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おすそわけ日記 128 「もうすぐ今日が終わる」

今日も早起きした自分に、感動を通り越して、細胞レベルで何かが変わっているんじゃないかと思う。

ベッドの中でAFPの朝活に参加して、今、私が欲しいのは恋愛めいたものだな、と感じる。


アマゾンプライムで昔見ていたアニメ『彩雲国物語』を延々と見返す。中国王朝風の舞台で、貧乏貴族の娘である主人公が王様の教育係として妃になるラブコメ。

あー、私、今、こう云う少女漫画的なときめきが欲しかったんだなぁと嬉しくなる。

しかし、途中から、主人公が女性初の官吏として活躍する方に焦点が当たって、政(まつりごと)がメインなシリアスな話になって行くのであった。

「男性と張り合うのではない、女性としてのやり方」とか、私のAFPでの学びに近いですねと頷きつつ、この物語で一番人気なのが、並居る美形男性陣ではなく、主人公なのもわかるなぁと思う。

私的には、主人公のことが好きでたまらない王様の健気さが、今は可愛い。本当は、主人公を守り続ける側仕えの護衛の彼が好きなんだけど。好きな人の夢のために法律改正に頑張る姿を見ていると、思わず、王様がんばれ!って応援しちゃうよね。

「なんで、片思いって応援したくなるんだろう?」


陽が落ちる前に公園に散歩に出かける。

広々としている場所に出たら、突然、回りたくなって、大昔に習っていたフラメンコのターンを繰り返す。

スニーカーでも足元が覚束なくて、どうやってヒールで回っていたんだろう?何より、痩せないとダメだな、と静かに散歩に戻る。


少し、陽が傾いて、私が撮りたい空になっている。

「この静かに満たされた感じと、心が掴まれる切ない感じと、手が空を切る狂おしい感じは、何?」


もうすぐ終わる今日、心に疑問を並べたてたまま。


【今日の一枚】空ばかり見ています。子供の頃から、見上げた空の美しさに、自分が生きていることを確認していました。今日のタイトルは、BGMにしていた嵐の『Sugar』の歌詞の一節から。一日の終わりではなく、その前なのが、少しの思わせぶりを感じさせてくれて好きです。

【#つづく日々に】のタグをつけて、日常で心ときめいたことを投稿する企画をはじめました。日常のよろこびをみんなでシェアしあって、笑顔が増えたら嬉しいです。

今日もおつきあい頂いて、ありがとうございます。

毎日、書く歓びを感じていたい、書き続ける自分を信じていたいと願っています。