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Album ‘ENMA’ episode Day4-最終回 ‘Iron Veil’

 2020年8月にリリースした3曲入りEP'ENMA'のエピソード
最終回!! 3曲目の’Iron Veil’ です。

クルベラブリンカのアルバム・エピソードも今日が本当の本当に最後です。
最初のエピソード投稿 (facebook)は2014年のアルバム『ブランコ』でした。長きに渡りお付き合いいただいて感謝しています。
ありがとうございました。

 『イントロ』にも書いた通り、この曲は、2020年4月にデモ音源をBandcamp、5月にはYouTubeにも公開していたので、8月に3曲入りEPの1曲としてリリースした時にはお馴染みの曲になっていた方もたくさんおられたと思います。
歌詞の内容はCovid-19にやられている人類に触れているんですけど、この歌詞を書いた当時(2020.4月)より、今(2021年4月)の方が、変異株の出現で状況は逼迫しています。こんなことになるとは知らずに書いていましたけど、一刻も早く過去の出来事を歌った歌になってほしい。

 曲の構成などはDemoと変わらないんですけど、今回は本番レコーディングなので、ドラムスの打ち込みを広美が気合入れてやってくれました。
Demoにはなかったフィルも沢山入れてくれたんですけど、広美の打ち込みはH.H(ハイハット・シンバル)がずーーっと鳴ってたり(^0^)、割と大雑把なので、リアルに演奏する場合には鳴っているはずのないH.Hをカットしたり、フィルを歌に合わせて修正するのは私の仕事です。
幸い私と広美は同じドラムス・ソフトを持っているので、広美にMIDIデータを送ってもらったら、こちらで修正するのは容易です。
とは言っても、こういう作業ってものすごく時間がかかるんですよね。
ホントにね。好きでもキツイ作業です。
リアル演奏派の私には余計に、、、
なんだかやっていて悲しくなってきます(そんなこと言っちゃいけないね。いやでも、ほんとにね。。。)

 2018年の ’The Deepest Place’というアルバムでは、クリック無しのスタジオライブ的に録ったヒューマニズム溢れる作品をリリースして、今後はこの方法でやっていこうと決めた途端、2020年のCovid-19襲来により、打ち込みで作品を出すしかなくなり、ライブ会場にお客様をお呼びすることも断念し、2021年4月末日をもって赤尾のプロジェクト KRUBERABLINKAは幕を閉じるわけですが、思えば1stアルバム’Kruberablinka’ を2011年11月にリリースしてから10年間、実に多くの方々に支えていただきました。
当時、既に50歳だった私は、急ぎ足ではありましたが、作りたいアルバムやEPをバリエーション豊かに作ってくることができました。
でも、これはのんびり屋の私にとっては『奇跡』としか言いようのない結果なんです。
 この奇跡に貢献してくださった鈴木広美氏には心より御礼申し上げたい。
彼はギタリストとして優れているだけではなく、作曲、編曲において素晴らしい才能を発揮してくださいました。
彼と組んでいなければ、こんなに自由自在に作品を作り出すことはできなかったでしょう。

 そしてもうお一方。
バンド結成当初から、2019年11月2日 四谷ソケースロックでのクルベラブリンカ最後のライブまで、アルバムやTシャツ、Web、グッズのデザイン、ライブ中の撮影(Movie, Still) 、動画編集、移動の際の運転や車両の段取りまで、 一切を取り仕切ってくださったスタジオ・オルフェ 竹井一孝氏にも、心より御礼申し上げます。彼は鈴木広美の高校時代からの友人で、ひとつひとつの仕事を、愛情を持って進めてくださり、広美のみならず、私にとっても掛け替えのない存在でした。

どうもありがとう。

2021年4月28日
赤尾和重

そうだ!
今日は赤尾のHP上の『バイオグラフィー』を一新したのでお時間ある方は覗いてみてくださいね。相変わらず古いソフトで作成してるので、スマホでは見えないようなちっちゃい字です、ごめんなさい。
こちらです↓↓↓

(アルバム収録曲)
1:ENMA
2:Blame Of Storm
3:Iron Veil

(Musicians)
赤尾和重 KAZUE AKAO : 
Vocals, Mix and Mastering

鈴木広美 HIROMI SUZUKI: 
Guitar and MIDI manipulation

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ほな バイちゃ💓