おすそわけ日記 37 「快さの先」

自分の体をさする。

快いところを探して。

今は、髪と頭に触れているのがいい。

頭蓋に沿って、髪の感触も味わいながら、両手で撫でさする。

満足するまで。

頭と髪が気持ち良さを感じているうちに、手の内側に意識が行く。

触れられる私と触れる私が存在している。

そのことが私の輪郭をはっきりとした物にする。

気づけば、与えていると思った手の内側も感じていて、

私が一つに溶けあう。

自分自身がここに在る平安と身体の快さの綯交ぜに居る。

その先はわからないから。

まだ、このままで。


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今日は何もしたくないと自分を閉じていたのですが、こんな時間を過ごしていたら、ふと力が抜けて「やってもいいかな」と云う緩みを受け取りました。その途端に、面白いことが舞い込んできて、それはまた後日改めて。

今日もおつきあい頂いて、ありがとうございます。

毎日、書く歓びを感じていたい、書き続ける自分を信じていたいと願っています。