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人とのかかわり方②

おはようございます。

ご訪問頂きありがとうございます♬

前回は、【人とのかかわり方①】をお話しさせていただきました。


HSPに限らず、断るのが苦手だと感じている人は結構いるんじゃないかな?って個人的には思っています。前回、「嫌われたくないと思っていることがある」みたいな、少しきつい書き方をしたなぁと反省しています。


けど、これって誰でも少しくらいは感じていることではないでしょうか。

「私は人に嫌われるために生きてるのよ!」

なんて人は、ゼロとは言いませんが、おそらく少数意見だと思うんですよね。なので、もしあなたが

「私はHSPだから…」

と気にしているとしたら、それは全力で否定します!違いますよ。HSPに関わらず多くの人がそう感じていると思うんです。


先日、HSPかもしれないと自分で感じている人にお会いしたのですが、その人は人付き合いが嫌いじゃないのに、いざ話してみると何とも言えない違和感を覚えることがあると教えてくれました。


そして、違和感を覚えると決まって、

「私はHSPだから、うまく人付き合いが出来ないんだ」

と落ち込むそうです。


なので、今話したようなことを伝えたのですが、「しんどい」気持ちがあるのは確かなので、もしこれをお読みいただいているあなたが、HSPだからと思うことで、気持ちがラクになるのであれば、そう思うのはいいと思うんです。


でも、もし自分の気質に落ち込むのであれば、HSPという言葉に縛られてほしくないなと思うんです。


例えば、血液型別の一般的な性格ってありますよね。もちろん、長所もあれば短所もあります。長所の部分は、気にならなくてもどうしても短所の部分って気になりますよね。そして、「◎型だから…」と落ち込みますか?


少なくとも私の周りには、血液型の短所に落ち込む人はいないと思うんです。どちらかというと、諦め?に似た感情の人が多い気がします。

「しょうがないんだよね、血液型は変えられないし」

みたいな。


HSPに関してもこんな感じで、ラクに考えられるようになるといいなっていつも思っています。実際、私自身もHSP気質に当てはまることが多いのですが、落ち込んだりしんどくなったりした時、出来るだけHSPだからとは思わないようにしています。


思うと、自分がどんどんダメな人間に思えてしまうからです。なので、あくまでも私の場合ですが、

「無理しない!」

ということを重視するようにしています。どれだけ頑張っても成果が出ないと人は落ち込みますよね。そして、どんどん無理しようとする場合もあります。


無理することが悪いこととは言い切れませんよ。時には無理してでも頑張らなくちゃいけないこともありますからね。でも、四六時中無理をする必要はないって割り切ることで、自分が置かれた環境に「余白」を作れるんです。


あなたは、ダメな人間ではありません!


そのことを踏まえて、さっそく【人とのかかわり方②】をお話しさせていただきますね。


自己肯定力が低い

HSPの特徴として、「自己肯定力が低い」という特徴があげられます。たとえば、誰かと関わった時、相手と考え方などが違う時、

「自分がダメだからこんな風に考えちゃうんだ」

「人と違う考え方しかできない自分はダメな人間だ」

なんて、つい思ってしまうんです。


考え方って、「これが正解!」というものはほとんどありませんよね。多数決で多くの支持を得た考え方が、実際にやってみたら失敗に終わった、なんてこともありますし。


逆に、たったひとりの意見が大成功を収めることだってあります。つまり、


考え方は十人十色


という言葉を頭に置いておいてほしいんです。ある人の意見と自分の意見が違う時でも決して自分を否定しないでほしいんです。考え方の正解は、あとからついてくるものだと、私は思うんです。


大事なことは、
「まずやってみる」
「結果を予測しすぎない」
「自分の考え方を否定しない」
「自分を否定しない」
ことですよ。


言葉かけの工夫をしてみる

タイトルを見て「誰が誰に対して?」って思いませんでしたか?(笑)

はい。これは、「あなたがあなたに対して」です。


この記事をお読みいただいているということは、少なからずあなた自身、「HSP」を知りたいと思っているんですよね。もしかしたら、あなたがHSP気質かもしれないと思っているんですよね。


ここまでお話しさせていただいた内容で、HSP気質について少し分かってもらえていたら嬉しいのですが、この気質に大事なことは「言葉かけ」なんです。


他人があなたに対して言うものではなく、あなた自身があなたに対して言うもの。もちろん、相手からかけてもらえたら、それは理想的です。けど、なかなかビンゴな言葉かけってもらえないのが現状ではないでしょうか。


ならば、自分に合った言葉かけを自分でしちゃえばいいんです。いわゆる「脳内変換」ってやつです。


たとえば、あなたが落ち込んでいる時、誰かが

「もっと自信持ってよ~」

と声かけしてきたとします。相手はきっとあなたを元気づけるために言った言葉でしょう。しかし、それをこんな風にとらえがちなのがHSPの特徴でもあります。それは、

「自信が持てない自分がダメなんだ」

です。これは、先ほどもお話ししましたが、自己肯定力が低いためです。


ここを、相手があなたを元気づけるために言った言葉だと素直にとらえると、

「そうか!自信を持っていいんだ!」

となります。実際、頭の奥の方では「自信が持てない自分がダメなんだ」とちょっとは考えちゃってても、それは仕方がないことです。ただ、そこをあえて、ポジティブ思考に変換させることで、少しずつ自己肯定力もあがっていくんです。


即実践してみても、即成功はしないと思っていてください。だって、性格がすぐに変えられないのと同じように、気質や特徴なんてすぐには変えられないんですから。


最初は、うまくいかなくてもいいんです。大切なのは「考え方を変えてみよう」とする気持ちです。それを続けていくことで、あなたは、少しずつ自分を肯定できるようになりますから。


時には鈍感になってみよう

HSPって、別名「繊細さん」なんていわれていますよね。個人的には、「ガサツさん」よりいいやん!って思ってるんですけど、あなたはどうですか?(私はHSPですが、少しずつポジティブ思考になってきています)


繊細って、なんだか、柔らかいイメージがありませんか?私は、HSPといわれるより繊細さんの方が気に入ってます。


ただ、そうはいっても、特徴は同じなんですけどね。HSPに大切なことは、この「変換」です。

あなたは、どちらの方が心地よく聞こえますか?

「私は、HSPの方がいい」

「私は、繊細さんの方がいい」

って感じ方は人それぞれだと思います。


あなたが、「いい」と思った方でいいんですよ。


ここでは、一応混乱しないように「HSP」で統一しますけどね。このHSP気質の人は、とにかく敏感に相手のことを察知します。相手が何をどう考えているのか、相手はどうしてほしいのかなどを瞬時に考えようとするので、結果的に疲れてしまうことも多いんです。これが「しんどい」と感じてしまう要因でもあります。


なので、時には鈍感でもいいんです。相手が考えていること、してほしいと思っていることを必死で考えて、それに応えるのって、かなり難しいことなんですから。


「やってほしいと思ったら言ってくれるでしょう」


くらいの鈍感さが時には必要です。


HSP気質の人って、多かれ少なかれ

「言われる前に行動しろ」

みたいなことをいわれた事、ありませんか?これの積み重ねで、気づいたらいろいろ先回りして考える癖がついてしまったという人も少なくないみたいなんです。


もともと「ちゃんとしなくちゃ!」「しっかりしなくちゃ!」と思いがちな特徴があるので、それにプラスして「言われる前に行動しろ」なんて言われちゃったら、そりゃ頑張っちゃいますよね。


けど、ほんのちょっとでいいので、あれもこれも考えるのをやめてみませんか?先回りして考えて行動して、万が一それが予測違いだったとしたら…


きっとあなたは「自分はダメな人間だ」って落ち込んじゃいますよね。そうならないためにも、ほんの少し「鈍感になろう」って思ってほしいんです。

相手がどう考えているのか気になったり、相手の心が見えてしまったりすると、あなたはどんどん自分を追い込むようになります。


HSPにとって、自分を追い込むという行為は、言ってみれば得意分野なんです。けど、あまりいい得意とは言い切れません。あなたが追い込まれていても、それを助けてくれる存在がいるとは限らないからです。


あなたが頑張れば頑張るほど、周りは「この人に頼んでおけばやってくれるから安心」って思ってしまうんですよ。人はラクを覚えると、苦労したくなくなるものですからね。


自分がやりたくないことを誰かがやってくれるなんて分かったら、そりゃ、やってくれる人に頼りっきりになりますよ。頼られることが嫌じゃないという特徴があるのもHSP気質なんですけど、人には「限界」があることも覚えておいてほしいですね。


大事なことなのでもう一度言います!

「時には鈍感になろう!」

気付いてても気付かないふりしていいものにまで全力を出し切る必要がないということを忘れないでくださいね。


HSP気質+性格があなたです!

HSPについてまとめていますが、これはあくまでもHSPの特徴です。

あなたという人は、ここにプラスして「性格」が加わります。今までお話ししてきた内容の特徴であなたは出来ているのではありませんよ。


ここでお話ししてきたことで「人」が形成されたら、HSP気質の人は全員同じ「人」になってしまいます。ここに個人の性格が加わって、初めて「あなた」になるんです。


「はっ?何が言いたいの?」

って思いました?思いましたよね(笑)ここからちゃんと説明しますよ♬


HSP気質の主な特徴は、
「相手がどう考えているのか気になってしまう」
「既読スルーされると不安になってしまう」
「『頑張れ』という言葉を凶器だと感じることがある」
「人と比べて落ち込みがち」


人とのかかわりに関しての特徴はこんな感じです。そこにプラスするとしたら、
「マイペースって何?」
「異性の方が居心地がいい」

ですね。


まず「マイペースって何?」ですが、あなたが考える「マイペース」とはどんなものですか?

人を待たせていても、のんびり自分のことをやってしまうタイプ?

誰かが話してる途中でも、自分が思いついたことがあったら空気を読まないで発言しちゃうタイプ?


これらも「マイペースだねぇ」って言われるタイプかもしれませんよね。でも本来の「マイペース」というのは、


”自分がラクだと感じるペース”


のことです。


HSP気質の人は、この「マイペースでの行動が難しいと感じる」人が多いんです。これは、自分に厳しいといいますか、誰かのことを考えすぎるといいますか、常に「自分は後回し」って考えてしまうからなんです。


それにプラス、あなたの性格が「何事も完璧じゃないと落ち着かない」というものだったら、もうこれは「マイペース」なんて無縁だとさえ感じてしまうかもしれません。でもそれはとても危険です。


あなたはもっと自分を労わってもいいんです。マイペースに罪悪感を抱くこともあるかもしれませんが、決して罪悪感なんて抱く必要はないんですよ。

あなたという人間は、もっと自由になっていいんですから♡


もうひとつの「異性の方が居心地がいい」ですが、これは、同性だとどうしても比較の対象にしやすいという点があります。例えば年齢が近ければ近いほど、相手と自分を比べて落ち込んでしまいやすくなります。


これが、異性の場合、まず性別が違うという点で、明らかに自分と違う存在を認識しやすくなるようです。なので、話しやすいのは異性という場合が少なくないのもHSPの特徴のひとつです。


その結果、「あの人は異性とばかり話してる」なんて陰口をたたかれることもあるかもしれません。これは同性からの「ひがみ」ってやつです。自分に出来ないことをあなたが簡単にやってのけてるような印象を受けるんでしょうね。「何、あの人ぉ~、男の人とばっかり話してるとか、気分悪いわぁ~」なんて、女性だとしたらこんな感じでひがまれそうですよね。


そういう同性からの評価を気にするがゆえに、本当は異性の方が気がラクなのに、それをせず、同性との付き合いを頑張ろうとするのもHSPの人とのかかわりの特徴のひとつです。


でも、同性、異性にこだわり過ぎるとやっぱり「しんどい」と感じてしまうんです。結果的に、やっぱり「自分を追い込む」ってなってしまいます。う~、悪循環(´;ω;`)


HSP気質をあなたの性格でうまく緩和して、人とのかかわりをあなたらしく、あなたが快適なかかわりに変えていけるといいなと思っています。


人とのかかわり方は変えていける

人間関係って、複雑で、そう簡単にはうまくいくものではありませんよね。それは、どんな気質の人でもそうです。


ただ、HSP気質の場合、より過剰に色々考えてしまったりする分、「しんどい」と感じてしまう例は多くなります。これを何とかするためには、やはりあなた自身が「人とのかかわり方を変えていこう」とする気持ちにならないとね。


もちろん、簡単ではありません。いや、むしろ難しいって言った方が近いかもしれません。それでも、今の環境や自分の行動パターン、言動、考えることなどで「しんどい」と感じているのならば、そこは勇気を持って「かかわり方を変えていくぞ!」と一歩踏み出してほしいんです。


チャレンジしてみて、撃沈した~なんてことがあったとしても、

「次はこうしてみようかな?」

と少しずつ変えてみて、自分に合った方法で今の「しんどい」人とのかかわり方を心地よい「マイペース」でできるようにしてみませんか。


今回は、かなり長くなってしまいましたが、最後までお読みいただきありがとうございました。


また次回、♡心♡の休憩室(⋈◍>◡<◍)。✧♡でお逢いしましょう。

次回は、【人とのかかわり方③】です。

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