けませんが、地元の福岡県の私でも行ける範囲でこのプロジェクトを行うことがあれば、通常はゴミとしてしかなかった「PTPシート」を集めて、回収に持って行ける様になればいいのにな、と思いました。

参考サイト


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