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命を学ぶ場 人と生き物の関係

アルバイトとして、北陸のとある牧場にやってきた。休学期間最後の場所。
予定とは違ってしまいましたが、ご縁があったのでこちらにお邪魔しています。

動機

・前から牧場で働いてみたいと言う気持ちがあったこと。

・普段飲んでいる牛乳はどのように作られているか現場を見たい。

・動物がいるところで働いてみたい、命の勉強、自然の中で動物と生きている、生かさせてもらってることを感じてみたい。

このような動機で2日前に決まったこの牧場でのお仕事ですが、
牛舎や施設を案内してもらっただけでも
学ぶことが多く、
身近にあるものだった牛乳や卵だけど、
無知なことが多くて、
たくさん気付かされます。

取り急ぎなので、箇条書き的な感じで書いています。

【卵】
スーパーで売られている白く安い卵は機械化された工場のような場所で作り出されている。
生ませているような感覚だろうか。

平飼い卵(🐓が歩き回れる環境にいる状態)は赤鶏が多い。飼いやすいようだ。
ストレスが少なく栄養価が高い。

生ごみはコンポストをする人も多いが、
鶏を飼っている人はそれらを飼料に混ぜて(玉ねぎの皮は×)🐓に食べてもらう。
卵の殻は味を覚えて共食いが起こらないように
与えてない
ようだ。

とれたて卵は殻が硬く剥きにくいため、
卵に穴をあけてから茹でるといい!

卵を産まなくなった鶏を淘汰し、自分達で感謝を
持って、いただく。
年をとった鶏の肉は硬いため、ミンチにします。


【商品】
ここで作られている商品は添加物が入っていない。
そのため消費期限がとても短い。


牛乳はたったの4日らしい。
それでも、原料からこだわり、自分の食べたいものを作っているようだ。

アイスとクレープを出してくれた。(濃厚で甘い!)
期間中はどれでも無料で食べられるらしい…

【牧場】
日本で1%しかいないと言われる
ジャージー牛を飼育している。

はネズミ避けのために牛舎には必須の生き物
猫がいなくなった日にはネズミがやってくる。

馬の妊娠期間は11ヶ月。
もうすぐ生まれそうな子がいる。

牛は人工授精させてから280日で生まれる。
人と同じで赤ちゃんを産まないと乳が出ないため、
2歳ごろになったら子どもを産ませる。

この牧場はかなり珍しく、牧場に牛を放している
(冬で雪が積もっているため今は牛舎)

牛舎に閉じ込めている牛は5-6年で
息途絶えてしまうが放牧している牛は
20年ほど生きるようだ。
(『しあわせの牛乳』著 佐藤慧)

好きな時に好きなだけ草を食べる牛から出る
乳は栄養が豊か

牛の舌は草を刈れるようにヤスリのように
ザラザラしている。

少ないが、出荷されお肉になることも。
ありがとう。放牧していることから肉は硬いようだ。

【生活】
界面活性剤で川を汚染させないために、
洗い物は基本お湯で落として
無理だったら洗剤を使う。
洗剤やシャンプーは環境に良いものを選ぶ。

鶏たちが食べられない生ごみは堆肥にする。

たくさんの動物に囲まれたいと言う牧場主は
犬4匹、ネコ2匹、ウサギ2匹、カメ、ニワトリ、牛、馬、ハトを飼っている。

生まれて1ヶ月のシバ

なるべく動物に負担をかけないように、
環境に、人の健康に気を遣っている牧場で
明日から働く。

6:30から始まる。結構体力的に大変みたい。

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