私って。

私って。
何者なんだろう。
何が得意で、何が好きで。
何に没頭し打ち込んで生きてきたのか。
何を目指して生きていきたいのか、たまにわからなくなる時がある。

ほら、よく言うじゃない。
昔は簡単に人を好きになっていたのに。
年々人を好きになりかたがわからなくなってきちゃった。って。

幼稚園の頃は、よく遊ぶ近所の子を好きになり。
それが初恋だったな、なんて。

小学生の頃は、足の速い子が好きなの。
休み時間になるとすぐに外に遊びに出かけちゃうような。
それを窓際からそっと、眺めるの。

中学生の頃は、ちょっとやんちゃな体育会系の君が好き。
席替え、毎回ドキドキしてたっけ。
放課後の教室から眺めるグラウンドが好きだった。

高校生の頃は、勉強ができるあなたに恋焦がれ。
帰り道、わざと遠回りして時間を合わせ電車に乗ったあの夏が懐かしい。

大学生の頃は、サークルや部活、バイト先の先輩に憧れる。
飲み会の席ではちょっと背伸びしておしゃれしてみたり。
先輩の目の前だったらいつもの倍頑張っちゃう。

みたいなね。
うちに秘めた想いとは裏腹に、私の口から出るタイプの異性は「安心・信頼・尊敬できる人」「好きになった人がタイプ」
昔は直感で人を好きになっていたが、今ではそれにまとわりついてくる条件が多すぎるみたい。
自分に素直に生きるのって難しい。

そんなこんなしてるうちに、もう23歳になったわけですが。
いまだに自分ってよくわからないものだなぁ。
この歳になって趣味が見つからない、やりたいことがわからない、特技って、自分の好きなものってなんだっけ、と、模索することになるとは思わなかった。
昔のようにただ無邪気に何かが好きで突き進めるバイタリティやパッション、物怖じしない強い心が欲しい。

新しいことに飛び込むのは誰だって怖い。
新しく好きなものを見つけるのも怖い。
新しい自分の一面を見つけるのが怖い。

今までの自分を否定することになりそうで。
何かが変わってしまいそうで。築き上げてきたものが壊れてしまうような、そんな気がして。

諦めてきたことは全て”挫折”として処理してきた私の人生は、何か理由をつけて言い訳しかしてこなかったような、そんな後悔の多い人生だ。
それは挫折ではなく、”新しい道”を自分で”選択”してきただけなのに。

さてと、前置きがかなり長くなりましたが、昔から変わらず好きなことがあります。
それは、食べること。
一番幸せなこと。

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今ではたくさん食べる私ですが、食べられない時期も経験してきたので、食べたくても食べられない人、食べたくないのに食べてしまう人。
食べることを恐怖と捉えてしまう人。
食にまつわるどんな人の気持ちにも寄り添える自信がある。
どん底を経験し、今のこの幸せな気持ちも経験した私だからこそ伝えられる食の楽しみや、食べることってこんなに素晴らしいんだよと言うことを私なりに記していけたらな、と思う。

どんな相談にだって乗りたい。
食に関するお悩みだって、おすすめの飲食店はありますか、でも、なんだっていい。
少しでも私に心の内を話して欲しい。
そう思い、心理学を独学で学んでいます。

私にできることは、楽しく笑顔で美味しく食べること。
私って。食べる人。

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