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AI時代だからこそできる仕事"3選"

こんにちは!新年あけましておめでとうございます。山田明音です。

まだまだ寒い日が続いていますね。皆さんはいかがお過ごしですか?私は2020年に入り、4月から社会人として働くまで残り2ヵ月半しかないことに、焦りを感じまくっている今日この頃です。早いうちから活躍できるキャリアウーマンになるべく、今残された学生生活を大事に過ごしていこう…

そう思う反面、AI時代が到来している現在において、私の働く場がすぐになくなってしまうのではないか?やりたいと思った仕事でも、AIが全て人から奪ってしまうのではないか?そんな疑問があります。もちろん人の代わりにAIが仕事をやってくれたら楽ですし、労働時間も短縮できるでしょう。しかし、こんな仕事やあんな仕事もしてみたいと、たくさんの欲望に満ちた私にとって、AI時代到来は夢を奪われるようなものなのです。

そこで私は考えました。

「奪われるんじゃない、つくるの」(ブルゾンちえみ風)

どうも、気持ちは、キャリアウーマンです。

うーん。もう古いかな……笑

とにかく、なくなってしまうなら自分がやりたい仕事を新しくつくってしまえばいいじゃないか。そう思ったのです。なので今回は、『AI時代だからこそできる仕事"3選"』を勝手に考えていきたいと思います。

なくなる職業ランキングなんてものがある

まずはこちらをご覧ください。

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これは英オックスフォード大学でAI(人工知能)などの研究を行うマイケル・A・オズボーン准教授が2014年時点で「10~20年後にはなくなる仕事」として予測したものです。彼は米国労働省のデータに基づいて、702の職種が今後どれだけコンピューター技術によって自動化されるかを分析を行いました。

5年ほど前の記事にはなりますが、今よりAIが発達していない時代からこれだけの職業がなくなってしまうと考えられていたことにまず驚きです。また、これら職業の消える確率は全て90%以上であり、ほぼ確実になくなってしまうことが考えられます。これからこの職業に就きたいと考えていた、小さい頃からの夢だった人などにとって、この予測はかなりショックでしょう。

1位 電車運転士、経理事務員
3位 包装作業員、路線バス運転手
5位 じんかい収集作業員
6位 郵便外務員

9位 学校事務員、ビル清掃員、銀行窓口係、計器組立工、金属製品検査工

上記のランキングは、2018年6月22日発売の女性セブンにおいて発表された「20年後になくなる(可能性のある)職業ランキング上位トップ10の結果です。オズボーン准教授のデータと比べると、技術者や事務員といったところは人にとって代わることが予想されているが、近年になり電車やバスの運転手といった職種も車の自動化やその安全性向上により上位にランクインしてます。また、10位以下にはなりますが「調理師」「プログラマー」「航空自衛官」などいずれも90%以上の確率でなくなるだろうと予測されている。

これら結果から考えられることは、主に人や物をどこかへ移動させたり、単純に繰り返し行うような人の仕事が、今後AIの活躍する仕事へと代わるということです。あらかじめやることを覚えさせ、そこからパターンを増やしてあらゆる方法にも対応できるようにプログラムをしていく。このように、人より正確に効率よく仕事ができるのがAIの強みではないでしょうか。

ではAIの弱みは?その弱みこそ、人がAIに負けず、人が活躍していける仕事になっていくでしょう。

ここはAIに負けない!

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精神科医、言語聴覚士、中学校教員、外科医、教育カウンセラー、バーテンダー、助産師、ゲームクリエイター、旅行会社カウンター係、フードコーディネーター

上記の職業は、先程の女性セブンにおいて、なくならない職業ランキングトップ10に入る職業で、いずれも0.2%以下となくならない可能性が低いです。

ここから分かるのは、行動をパターン化し、正確に物事を行うAIに対し、人が負けない、人にしかできないことは、創造性や独創性、他者への人間的な理解だということです。いくらこれが正しいと計算から導き出されたものとしても、その可能性に対して疑う、もしくはこの人にとって本当に正しいのか疑問を抱く行為はAIにはできません。人と人とがよく話し合い、共通理解を必要とする仕事は人しかできないことと言えるでしょう。

また、仕事に対するモチベーションが変化することも人にしかできないことだと考えます。ただやるかやらないか、機械の電源を入れたら仕事をするAIに対して、人は初めから頑張って取り組んでいる人もいれば、ただ何となく稼ぐために働く人もいたりする。それでも何かがきっかけで心動かされ、自分の力以上の成果が出たり、新しくやりたいことが思い浮かんだり、誰も想像できないことを実現する可能性を秘めているのが人ではないでしょうか。AIだって人が新たに生み出した技術であり、日々人によって進化しています。そんな可能性があるからこそ、AIに仕事を奪われたなんて言わず、次はどんな仕事が生まれるのか考えたいと思います。

私が考える『未来の職業"3選"』

1.ロボットに代わって謝る謝罪職

なんで謝罪?と思うかもしれませんが、これはAIやロボットのミスをその利用者に謝罪する職業です。現在の状況から考えると、10年~20年後には多くの公共施設や家庭など行く先々にAIやロボットがあることが予想されます。その中で、利用していたら動かなくなったり、プログラムに不具合が出て事故につながったなどの不備が発生するでしょう。そんな時、謝るのはそのAIやロボットを作った人です。しょうがないと思う人もいるかと思いますが、先程も述べた通り、人と人同士は感情を理解し合い、仕事を成立させることができます。しかし、AIやロボットにはなく、細かいニュアンスや相手に合った謝り方、誠意の見せ方が分かりません。次のビジネスにつなげ、技術向上、お客様への信頼を得るためには必要なのではと考えます。

2.人生を共に考えるカウンセラー

少子高齢化が進んでいる日本ですが、長寿大国でもあります。今は100歳くらいまで生きる方も少なくありません。現在も医療や介護の技術が進歩し続けているので、将来は150歳、200歳まで生きる方が存在することも考えられます。そうなると、これまでの人生とは違い、生きている間にやれることが増え、人生設計が変わるでしょう。そして、AIの発達から新しくチャレンジできることも増えるのではないでしょうか。そんなとき、人生設計の手助けをしてくれる人がいれば、話を聞き出して、その人に合ったやりたいことの提案、何をどれくらいやるのか明確化させることができます。多様化している社会の中で選択肢を提案する仕事は、人それぞれ違うニュアンスをくみ取り形にできる人だからこその仕事だと思います。

3.表現の幅広がるVR作家

既にVR(バーチャルリアリティ)が存在し、ゲームやコンサートのリアル感を様々な場所で体験できる状態にあります。しかし、まだまだその規模は広がっておらず、社会のあらゆる場面で利用するまで至っていません。それは、VRが視聴者側が決めた視点で見ることができるため、これまでの映像とは違うVR専用の映像を作らなければいけないからです。これが将来できるようになれば、VRに特化した作品を作ることも可能になり、スマホやテレビで見る映像よりも、よりファンタジーな表現でも視聴者側は想像つきやすく楽しむことができると考えます。もちろんVRに限らず、新しいデバイスが出た際もそのデバイスだからこそ表現できる世界観を表現する作家の必要性は高まるでしょう。

人は理解し合い、考え続けることができる生き物だ

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なんとなくこんな仕事があったら面白いなと考えてみましたが、その中で私含め、人が今後活躍していくために必要なのは以下のことだと考えます。

①AIをよく理解し、管理をする!責任を持つ!

どんなにAIが発達し、人より正確に仕事をしたとしてもミスが必ずしも出ないとは限らないでしょう。そしてミスに対してのお客様への対応や原因究明措置は人でなければ、人の個々を動かし、相互理解を得ることはできません。最終的にその理解から生まれた信頼関係が、今後自分が活躍するフィールドへ導いてくれるのではないか。

②多様化する中で、必要なことを取捨選択していく!

新しい技術は常に私たちに多くの可能性を広げ、価値あるサービスを提供してくれます。スマホもそのうちの一つです。しかし一方で、どれが自分にとって合うものなのかが分からなければ、効率よく自分のやりたいことをこなしていくことができません。そして、最終的に自分が将来どのようになりたかったのか、迷走してしまう可能性があります。そうならないためにも、AIを始めとし、自分にとって必要な情報を理解する、そしてその中から選択することが、本当に自分が活躍するべきところへと行くチャンスをいち早くつかめるでしょう。

思考を止めるな!アイデアを出し続けろ!

先程のランキングや①と②をみても分かる通り、仕事をAIに奪われたなんてことはありません。それらを管理する仕事も、どれを使って仕事をしていくか決めることもこれから必要になります。特に0から新しく生み出し、提案する仕事は、目まぐるしく変化する今も、これからもずっと必要なのです。

これからさらに技術が進歩し、ものすごいスピードで社会が変化することで仕事がなくなっていくことが予想されます。しかし、奪われた、もう駄目だなんて思う必要はないのです。だって私たちには、相互理解で信頼関係を築き、考え続けることができるのだから。