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お彼岸

9月19日は

秋のお彼岸の入り日ですね

秋分の日(春は春分の日)

を挟んで 

前後3日ずつを

お彼岸といいます。


秋分の日、春分の日は

1週間のうち

真ん中の日なので

お中日といいますね


春、秋のこの日には

太陽が真東から上り

真西に沈んでいくので

昔の人はこの世

(此岸)とあの世(彼岸)が

通じやすくなり

御先祖を供養するのに

適していると思い

お墓参りをして

御先祖の冥福を祈る

と共に、供養して

この世に残された私達を 

これまでと 同様に

お護り頂くことを

お願いするのが 

お彼岸なのです。 


秋は萩の花が咲くので

お萩をお供えし

春は牡丹の花が咲くので

大きなぼた餅を

お墓に供えて

感謝の気持ちを表しました


日本では古来から続けられて 

来たのですが

仏教伝来の本番インドでも

中国でも、お彼岸はないそうです。


日本人の先祖を敬う心から

伝統となった 

行事のようなものなんですね


子供のころ

お萩とぼた餅の

違いも知らなかったけど

餡子が美味しくて

大好きでした


家族で行くお墓参りも

ちょっとした行楽気分でした

(今日は帰りにどこで

何が食べられるんだろう?)

そんなことを

楽しみにしていたのを

思い出します


春のお彼岸は特に

広い霊園の

あちらこちらで

立派な枝振りの

桜が咲いていて

お弁当を持ち寄り

親戚一同お酒も入って 

楽しく盛り上がっていました


幼い私は大人の眼を盗んで 

おちょこのお酒を

ちょっぴり飲んでしまい

真っ赤な顔で踊っていた 

お調子者でした


それもこれも

今は懐かしい思い出

あの世へ旅立った人達が

多すぎて

この世は寂しくなり

浦島太郎のような気持ちにさえ

なってしまいます。


皆、面白い大人達だったなあ

父や母は3度の戦争を

くぐりぬけました。

(日清日露、第1次、第2次)

と日本が戦争した記憶があり 

東京大震災にも遭う

という多難な時代を

生きた人たちですから

ホントに逞しかったですね


明日食べるものも何も無く

着るものもなく

ボロを来て靴下までも

穴を塞いでいましたから 


でもその頃の下町は皆

貧乏でしたから

恥ずかしいとか嫌だとか

考えたことも無く

そんな甘っちょろいこと

言ってらんなかったんですよ


取り敢えず

今日生き延びた

明日のことまたは明日考えよう


そうやって私達の先輩が

頑張って

生き抜いてくれたからこそ 

私達は今ここに、いるのです

自分を大切に

自分も、周りの人も

精一杯愛して

楽しく生きていきましょうね


愛込めて…♪
一日一回、自分の魂を褒めてあげましょう^^

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