【グルメ】弘前アップルパイ2種〜オークレール・クローヌ〜
弘前に数多くあるアップルパイ。
今回は市内よりすぐりの品を食べられる、藤田記念庭園にある大正浪漫喫茶室で2種類の食べ比べをしてきました!
弘前公園に隣接する藤田記念庭園は、同市出身の実業家・藤田謙一が大正時代に別荘として建てた場所です。赤いとんがり屋根のある洋館は現在藤田氏の資料室と大正浪漫喫茶室として利用されています。
この喫茶室は洋館の雰囲気と庭園を眺めながらお茶ができるスポットとして、地元民だけでなく観光客にも非常に人気です。私が伺った日も外国人観光客の方々が多くいました。
ここでは最大9種類の市内各店のアップルパイが楽しめます。お休みの品などもあるのでInstagramなどで最新情報をチェックしましょう。
喫茶は室内席と庭園が見えるテラス席があり、テラスはいつも人気です。
そして私が今回選んだのは、弘前駅前のアートホテル内にあるオークレールと、松森町にあるクローヌ洋菓子店のアップルパイです。
まずはオークレールから。
薄いくし切りにされたりんごがキレイに並んでおり見た目に上品さがあります。りんごに上掛けされたゼリーで光沢があり美しいです。
ナイフで切るとパイはサクッと軽く、りんごはスッと刃が通ります。
"ふじ"を使っているためほどよい甘みがあり少しシャキシャキとした食感も残っています。さっぱりと食べられて、一緒に飲んだ紅茶とも相性抜群です。
続いてクローヌ。
ころんと丸い可愛らしい形です。ナイフを入れた瞬間バリバリ・ザクザクと音がして少し硬めの感触。中は煮たりんごとアーモンドクリームが重なっています。
りんごは柔らかく酸味が少しあります。アーモンドクリームは主張しすぎず、りんごと上手く調和している印象です。パイは食べ応えのあるザクザク食感で、キャラメリゼするくらいよく焼かれており甘く香ばしいです。
今回の2種類は対照的な見た目・味・食感で、どっちも美味しいし個性があってとても素敵でした。
普段は各お店に行かないと食べられないものが、数種類の中から選べてしかも特別な空間で味わえるなんて贅沢だなと感じました。
弘前に来たら庭園も喫茶室もぜひ寄ってほしいオススメスポットです。