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「内向型」がこの世に感じる『生きづらさ』とその「強み」

1.そもそも「内向型」とは何か

「内向型(性)」とは、1921年にスイス人心理学者の
カール・グスタフ・ユングによって
「外向型(性)」と共に発表された人格心理学の用語です。

簡単に言うと

この世の人間は「外向型(性)」と「内向型(性)」の2種類の人間がいる

とし、今回取り上げる「内向型(性)」は
以下の特徴を持っているとされています。

*人付き合いが苦手
*行動に移るまでが遅い
*少ない刺激で満足する
*興味・関心が無いことには対応が雑になる
*人の目が気になる、人前で話せない

5つほど特徴を取り上げてみましたがいくつ該当したでしょうか?
3つ以上該当しているのなら、読んでいるあなたは
「内向型(性)」の可能性があります。

特徴はどれも良くない印象を与えるものですが、
そもそもこの内向型は珍しいものではなく、
3人に1人はこのタイプだと云われています。
現に私もこのタイプであり、様々な要因も重なって、
非常に苦しい子供時代を過ごしました。


2.この世は「外向型」基準

3人に1人の確率で該当する内向型。
但し、この世は大多数の外向型の作ったルールで構成されています。

例として小学校などで良く言われる

「友達をたくさん作ろう」
「積極的に発表しよう」
「外で元気に遊びまわろう」

は明らかに外向型向きで、内向型の特性上
簡単にこなせるものではありません。
内向型にとって苦手と感じるものがこの世の「正解」だと押し付けられて、
自信などつくはずがありません

外向型の様に振舞おうとして仮面をかぶっても、
仮面を外せばどっと疲れて何も意欲がわかなくなる。
そんな日々の繰り返し。

これは仕事にも言えることで、内向型の人間は「会社で働く」という
やり方がまず向いていません。

私は、大手自動車メーカーの子会社で事務として働いていましたが、
同じ部屋で「他人」が上司からお叱りを受けているのに、
「自分が怒られている様に感じて」しまい、
徐々に勤務するのもつらくなって半年ほどで辞めました。

又、大手プライズ製造販売会社での一部ラインの生産管理を
請け負う仕事をやった事もありましたが、
余りに多い仕事量・それをこなす為にかかる膨大な時間に
心は日に日にやつれ、家にいる時は良くても、
いざ仕事場に向かう電車の道中で体調が悪化

最終的に「適応障害」という診断をいただくに至りました。

この二件に共通するのは内向型の
「必要以上の刺激に過剰反応し、疲弊する」こと。
元来、自分一人で済むような「弱い刺激で満足する」
内向型にとって地獄ともいえる環境です。

その上内向型の人は自分に自信が持てないという特徴もあり、
外向型への憧れも手伝って必要以上に頑張ろうとします。
出来ないと分かっていて努力するのは、
かえって己を追い込むだけなので辞めましょう。

弱点を「克服する」のではなく、
弱点を「強みに換えて伸ばす」ことを考えてみませんか?


3.内向型であることを自分の「強み」に

内向型であると、一人になって深く考えることが良くあるため
自分の弱みに気付くことが多々あります。
ですがそれは裏返せば強みであり、
自分で自分の強みに気付くことができるという訳です。


最初に説明した内向型の特徴を例にみてみましょう。

*人付き合いが苦手 → 特定の人物と深く人付き合いを築ける

*行動に移るまでが遅い → リスクを踏まえて慎重に行動できる

*少ない刺激で満足する → 一人で過ごすことが苦にならない

*興味・関心が無いことには対応が雑になる → 自分の興味・関心を突き詰めることができる

*人の目が気になる、人前で話せない → 頭で深く考えてしっかりとした答えを導き出せる


強み=長所、ですから弱みを改善しようとやっきにならず
一度弱みをひっくり返してみましょう。
目の前が少し開けるかもしれません。

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最近己が内向型+マルチポテンシャライト+HSPと気付いたモンスター好きなアーティスト。 知識や経験から得た気付きを「自分」と共有したくてnoteをはじめる。
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