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akaneおすそわけ郵便 第二十一回「一年の目標を立てない」

今年は、一年の目標を立てない。

何故なら、私が目標を立てると全力で叶えてしまうから。

え?それで、いいのでは?と思った方、よくご覧ください。「叶って」ではなく、「叶えてしまう」なのです。

私はおっとり刀で人より出足が遅い分、こうと決めたら猪突猛進、力づくで押し出し勝ちが多い。結果、目標は叶うのだが、どこかに無理が残る。

具体的な例で言えば、一昨年の元旦に「今年は、結婚します」と言って、一年ずれたものの、去年、結婚し、やっぱりお互いに無理が重なって半年余りで離婚という流れ。

今しみじみ思い返してみて、これは「目標」だったのがいけなかったのではないかと。

目標って、肩に力が入っている感じがする。こうならなければならないとか、こうあるべきと云う、使命感や義務感の匂いが漂っている。

だから、途中で「これ、違うんじゃない?」と自分の心や身体から疑問が湧いてくる。私はその声を聞き取ることは出来るのだが、「いや、これで道は合っているから!」と強引に説き伏せてしまうのだ。

結果、「目標は達成したけれど、何だか違う、楽しくない」になる。

そんなわけで、今年は目標を立てずに、その時、したいと思ったこと、自分にとって大切だなと感じたことを、直感に従ってやりたいと思う。

こう書いただけで、大分、気が楽になる。ワクワクする。

今日は母と二人、昼近くに起きて、氏神様にも教会のミサにも行かなかった。新年の挨拶をして、お年玉を交換して、おせちを食べて、あとは各自自由にしたいことをした。母は、録画していた紅白歌合戦に夢中。私はスマホをベッドに持ち込んでゲームと昼寝。

今までは、元旦早々ダラダラ過ごすなんて、と思って来たけれど、今年は思い切って習慣から距離を置いて、やりたいことを自分に許してみた。

そうやって好きなことをしていたら、自然と二人とも笑顔になって、笑い合えるのが何より幸せだなぁと思った。

母が「お正月の日本橋は、雰囲気がよさそうだね。」と言うのを受けて、私が「着物を着て行きたいなぁ。」と応える。母が年末にカラオケに行きたいと言っていたのも思い出し、「着物でカラオケもいいんじゃない!」と盛り上がる。

自分がしたいことをして楽しんでいると、次にしたいことがまた浮かんで来る。したいことの積み重ねで、自然と道が開けていくのを、今年は楽しみたい。

【今日の一枚】外苑前にある、アート雑貨と書籍の店、on sundaysのポストカード。高校生の頃、本でお店の存在を知り、憧れて通い始めたのが、私がポストカードを集めたきっかけです。洋書の画集や写真集は高くて何冊も買えないけれど、好きなポストカードを集めたら、自分だけのお気に入りの作品集が出来ると思い、とても嬉しかったです。

【akaneおすそわけ郵便】は、大橋あかねが三十年以上かけて集めたポストカードに、自分の日常や愛するモノについてなど、その日の気分で書きたいことを書いて郵送でお届けすると云う企画です。こちらは、そのnote 版。今日もおつきあい頂いて、ありがとうございます。

皆様にとって、よろこびに溢れた一年になりますように。

(C)akane ohashi 2019, 2020

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毎日、書く歓びを感じていたい、書き続ける自分を信じていたいと願っています。

お読みくださって、本当にありがとう。
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「他愛ないけど、愛はある。」日常と偏愛をおすそわけする日記エッセイを書くのが日々の楽しみ。詩集『ひざまずく光』と オトボケ母娘の『ナソナとイソ二劇場』マガジンも有り〼。本、美術、オヤツ、お洒落、母、役に立たないことを愛する五十路。
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